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学院クリスマス礼拝、燭火礼拝を行いました。

12月16日(金)、学院クリスマス礼拝と燭火礼拝を行いました。

学院クリスマス礼拝では、ハンドベル・クワイアと清泉礼拝堂聖歌隊、ヴァイオリンの演奏で「きよしこのよる」を歌いました。
社会福祉学部教授得永幸子先生は、「クリスマスの喜び」と題して、クリスマスにイルミネーションで光を灯す理由、イエス・キリストの誕生について話してくださいました。

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燭火礼拝では、ハンドベル演奏とともに参加者全員のキャンドルに火が灯され、礼拝堂内があたたかな光に包まれました。
学院クリスマスに引き続き、得永幸子先生が「星の光ったその晩に」と題して、先生自身のクリスマスの思い出やイエス・キリストの誕生を告げられた羊飼いの話を通し、神の愛について話してくださいました。
讃美歌「きよしこのよる」と「もろびとこぞりて」を全員で賛美し、クリスマスを祝いました。

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『人との関わりの中で学ぶこと』

社会福祉学部 地域社会と福祉実践メジャー 生田咲さん
期間:8月7日~8月14日
授業名:外国事情Ⅰ(韓国)
活動内容:日韓大学間交流プログラム(韓南大学校訪問)

●「外国事情Ⅰ(韓国)」を受講した理由を教えて下さい。
――留学をしてみたいと思っていたんですけど、今まであまり機会がなくて、短期間だけでも行けたらな、と思っていました。大学に入学した時くらいに、先生が福祉の実習で海外にも行こうと思えば行ける、というようなことを言っていて、最初から海外に実習で行くのは怖いし抵抗があったので、違う形で海外に行ってみたいなと留学に興味を持ちました。自分のバイト代で行ける範囲がよかったので、一週間だけですけど、今回行ってみようかな、と「外国事情Ⅰ(韓国)」の受講を決めました。

●韓南大学校ではどんなことをしましたか。
――お互いの国の文化について発表するセミナー発表がありました。事前に、日本の文化について発表するためのテーマを決めて、発表の準備を日本でしていました。私たちは、日本のよさこいの踊りやK-POPのダンスを披露したり、日本で流行っている韓国の歌などについて発表しました。発表する時、まとめる人と踊りを教える人、写真を撮る人で分かれて、私は写真を撮るのが好きなので、写真係をしました。韓南大学校では、セミナー発表がメインで、あとは韓国の観光というか、社会科見学のようなものを韓南大学校の学生と一緒にしました。百済歴史文化館、正陽門、天政門など、韓国の歴史ある建物を見学したり、韓国の伝統衣装チマチョゴリを着たり、待ち時間にはカフェに行ったりしました。百済歴史文化館では、韓国の昔の家の造りをそのまま展示していて、家が藁だったり、時代劇に出てくるような造りだったので、見ていてすごいなと感じました。時代劇のワンシーンを見ているようで楽しかったんですけど、とにかく暑かったです。
最初、韓国語については、「こんにちは」とか必要最低限の言葉だけしか教えてもらっていなかったので不安がありました。でも、一緒に行っていた学生が韓国を好きな子ばかりで韓国語も分かっていたので、あまり不便はありませんでした。韓南大学校には日本人の留学生もいたので、その人に韓国語を教えてもらいながらコミュニケーションをとっていました。

●日本と韓国の違いはどういうところで感じましたか。
――韓国料理は辛さの度合いが日本とは違いました。最初はすごく辛くて胃がびっくりしてたんですけど、3日目くらいからは慣れて辛いものも食べれるようになりました。ビビンバやラーメンが日本の味とは全然違っていて、びっくりしました。あと、隠れ家みたいなところにトッポギを食べに行ったんですけど、壁一面に落書きがしてあるのには驚きました。どのお店に行ってもそういう落書きがあって、日本ではありえない光景なので、すごいなと思いました。あと、物の値段がとても安かったです。食べ物は安くて量が多くて、服も500円とかで買えたりしたので、けっこう買い物を楽しみました。日本と比べてタクシー代もすごく安くて、割り勘したら一人50円とかで乗れました。でも、運転がすごく荒かったので、少し怖かったです。韓国ではみんなタクシーをよく使うみたいで、日本では見られないくらいタクシーの数が多かったです。
一番驚いたのはトイレです。紙を流さずにゴミ箱に入れるので、臭いも気になりましたし、韓国に行ってすぐカルチャーショックを受けました。一週間経っても全然慣れなかったです。

●新しい発見や学びはありましたか。
――韓南大学校の方たちと接していて、言葉が分からなくても、口調や表情で感情は伝わるということを実感しました。また、私にとって初めての韓国で、言葉、文化、習慣などすべてにおいて新鮮で、自分の視野がぐんと広がったと思います。

●今回の体験をこれからの将来にどう活かしていきたいですか。
――将来、福祉の仕事をするにしても、福祉以外の仕事にしても、色んな人がいると思うので、そういう意味では今回色々な考え方や人、文化に触れることができてよかったと思います。人との関わりの中で色々なことを学べたので、これから、もっと色んな人を見てみたいと思いました。

●留学や海外での文化交流を考えている後輩へアドバイスやメッセージがあればお願いします。
――カルチャーショックは多少あると思います。でも、海外の人との考え方の違いなども受け入れて、楽しくやった方が良いと思います。せっかくお金を払って行っているので、やり残すことがないように、自分がやりたいことをやって帰ってきて欲しいです。
楽しんだもん勝ちです!
生田咲さん

