卒業生紹介(出口 拓哉さん)

出口 拓哉さん

文学部 人文学科 学校教育メジャー 2015年度卒業
香川県 綾川町立綾南中学校 教諭

■学生時代はどのような学生でしたか。また大学生活で印象に残っていることは?

サッカー中心の生活を送っていました。地元が岡山だったため、毎日電車通学をしていました。瀬戸大橋が渡れなくなった時には、下宿している友達の家に集まり夜遅くまで遊んだことはいい思い出です。教員の免許状は、小・中・高すべての職種を取得したかったので、講義は真剣に聞き、空きコマなどを利用して図書館で勉強をしていました。サッカー以外で印象に残っていることは、ピア・リーダーの活動を通して、先生方や先輩から後輩まで、たくさん人と繋がりを持つことができたことです。


※ピア・リーダー:ピア(peer)とは英語で“仲間”を意味する。入学して右も左もわからない新入生に対し、不安や孤独感を抱かずとも済むように学生生活や授業のことなど、適切なアドバイスや相談相手となるために養成課程を経て、選ばれた学生がピア・リーダーとなる。新入生オリエンテーションをはじめとする学内イベントなどの中心的な役割を担い、オープンキャンパスなどで訪れた高校生の案内役をも行っている。

■大学時代の経験は、現在どのように活かされていますか?

ピア・リーダーの活動では、個に応じた対応や人間関係づくりの方法を学べたことです。様々なアルバイトを経験して、自身の経験値が高まりました。その経験から、生徒に語り掛けることができるようになっていったと思います。

■現在の職業を選んだきっかけはなんですか?またどのようなことをしていますか?

昔から人を教えることが好きで、子どもの成長を間近で見られることができうれしいからです。小学校で3年間勤務して、2019年度から綾南中学校に勤務し現在は1年生の担任をしています。教科は国語を教えていて、生徒会の担当もしています。生徒会では、学校全体の中心として活動したり、学校行事の企画・運営をしたりしています。部活はサッカー部の顧問をしています。

 

■現在の仕事での魅力や喜び、苦労したことはなんですか?

日々子供たちの成長を間近で見ることができ、生徒自身が考えて行動できたり、本気で何かに取り組んだりする姿が見られることに喜びを感じています。学校では生徒個人に応じた指導が求められ、学力や運動の得手不得手などに考慮して声掛けや対応を行う必要があります。中学校では生徒と一緒にいる時間が少ないのと、進路を見据えた指導をしていくため、生徒との距離感が微妙に異なり、小学校から中学校へ異動した当初は苦労をしました。

■就職してから社会に出て必要になる力はなんですか?

人間力だと思います。学校関係者はもちろん地域の方々、保護者、生徒など様々な年代の人々と関わることになります。その時に、その場その場に応じた言動ができるか、自己開示ができるかなど、今までどのように生きてきたかが試されているように感じます。

■これから社会に出ていく後輩に、先輩としてメッセージをお願いします。

人生は本当に『人とのご縁』だと、社会に出て日々感じています。学生時代の今だからこそ様々な場所に足を運んだり、様々な人々と関わりを持ったりすることができると思います。「この人は苦手だ」とか「自分とは考え方が違うから合わない」というように自分から壁を作るようなことはなく、そのような人々との接し方を学んでほしいです。そして、「つながり」を深め、「ご縁」を紡いでいってほしいと思います。

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