卒業生紹介(藤原 薫さん)

藤原 薫さん


社会学部 身体表現と舞台芸術マネジメントメジャー 2015年度卒業
映像制作・ナレーター Studio Protea代表

■現在の職業を選んだきっかけを教えてください。

今の自力で手繰り寄せることのできる、最も自分らしくあれる仕事だからです。学生時代から培った技術や表現技法を今の時代に沿った形で誰かへ提供できるのは、映像だと思い開業しました。自分の培ってきたものを活かした成果物が依頼者の助けになっていることが誇らしいです。

■現在の職場で、担当している仕事内容を詳しく教えてください。

都内を中心に映像制作をさせて頂いており、基本は構成から撮影、ディレクション、編集までを行っています。加えてナレーションの機会もあります。依頼があれば全国どこへも行きますし、オンラインでも対応しています。映像・音声に関わる事の何でも屋さんですね。

■現在の仕事の魅力や喜び、苦労したことを教えてください。

自身の成果物がずっと形に残ることはとても魅力的ですね。学生当時、舞台芸術を学んでいる時は充足していましたが、100%楽しんでもらうには実際に劇場へ足を運んでもらう必要がある事、プロジェクトが終了すると見返す手段が無い事は歯痒かったです。しかし今やネットを通じて誰でも発信することができる時代になり、世界中に向けてデジタルコンテンツである映像を届けられます。SNSなどを通じて多くの方から感想をもらえるのはとても嬉しいです。もちろん自身が生み出す作品と合わなかった方からも苦しいコメントをもらう時もありますが、それを次にどう乗り越えるか考えるのは、むしろ面白いところです。

■学生時代は、どんな学生でしたか。また、大学生活で印象に残っていることを教えてください。

楽しいことだけしていたい学生でした。所属していた演劇コースでは、とにかく稽古があっても無くてもノトススタジオへ足を運び自主練習して、終電で帰る日々を繰り返していました。特にSARPはvol.3からvol.10まで全て関わり続け、演出家の方々の繰り出すアイデアを間近で見られる日々がとても好きでしたね。ただ熱中し過ぎて大学生らしい休暇を過ごすのを忘れていました。社会人になった今、仕事の合間で取り戻している最中です。

■大学時代の経験は、現在どのように生かされていますか。

役者・ダンサーとして培った経験は映像演出やナレーションや音響などで、裏方で得た技術は映像編集で全て活きています。今も表現者でいられる日々に感謝しています。

■これから社会に出ていく後輩に、先輩としてメッセージをお願いします。

興味のある事は全部挑戦しましょう。一つを極めることも素晴らしいことですが、学んだり遊んだりした経験もいつか活きる瞬間があります。ただ、やりたい事とは関係ない事を今していたとしても、決して自分を責めないでください。後から思いもよらない形で貴方を助けてくれます。