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*外国事情(韓国)
1978年にはじまり長い伝統を築きあげた、四国学院大学と韓国の姉妹校韓南大学校の共催で行われる日韓大学間交流プログラムです。具体的には、夏休みの1週間、韓南大学校を訪問し、韓日国際学生セミナ-に参加し、また韓国各地を訪ね研修を行いながら、両大学の友情を深め、日韓両国の友好親善交流を行います。日韓の国境を越え、新しい友人との出会いを楽しみ、韓国研修を希望する学生の積極的な参加を期待しています。4~7月に週一回のペ-スで準備会を行い、あいさつ韓国語、韓国事情の勉強や旅行に関する情報交換を行いながら、夏休みの訪韓に備えます。

本学で「ゆう6かがわ」そらナビの生中継がありました

12月9日(金)、NHK高松放送局「ゆう6かがわ」のそらナビのコーナーで、本学のクリスマスイルミネーションが生中継で放送されました。
清泉聖歌隊に所属している社会学部2年中矢哲二くんとメサイア合唱団に所属している社会福祉学部1年逸見万葉さんが出演し、12月16日に行われる学院クリスマスについて告知してくれました。
二人は、野町太郎氏の伴奏で学院クリスマスで歌う曲の一部も披露してくれました。

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『全体を見ること』

社会学部 観光学メジャー 坂本涼太くん
期間:8月7日(日)~11日(木・祝) 4泊5日
場所:大滝山県民いこいの森キャンプ場
活動内容:平成28年度わくわく体験交流キャンプ

●参加しようと思ったきっかけは何ですか。
――第一回目の時に学生支援センターの方から話をいただいて、参加するのは今回が二回目になります。子どもたちと関わって、その成長を身近で感じられたのが楽しかったです。一日目にできていなかったものが二日目にできていたりとか、頭が痛い、と冷えピタを貼っていた子どもが2~3時間したら走り回っていたりするなど、子どもたちの生命力も感じられました。一回目に一緒に行った友達が今年も行くということで、僕もまた参加してみたかったので一緒に行こうということになりました。

●わくわく体験交流キャンプではどんなことをしましたか。
――うどん作り体験、キャンプファイアー、星空ウォークなどのイベントがあったり、毎日の料理を子どもたちが自分で作ったり、飯盒炊飯の焚き火だったり、災害時の非常食を作ってみたりと、子どもたちは様々な体験をしました。自分は全体統括だったので、全体の動きを見守りながら動いていました。夜間の星空ウォークの時には、一番後ろからライトを持って子どもたちを見守ったり、危険物がないかを確認しながら歩いていました。料理の時には包丁が危ないので、大丈夫かな、と色んな班を行き来していました。包丁を持つのが初めてな子が多いので、危なそうな子がいたらその班の少年リーダーに「この子を意識してみてあげてね」と声をかけたりして、全体の様子を気にしていました。全体で子どもたちが30人くらいいるので、その全体も把握しておかなければいけませんでした。全体を見ていたので、班付きの少年リーダーよりも子どもたちと接する時間は少なかったんですけど、自分から子どもたちに声をかけに行っていたので、子どもたちと仲良くはできていました。子どもたちにとって初めての体験ばかりなので、すごく戸惑うんですけど、わくわく体験交流キャンプは子どもたちが自分で活動して自分で覚える、ということが趣旨にあって少年リーダーはあまり手を出せないんです。なので、僕は子どもたちのところへ行って「一緒にやってみようよ」「ちょっとこれやってみて」と声をかけたりして、大丈夫そうなら近くにいる少年リーダーの人にお願いして、色んな班を回っていました。子どもたちが自分から動けるようにサポートするのが僕たちの役割でした。
坂本涼太くん
●4泊5日のわくわく体験交流キャンプですが、子どもたちの様子はどうでしたか。
―― 一日目は子どもたちもわくわく感があったんですけど、二日目になると初めて親や友達から離れて知らない人たちと一緒なので不安になる子がいました。でも、その二日目を乗り越えてしまえば最終日になると「あと一泊したい」と言う子もいました。テントも知らない子たちと寝るようになるんですけど、そこで半日経ってしまえばもう友達になっているので、こちらが「えっ?」と驚くぐらいでした。
自分たちの班の班長さんがちょっと抜けている子だったので、他の子たちが「自分たちがちゃんとしなきゃ!」としっかりしていたのは印象的でした。班長さんをみんなで支えよう、とすごく良いチームワークで動いていました。自分から役割分担を決めて動いてくれていたので、見守る側としてもすごく楽でした。
山はシャワーとかがないので、タオルを濡らして使っていたんですけど、二日目にはボーイスカウトさんたちが善意で簡易シャワーを作ってくれました。水道水なのでお湯は出なかったんですけど、一日お風呂に入れなかったり、子どもたちはシャワーがないところにシャワーができた不思議もあって、楽しそうでした。
今回のわくわく体験交流キャンプでは、キャンプ泊とホテル泊、それぞれ二泊ずつありました。ホテルでは、アマゴのつかみ取り体験があって、子どもたちは泳いでいるアマゴを自分たちで捕まえて、食べる時には頭を叩いて調理します。捕まえる時は楽しそうにかまえていたんですけど、アマゴを自分たちでしめて食べるという段階になると、可哀想だからできない、という子がいて、他の子が「それが食べるってことなんだよ」と伝えていたので、この子たちはちゃんと分かっているんだなと思いました。

●第一回目と第二回目で、何か変化はありましたか。
――一回目は、子どもたちの班付きの少年リーダーとして行ってたんですけど、二回目は全体統括として、班付きの少年リーダーにアドバイスをしたり、子どもたち全体を見ていました。全体がどう動くのか、どういう風に状況が進行していくのか、子どもたちはどう動いていくのか、などを考えながら動いていました。料理を作っている間にも、次はこういう状況だからこうしようとか、アクシデントがあったらどうするかとか、この場所に少年リーダーが何人いるから手の空いてる子はここに呼んだらいいとか、この子たちなら何分くらいで終わるだろう、と予測をつけて全体を見守りました。一回目は班付きが2人で全体統括もいなかったので、子どもたち相手に目が回るような忙しさですごく疲れたんですけど、終わってみると自分で成長できたかなという実感がすごいありました。二回目は一回目よりも班付きの人数が増えて、子どもたち8~9人の班に少年リーダーが4名付いていました。毎晩、少年リーダーで集まって、子どもたちの様子や健康状態、友達関係の問題はないか、次の日の段取りなどを話し合うんですけど、今回は看護科の人たちがいたので、健康面に関してはかなり助かりました。

●新しい発見や学びはありましたか。
――最初に、「集合したら近くにいる少年リーダーさんに何人いるか、異常がないか伝えてね」ということを子どもたちに言っていました。そうすると、朝の集いなど、集合する度にちゃんと報告してくれました。大人が思っているよりも、こういう理由だからこうするんだよ、ということをちゃんと伝えれば子どもたちは納得して動いてくれる、ということを学びました。逆に、納得できるような言い方をしなければ、子どもたちは動かない、ということも分かりました。
子どもたちにとって、普段の生活とは違う山での生活というのは、環境の変化がとても大きいです。トイレにしても、洋式トイレではなく和式トイレになりますし、山のトイレは自然に囲まれているので、我慢してしまう子が多くいました。そのせいでお腹が痛くなったり、ホテルに着いてトイレに駆け込んだりする子がいたので、そういう部分でのケアがもう少し必要だったかなと思います。

●今回の経験を将来どう活かしていきたいですか。
――将来、就職したらコミュニケーション力は必要だし、いつまでに何を用意しておけばいいのかとか、その間にどういう手続きが必要か、という風に効率よく仕事を進めていくために段取りは大事だと思うので、今回自分で段取りを決めて動いたことを活かしていきたいと思います。

●今後、わくわく体験交流キャンプに参加しようと考えている後輩へアドバイスやメッセージなどあればお願いします。
――一番ネックになっているのがお金の面だと思うんですけど、そこはすべて県庁の方がバックアップしてくださいます。だから、必要なのはやる気と勇気だけです。教員になりたい子とかがいたら、一度行ってみたらいいと思います。すごく良い経験になります。注意事項としては、子どもたちと近くなりすぎないことです。友達になってしまうと、言うことを聞いてくれないので、近所のお兄さん的な感覚がちょうどいいと思います。少年リーダーの数も多いし、恥ずかしがらずに聞いてしまえば教えてくれる人ばかりです。
話を聞くだけの軽い気持ちでも、参加してみたらいいと思います。
坂本涼太くん

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わくわく交流体験キャンプ
目的:自然と触れ合う機会が少ない小中学生が、郷土の豊かな自然の中で、集団キャンプ生活を営み、自然体験をはじめ、同世代、異世代、地元等との交流を通じて、心の豊かさや、生きる力を培い、香川の次代を担うリーダーを育成すること。

主催:香川県、公益財団法人明治百年記念香川県青少年基金
特別協賛:公益財団法人松平公益会
後援:香川県教育委員会、日本ボーイスカウト香川連盟、青少年育成香川県民会議

サバイバル論「銃器から身を守る授業」がNHK高松放送局で紹介されました

12月7日(水)、丸亀警察署作花香警部を講師としてお招きし、「銃器から身を守るために」と題して、銃器についての法的な知識の習得、また過去の国内外の拳銃事件などを踏まえ、海外旅行も含め安全な市民生活を送るためのポイントについて講義していただきました。
「銃器から身を守る」授業は「サバイバル論」の講義として行われ、受講生約70名が参加しました。

今回の特別授業について、NHK高松放送局で紹介されました。

日経ヘルスベスト版12月号に漆原副学長の記事が掲載されました

日経ヘルスベスト版12月号に漆原副学長の記事が掲載されました。
漆原副学長は、ダイエットやスポーツ科学を専門とし、本学では「大学ダイエット講義」や「健康・スポーツ栄養学」などの講義を行っています。

今回の記事では、二の腕のたるみをとる「二の腕エクサ」を発表しています。

日経ヘルスベスト版 たるみ解消!全身ダイエット
・あきらめていた二の腕の「振り袖肉」が消えました!1分二の腕たるみとり
・節電図でわかった!後ろ手でひねる動きが最も二の腕に効く!

姉妹校韓南大学校の方々が本学を訪問されました

メサイア演奏会第40回を記念して、姉妹校韓南大学校の李悳薫(イ ドック フン)総長、千 サミュエル(チョン サミュエル)校牧室長、)喪貞烈(ペー ジョン ヨル)文科大学学長、)桂在光(ケ ジェ グァン)教授、セレステ合唱団の学生4名の表敬訪問を受けました。

12月3日(土)、4日(日)に開催されたメサイア演奏会には韓南大学校の学生(セレステ合唱団)の共演があり、40周年のメサイア演奏会に花を添えていただきました。

12月5日(月)、学長へ表敬訪問し、李悳薫総長が本学で過ごしていた頃の思い出や本学を訪れた感想など、韓南大学校の学生も交えて和やかにお話されました。

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『韓国文化を学ぶ』

社会学部 山中薫さん
期間:8月7日~8月14日
授業名:外国事情Ⅰ(韓国)
活動内容:日韓大学間交流プログラム(韓南大学校訪問)

●「外国事情Ⅰ(韓国)」を受講した理由は何ですか。
――元々韓国に興味があったんですけど、今までに家族旅行で1回しか行ったことがなくて、今回のプログラムでは韓国の学生と交流ができるし、韓国の歴史的建造物とかも見学できるのでいい機会だなと思って是非参加したいと思いました。韓国に興味を持ったのは、小学校6年生くらいの時です。日本のテレビで東方神起が出ているのを見て、韓国という国があるんだと知ったのがきっかけです。K-POPの音楽から入っていって、中学の時に家族旅行で韓国へ行った時はソウルだけだったので、今回はテジョンにも行けると聞いて、参加を決めました。

●韓南大学校での授業はどうでしたか。
――韓南大学校は建物が大きくて、学内が広かったです。チャペルも広くてびっくりしました。今回のセミナーには、四国学院大学の学生12人、韓南大学校の学生12人くらいが参加していました。セミナー発表では、私は日本の若者の音楽事情について約120名にアンケートをとって調べて、その結果を発表しました。やはりJ-POPの方がよく聴かれていましたが、K-POPも少女時代やKARA、東方神起など有名なアーティストについては知っている人が多かったです。K-POPを知っているのは、男女別では女子の方が多かったです。6月くらいから発表の準備が始まって、みんなで集まってダンスの練習もしたりしました。私は今ダンス部に入ってるんですけど、K-POPのダンスとか好きで、中学校の頃は独学で完コピしていました。韓南大学校でのセミナー発表は、私たちは日本語で発表して、パワーポイントを韓国語に直したプリントを韓南大学校の学生は見て聞いていました。ダンスの発表を見た学生が、「ダンスめっちゃよかったよ」「上手だね」と言ってくれて嬉しかったです。韓南大学校の学生は、韓国の食文化について発表していました。
山中薫さんセミナー発表が終わって、韓国の学生とカフェに行ったり、一緒にショッピングしたりしました。私は韓国語があんまり喋れなかったので、韓南大学校の日本人留学生の人たちが間に入ってくれました。簡単な内容は英語で会話していました。こういうところで英語を活かせるんだ、と思いました。コミュニケーションは何とか問題なく取れたんですけど、やっぱり韓国語を喋りたいと思いました。簡単な単語とか、自分の自己紹介とかは韓国語でやってたんですけど、日常会話までは勉強できてなかったです。
韓南大学校の先生方は、私が韓国への留学を考えていることを伝えると、留学について色々教えて下さいました。私が韓国語ができないことについては、留学は韓国語を学ぶためにするんだから全然大丈夫だよと背中を押してくれたので、留学をしたいという気持ちが強くなりました。

●今回のプログラムに参加して、楽しかったことはどんなことですか。
――やっぱり韓南大学校の学生と一緒にショッピングしたり、カフェに行ったりしてお話したことが一番楽しかったです。最初は韓国語を話せなかったのですぐに仲良くはなれなかったんですけど、何日か経って、私とペアになった学生と話すようになって徐々に仲良くなりました。あと、私は食べることが大好きなので、トッポギとか、ビビンバとか、本場の韓国料理を食べれて本当に幸せでした。今回、ビビンバ作りの体験があったんですけど、盛り付けの彩りがきれいで食欲をそそるなと思いました。山中薫さんキムチも、日本では日本人に合わせて味付けは甘くしてるんですけど、韓国の味付けは本当にピリっとして辛かったです。私は辛いものは平気なので、毎日ひとつは辛いものを食べていました。一週間の中で一番食べたのはかき氷です。メロンの皮を器にして、その中にかき氷が入ってるんですけど、ミルクと丸い玉みたいなメロンがきれいにトッピングされていて、日本とは違うなぁと感じました。韓国のかき氷はふわふわで口に入れたらすぐに溶けるんです。トッピングが豪華で、他にマンゴー、きなこ、黒ゴマなど種類が豊富でした。テジョンは、日本でいう大阪の心斎橋みたいな感じで、大きいショッピングモールとか建物がいっぱいありました。ウネンドンでは、有名なブランドの化粧品の店とかが通りにたくさん並んでいて、そこでけっこう買い物をしました。韓国では、おまけがついてきます。日本でもあると思うんですけど、韓国の化粧品屋さんで買うと、たくさんサンプルのおまけをもらえます。セールとかしてると、10枚入りのパックを買うとさらに10枚もらえたりします。韓国コスメは種類も多くて、デザインもこだわっていてすごく可愛かったです。

●新しい発見や学びはありましたか。
――コミュニケーション力と語学力、異文化に対する理解が深まったと思います。食文化とかも違いますし、生活面でも違うなという部分が見えました。例えば、韓国では食べる時は左手を使いません。だから、左手でお茶碗を持たずにテーブルに置いたまま食べます。左手を使わないということが礼儀みたいです。あと、日本より下水道の管理とかが韓国はまだ低くて、トイレとかもトイレットペーパーは流さずにゴミ箱に捨てます。今は韓国でも流せるようになってきてるとは思うんですけど、そういう面で違うなと思いました。中学の時に韓国へ行った時に流せないということは知っていたので、今回それで戸惑うということはあまりありませんでした。不便なこともあったんですけど、そういう文化の違いを理解していかないといけないなと思いました。そのためにも、もっと韓国のことを勉強しなきゃなと思いました。

●今回のプログラムに参加して、自分に何か変化はありましたか。
――外国人と交流する楽しさを学んだので、日本に帰ってからこれまで以上に四国学院大学にいる韓国の留学生と一緒に話すようになって、夏休みにはホットックという韓国のお菓子を一緒に作ったりして、留学生と交流する機会が増えました。それに、行く前よりもコミュニケーション力がついたなと思います。

●今回の経験を通して、これからどんなことを学んでいきたいと思いましたか。
――将来、日韓の文化交流をして、今よりもっと仲を良くしていきたいと思っています。食文化、生活文化、言語にも興味があるので、1年間留学して、韓国の四季折々の風景や文化を体験して学びたいです。
憧れている仕事は、ツアーガイドです。中学校の時に韓国に行った時、ツアーに参加して、ガイドさんが韓国について色々教えてくれていて、その姿を見て物知りでかっこいいなと思って、自分も色々知ってそういうことをたくさんの人に伝えていきたいと思いました。そのためにも、これから日本と韓国の歴史とか、韓国についてもっと勉強したいです。

●留学や海外での文化交流を考えている後輩へアドバイスやメッセージがあればお願いします。
――不安とかもあると思うんですけど、自分を成長させたいと思っているなら、是非留学とかにチャレンジしたらいいと思います。後悔したくなかったら留学するべきなんじゃないかな、と思います。私は留学したいという気持ちが高校の時からあったので応募したんですけど、自分を強くするというか本場に行って勉強することは大事だと思うので積極的に留学に向けて取り組んで欲しいと思います。
山中薫さん
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*外国事情(韓国)
1978年にはじまり長い伝統を築きあげた、四国学院大学と韓国の姉妹校韓南大学校の共催で行われる日韓大学間交流プログラムです。具体的には、夏休みの1週間、韓南大学校を訪問し、韓日国際学生セミナ-に参加し、また韓国各地を訪ね研修を行いながら、両大学の友情を深め、日韓両国の友好親善交流を行います。日韓の国境を越え、新しい友人との出会いを楽しみ、韓国研修を希望する学生の積極的な参加を期待しています。4~7月に週一回のペ-スで準備会を行い、あいさつ韓国語、韓国事情の勉強や旅行に関する情報交換を行いながら、夏休みの訪韓に備えます。

『舞台と映像の面白さ』

社会学部(演劇コース) 伊藤快成くん
期間:9月9日~9月19日
場所:男木島
活動内容:さぬき映画祭2017『Lemon&Letter』出演

●参加しようと思ったきっかけは何ですか?
――メインヒロインの氏原さん(演劇コース3年生)が元々声をかけられていて、「他に出てくれそうな人いない?」と氏原さんが監督さんに言われて僕に声をかけてくれました。僕は映像や映画に興味があったので、出てみたいと思いました。映像作品に参加するのは今回が初めてです。

●『Lemon&Letter』ではどういう役で出演しましたか。伊藤快成くん
――監督さんがよく言ってたのは、『Lemon&Letter』は男木島と子どもたちの青春と成長の物語ということでした。主人公やヒロインがどんな悩みや不安を抱えて成長していくのか、子どもの頃からの8年間を描いています。そうして高校の進路を決める時、将来どういう道に進むのか、ということがメインになります。
初めての映像作品で、僕は主人公の友人中村裕也役として出演しました。僕の役は、こういう役で、とは言われてたんですけど途中で何回か変わって、最後にもまた変わるかもしれないと言われていてあまり定まってなかったです。とりあえず台詞だけは決まっていたのでこの台詞はどんな風に読んだらいいんだろうとパターンだけは考えて、本番やる時に「こういう風にしてください」と言われたものに一番近いパターンで演じられるようにしていました。それというのも、元々僕が演じた友人役の中村裕也は存在しなかったんです。僕が参加する、ということになって新しくシナリオに追加された役だったので、そのキャラクターを主人公のライバル役として置くのか、主人公の良き理解者として置くのか、どういう立ち位置に置くのかを監督と延々話し合っていました。僕の友人役は、主人公の高校のクラスメートとして、進路について視点を持っていく役割になりました。僕がどうしたいか、ということも聞いてくれて、全体的に監督さんもカメラさんもキャストの話をわりと反映してくれていました。

●男木島での撮影はどうでしたか。
――僕は男木島に行ったことがなかったんですけど、行ったのがちょうど夏だったのでとても暑かったです。猫がいっぱいいたので、撮影中も猫が歩いていました。他の島には行ったことがあるので、島の感じが分からないっていうことはなかったんですけど、行ってみるとやっぱり男木島には男木島特有の個性があって、その日獲れたサザエを食べたりして、みんな山とか海に寄り添った自然に近い生活をしていました。実際に男木島に行って雰囲気を味わって、こういうものなのか、と僕の中のイメージとすり合わせできる感じが楽しかったです。伊藤快成くん
撮影期間中は、男木島の民宿にみんなで泊まっていました。ご飯は、どこかへ食べに行ったり、漁師のおじさんが獲ったタコを食べたりしてましたけど、ほとんどが自炊でした。男木島にはスーパーがなかったので、買い物が一番大変でした。船で高松まで行って、20人分の食材を持って帰らないといけなかったので、本当に大変でした。
香川の男木島が舞台の作品なので、どうしても喋るのは香川の方言になります。主人公を演じた俳優の品田さんは北海道出身なので、香川の方言が難しいということを言っていて、僕たちの方言を聞いてチェックしていました。方言のイントネーションの違いなどは役者をやる上でみんな通る道だと思うので、やっぱり難しいんだなと感じました。僕も愛媛県出身で、香川に来た時は「えらい」という言葉の意味がよく分かっていませんでした。友達に「今日のバイトえらかったよな」と言われて、「しんどい」という意味ではなく「偉い」だと思っていたので何を言っているんだろうと思ったことがあります。東京とかの大学に行くとみんな標準語で喋ろうとしますけど、四国学院大学だと友達や周りの人は方言のまま喋っていて、それが耳に残ってイメージしやすいので、有り難い環境だなと思いました。

●映像と舞台の違いはどういうところで感じましたか。
――演劇コースで舞台をしていて、映像作品に参加して思ったのが、やっぱり同じ演技でも求められている演技の仕方が違うなと感じました。舞台はひとつの流れの中で気持ちも盛り上がっていくんですけど、映像は「アクション!」とカチンコを鳴らされたらすぐにパッとその役に切り替わらないといけません。それがなかなか新鮮で、慣れるまでに時間がかかりました。
撮影中は、とにかく噛まないように気をつけました。喋っていて、何を言っているのか分からないというのが一番映像作品としては問題があると思うので、できるだけ聞こえやすいようにとか、カメラの位置によってどういう風に映してほしいというのもあるので、その要望に沿った映り方ができるように、ということにも気をつけました。普段の舞台ではカメラはないので、そっちに意識がいってしまうこともありました。
四国学院大学では、僕ら学生がする舞台以外にもいっぱい舞台をしています。こんなに頻度が高くて学生が500円くらいで舞台を観る機会なんて、なかなかありません。色んな舞台を観ることで、知識や自分にないものを得られるし、自分で舞台をしてみて映像とは声の出し方も違うなという発見もありました。やっぱり映像だけじゃなくて舞台もしてみることで、その違いとかがよく分かってきて、違いが分かるからこそメリハリがつけられるようになりました。舞台の時はとにかくお客さんに届くように通る声を意識するんですけど、映像は小声で喋ってもマイクが拾ってくれるので、自分が出したい声の感じとか、やりたい演技を意識します。舞台のプロの方はそういう演技についても意識していると思うんですけど、まだ僕はそういう技術が身についていないので、映像で演技だけに集中できたのは有り難かったです。
伊藤快成くん
●新しい発見や学びはありましたか。
――友人役ということもあり、品田誠さんとは、撮影の間ずっと一緒でした。初対面の人とは思えないくらい仲良くさせていただきました。旅行の話をしている時に、違う文化や方言、外国にしても、「新しいものに触れることで自分になかったことが見つけられる」という話を聞きました。他にも、オーディションが大変だったとか、自分で作品を創ったりしている方なので実際東京でやってみてどうだったかとか、CMにも出演されている人なのでCM撮る時はまた映画とは感じが違うとか、有り難い話をたくさん聞けました。
映像に興味があって、出てみたいとか、撮影の現場はどんな感じなんだろう、とか前はけっこう思っていました。実際に参加してみて、カチンコに触ってみたり、カメラで撮る時はどういうところを意識するんだろうとか、現場に触れてみて、生で得られる情報は自分のイメージとか聞く話とかと全然違っていて、百聞は一見にしかずだなと思いました。とにかく得られる新鮮なものが多かったです。地方映画ではあるんですけど、色々な現場で活躍しているカメラマンさんや照明さんが集まっているので、他の現場での話も聞くことができて、知識として知っていたものがリアリティを増したというのが一番大きいです。ハリウッドで撮影していたカメラマンさんがいて、ハリウッドでの話を聞けたことも面白かったです。

●今回の『Lemon&Letter』出演を通して、自分自身で成長できたと思う部分はありますか。
――僕が演じた中村裕也は、けっこう僕の性格とは違う役だったんですけど、この役をやってみて、自分の性格とは違うけどこれもこれで僕の新たな一面なのかな、というのは発見でした。抜けてるというか、勘のいいキャラクターではなくて、「え、それ言っていいの?」というような台詞を言ったりするんですけど、逆に気付かないふりをしてこういう言い方をするのもアリなのかなと思いました。僕はわりとせっかちな方なんですけど、このキャラクターはのんびりしていて、のんびりのキャラ作りとかもしてたので、こういう考え方とかこういう暮らし方とかも悪くないなと思って、前よりものんびりできるようになったと思います。

●演劇コースで学んでいることは今回の出演にどう活かされたと思いますか。
――やっぱり、演技の感じは違うんですけど、違う役をするとか、相手に合わせて会話を進めていくとか、そういうところは舞台と通じるものがあります。演劇コースで演技をちょっと学んでおいたから「ここではこういう演技なのかな?」と引き出しが増えたかなと思います。照明は映像の方でも使っていて、舞台の方で照明について勉強していたので、照明をお手伝いさせていただく時にその知識が役に立ちました。役をしていない時は、照明とか、レフ版とかを持って、できることは全部していました。

●これからの将来に今回の経験をどう活かしていきたいですか。
――今回、映像作品に関われたことで、映像作品について全部分かった訳ではないんですけど、こういう風に撮るんだとか経験できたことが一番大きいです。脚本をやってみたり、カメラをやってみると、役者とは違う視点で作品を観ることができるので、演技者としての表現の幅も広がるとは思うんですけど、まだ半人前なのでまずは演技力を磨いていきたいと思います。
これから、2年生だけで作品を創ってみたいという話をしています。卒業するまでに外部での活動や映像作品にもできるだけ関われたらな、と思っています。

●今後、外部での活動や映像作品への出演を考えている後輩へアドバイスやメッセージがあればお願いします。
――とりあえず、オーディションにしろ、声がかかっているにしろ、一回やってみたらいいと思います。やってみて損をすることはないと思います。映像だと普段自分がいるところとは別の場所なので、新鮮なことばっかりだと思います。演劇もそうですけど、なかなか人前で演技をするというのは最初抵抗があると思うんですけど、その抵抗がありつつ自分の出したい役を出した時の爽快感があるから役者をやっているという人は多いと思います。映像にしろ、舞台にしろ、楽しいというだけで続けている人はなかなかいないと思います。それこそ稽古が大変だったり、自分が求められている演技ができなかったりして、辛いと思うこともけっこうあるんですけど、舞台とかで人前やって拍手とかを浴びてそういう辛さとかが全部チャラになって認められる瞬間があって、やっぱりその瞬間に取り付かれてやってるんじゃないかなと思います。辛さとか楽しさとか全部含めて、演劇、映像は面白いというところまで見てもらえたら、もっと演じることに興味をもってもらえるんじゃないかなと思います。
伊藤快成くん
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さぬき映画祭2017
*映画『Lemon&Letter』Facebookページ
<あらすじ>
男木島出身のカメラマンを父に持つ主人公の(海斗・少年)~病気を患う母の希望もあり、祖父が漁師をする島に家族3人で帰ってくる~海斗少年が、小学5年の夏、東京から島にある親子が移住してくる。海斗と同じ学年の女の子(夕)~少年・少女の成長とともに繰り広げられる。島で暮らす家族と、海斗と夕の初恋成長物語を描いた映画作品。

本学の非常勤講師梅木佳子さんが企画・脚本・監督を、演劇コース3年氏原恭子さん、演劇コース2年伊藤快成くんが出演しています。

『出会いとつながり』

社会学部(演劇コース) 田中良季くん
期間:7月~10月
場所:栗林公園 商工奨励館
活動内容:瀬戸内国際芸術祭2016 指輪ホテル「讃岐の晩餐会」出演

●参加しようと思ったきっかけは何ですか。
――大学1年生の時、非常勤講師のカミイケタクヤさんに「美術を手伝ってくれない?」と声をかけられて、瀬戸内国際芸術祭2013の直島での指輪ホテルの作品に一ヶ月間お手伝いとして参加しました。木を切ったり、海を泳いで碇を下ろしたり、色々と手伝いをさせてもらいました。海が舞台だったんですけど、海の上に電話BOXを置いたり、船が来たりして、すごい技術だなぁと思って、自分の中ですごく新しかったです。それがすごく面白くて、指輪ホテルの世界観も不思議でした。今回、指輪ホテルが出演者を募集していると聞いて、これも何かの縁だろうなと思って、3年越しに今度は役者として参加したいなと思いました。

●「讃岐の晩餐会」での役は何でしたか。
――僕は旅人の役で、僕の旅人視点から言うと、讃岐の晩餐会はどこにあるんだろうということから始まって、山の向こうから来る人間に化けている一族の行列と出会います。そして、讃岐の晩餐会に連れて行ってもらうことになって、ついて行くんですけど、八咫烏のお父さんが山からのお告げで今日は神様が交代する日で次の神様は自分の奥さんだと知って、ハイエナのお母さんは次の神として山にいかなければならなくなります。一族みんなお母さんについていきたがるんですけど、山について行ってはいけないので、お父さんに頼まれて旅人が一緒に山へ行き、旅をして、旅人は最後に讃岐の晩餐会へ戻ってきてご飯を食べる、という流れで物語は終わり、お客さんをお食事へと案内します。旅を終えた人が食べに来るのが讃岐の晩餐、という感じです。
旅人を演じる時に、自分の中のキャラクターというか、旅人の役というか、はっきりさせる部分ははっきりさせておこうと思っていました。でも、話が曖昧な部分は、各々の解釈の仕方もあるので、曖昧なままで演じました。旅人はおっちょこちょいで、活発であったり、お調子者であったり、作中では「ひょうげな」という表現が使われていました。僕自身、お調子者なところがありますけど、やっぱりちょっとコミカルに、オーバーにアクションしたりしていました。

●「讃岐の晩餐会」に出演してみてどうでしたか。指輪ホテル「讃岐の晩餐会」
――前回参加した時もなんですけど、やっぱり野外公演は天候に左右されます。野外は声が反響して響かないので、できるだけ大きく喋って全員に聞こえるように発声にはけっこう気をつけました。季節の変わり目だったり、気温だったりで、栗林公園での感じ方が全然違っていました。同じ作品ではあるんですけど、山から煙玉で煙を出して、それをお客さんと一緒に発見して「見つけた!」というシーンでは、その煙が見えるか見えないかで台詞が変わるので、毎回緊張しました。それに、毎回お客さんは当然変わるので移動の時も、お客さんの流れ方が違っていました。人の関心の向き方だと思うんですけど、真っ直ぐ来る人は演者の方たちに目がいって案内されていて、バラバラと歩く人たちは栗林公園の自然とかそういうものに目を向けて歩いていたのかなと思います。演技としては変わりないんですけど、お客さんに左右されるというか、お客さんに同調するというか、お客さんと作り上げるものが毎回違いました。
7月から10月の公演期間で、10月に久しぶりに同じ「讃岐の晩餐会」の舞台に立った時は、戻ってこられた、という嬉しい気持ちがありました。旅人の役は山にハイエナの奥さんと一緒に行くんですけど、色んなところを旅して、最後に「また讃岐の晩餐会に食べに行く」というような台詞があって、僕自身「讃岐の晩餐会」に帰ってきた時は、旅人のように他の舞台に参加したことで色んなものを見て、そしてまた「讃岐の晩餐会」に帰ってきたので、役の気持ちがよく分かりました。

●新しい発見や学びはありましたか。
――野外で、自然の中でやっていると山がどっしり構えていて自分が未熟者に思えてきたり、夏は暑いし秋になると風は冷たいしと、こんなにもろに環境に影響を受ける舞台は初めてで、こういう風になるんだ、というのは発見でした。夏に咲いていた花が秋には枯れていたり、陽射しの強い夏から秋の物悲しい雰囲気に変わっていったりと季節の変化も感じました。最後に歌う歌が秋の季節に合ってしんみり聞こえるようになってきて、同じ歌でも季節が変われば感じ方が違うんだなと思いました。
また、プロでやっている方の演技の仕方には人それぞれ差があるんですけど、差があって当たり前で、差があっていいんだなと感じました。声が通っている人にはどうやっているのか聞いたり、ダンサーの方とかにはどういう経緯でダンサーになったのかとか、プロの方と出会えて、そういう話ができたことは自分にとって大きな学びでした。やっていることは東京でも大阪でも変わらなくて、地方で活動している方たちの力をすごく感じました。だから、どこで続けてもずっと活動していけるんだなと思いました。
僕自身については、この空間だったらどれくらいの声の大きさで話せばいいか、どういう風に声を出せば後ろのお客さんまで届くのか、といったことを前よりも考えるようになりました。どういう小さい声を出しても、まだすべてのお客さんまで届かせる技術が自分にはない、ということも分かりました。

●今回の公演での経験をこれからの将来にどう活かしていきたいですか。
――普段、室内でやる公演は風とかを感じません。今回、野外公演で実際に風を感じる中で演じたことで、室内公演で風を感じる台詞とか、音を感じる台詞とかを演じやすくなりました。車の音とか、クラクションの音とかが公演中に鳴っていたので、違う突発的な音とかにパッと向く演技にも使えるかなと思います。外でやることによって情報量が多かったので、様々な状況をすごく想像しやすくなりました。
それに、大学外の公演に参加することによって、新しいつながりが広がっていくのは嬉しかったです。

●演劇コースで学んでいることはどう活かされていると思いますか。
――役者はその公演の舞台の中で、自分がどういう気持ちでその瞬間を歩いていたりお客さんを呼んでいるのかとか、ひとつの出来事をどう見ているのかとか、状況を理解していきます。普段の会話だったら状況理解はしないし台本も存在しません。それをどうやって自分の中で処理していくのか、こういう状況だからこういう感じかな、ということを台本をもらった時に探れるようになりました。こういうことは高校を卒業して、大学に入って1年生の時とかはなんとなくやっていただけだったんですけど、それをもう少し自分の経験に近づけることができたと思います。「でも」とか「だけど」とか、こういう言葉って気持ちが切り替わってるんだろうなとか、「あっ!」とか気付く時もどういう発見の仕方なのかとか、そういう表現を自分の中の経験から探り出していけるようになりました。これは、演劇コースで色んな公演に立つ中で、先輩とかプロの方に聞いたり、演劇WSなどを通してためになったことだと思います。演劇WSでは、「あぁそういうことか」と思うこともあったり、「どういうことなんだろう」と疑問に感じたり、単純に「面白い」と思ったり、「自分だめだな」と反省したりして、様々なことを学んでいきました。やることを言われてやるんじゃなくて、やっぱりやっているうちに自分はこれをやっているけどこれをやっている自分に今何が起こっているんだろう、ということを考えたり、やってる最中やこうしたらどうなんだろう、と演劇WSをただ受けるだけじゃなくて自分で発見していったり、自分の考えをプラスしていくことがいいんだなと思いました。

●大学外の公演に参加したいと思っている後輩へアドバイスなどがあればお願いします。田中良季くん
――できるなら1年生とか2年生のうちからオーディションとか受けた方がいいんだろうなと思います。1年目はまだ未熟過ぎるとは思うんですけど、挑戦はして欲しいです。四国学院大学の演劇コースがどういうものか分かってくると思うので、そこで学んで、どんどんオーディションを受けて欲しいと思います。演劇コースで学んでいることや作業していることは、実際に現場で使えるものばかりだと思います。学んだことや自分が発見だと思ったことは紙に書くことも大切です。
外部の公演は、プロの方や地域でやっているアマチュアの方とか、良い経験を持っている方ばかりなので、練習方法とかを自分から質問してみてください。聞いていくだけでもつながりになって、それがまた違うつながりになることもあると思います。実際、僕も演劇コースや今回の公演のつながりで来年の4月、東京で舞台に立たせていただけることになりました。
是非、つながりを作ってください!

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瀬戸内国際芸術祭2016「讃岐の晩餐会」
特別名勝栗林公園で、指輪ホテルによるパフォーマンス鑑賞と、県産食材を使った食事を楽しむ、芸術祭の旅の締めくくりにふさわしい贅沢なツアーイベント。

物語は、讃岐の晩餐会を探す旅人が人に化けたとある一族の行列と出会うことから始まる。一族の当主は、山からのお告げで自分の妻が次の山の神になることを知り、ついていけない自分たちの代わりに旅人に山へついて行ってほしいと言う。そして、旅人は日本中、世界中を旅する。

指輪ホテル
指輪ホテルは、羊屋白玉が、劇作と演出、ときどき俳優をつとめる「作品の連続体」である。