在学生ボイス ー精神保健と福祉メジャー

学びのスタイル
在学生ボイス

実際にメジャーを履修している学生からのメッセージを紹介しています。

■社会福祉学部 精神保健と福祉メジャー
  田村風佳さん
香川県 英明高等学校出身

中学時代に心理カウンセラーに助けていただいた経験から、自分も心理カウンセラーになって困っている人の手助けをしたいと思っていました。1年生の時、メジャーガイダンスで聞いた富島先生の話がとても面白く印象に残っています。先生の体験談やスクールソーシャルワーカーの実情などとても面白くて、精神保健の領域に興味を持つようになりました。

授業は、国家資格である精神保健福祉士の資格取得に必要なものを中心に選択しています。必須科目が多くて大変ですが、授業内容が面白いのと、自分のやりたいことなのであまり苦にはなりません。2年生の時に受講した「精神保健学」の授業では、精神保健上の課題だけでなく、先生の経験談などから専門性についても学ぶことができ、話を聞くうちに奥の深い世界だと改めて実感しました。分からないところは先生に気軽に聞くこともできますし、隔週に行われる小テストで予習・復習ができるので、自分の知識として身につきます。

大学で学びを深めていくうちに、精神保健について自分の意見や考えを持つことができるようになり、精神保健福祉士の専門性、持つべき視点についても学ことができたと思います。

専攻メジャー以外の授業では、社会保障論では年金制度や生活保護、医療保険などの仕組みについて学びました。それまで社会制度については無知でしたので、福祉の現場で働くためだけでなく、私たちが生きていく上で知っておかなければならない知識を学ぶことができて良かったです。

福祉の仕事を希望している人にとって、精神保健と福祉メジャーは現場の実情など新鮮な話が多く、とてもためになります。私は将来、自分が精神保健福祉士として働くことをイメージしながら楽しく学んでいます。

■社会福祉学部 精神保健と福祉メジャー
  川向鈴音さん
香川県 善通寺第一高等学校出身

高校3年生の頃、進学先について考えていた時、精神保健福祉士という資格があることを知りました。私自身、挫折した経験があり、その時は誰にも何も相談しませんでした。数年経って当時のことを考えた時、誰かに話をしたり、共に考えてくれるような人がいればどんなに救われたかと感じます。心理士のように話を聞くだけではなく、共に将来について考えてくれるような存在が欲しかったので、精神保健福祉士という資格を聞いた時に、資格を取って仕事にしたいと思い、このメジャーを選択しました。

精神保健と福祉メジャーの授業では、主に先生方の経験談や世界で実際に行われてきたことなどを聞き、そこから専門的な価値や考え方を学んでいます。「精神保健福祉援助技術各論」では、精神障害の治療はどこで行うのが効率的かという話がありました。戦争が行われている場所か、きれいな施設の病院か、どちらで治療を行う方がいいかという話です。私は綺麗なところで治療を受けたいと感じましたが、治りの早さも再発率も戦地で行われた場合の方が患者にとって良い結果になったそうです。これは一例にすぎませんが、今まで持っていたさまざまな考えが覆りました。また、学んでいく中で福祉の制度や施策に対する疑問にも、自分自身の考え方が持てるようになりました。

障害者施設で実習した時、障害をもつ人はサポートが必要だと思っていましたが、接しているうちに、実は自分たちが助けられていることを感じる場面があり、考え方が大きく変わりました。私は将来に向け、精神保健福祉士の資格取得を目指して勉強しています。これまでの体験や大学で学んだことを生かし、相手の立場に立ち、その人がどうするのがよいかを真剣に考え、適切な対応ができる精神保健福祉士になりたいと思っています。

■社会福祉学部 精神保健と福祉メジャー
  渡邊美紀さん
香川県 星槎国際高等学校丸亀学習センター出身

高校生の時の入院生活で、病状や生きづらさを感じていた時に、同じく入院生活を送っている人の優しさに触れました。私も周りの人が安心してもらえるような存在になりたいと思い、精神保健福祉士の資格取得を目指しました。

新型コロナウイルス感染症の影響で3年次の実習が中止になり、これから卒論や就活、実習も重なると国家試験までこなせる自信がなくなり、精神保健福祉士を目指すことを一度諦めかけていました。そんな時に、私の気持ちを受け止め、声をかけてくれた親友のおかげで、自分が学びたいことを考えるようになりました。富島先生も背中を押してくださり、人を思うことや関わることを中途半端にしたくないという気持ちに気付き、もう一度挑戦しようと決意しました。

精神保健と福祉メジャーは、先生と生徒、生徒同士のやり取りを大切にし、講義でも会話が非常に多いのが特徴。先生や友達との関係が深まりやすいと思います。先生は学生の疑問や質問にも納得いくまでかみ砕いて説明してくれます。先生方は現場経験も豊富で、日常生活も気にかけてくれるので、安心して相談できます。

「精神保健福祉原論」は私の中では、一番お気に入りの講義でした。人と関わりについて先生や学生とのやり取りの中で考えます。相談援助の基本である「本人主体」や「自己決定」を言葉で使うことは簡単ですが、それらがどういうことなのかを自分の言葉で説明できるように学びを深められます。

将来は、精神保健福祉士の資格を取得し、自分の気持ちとも折り合いをつけながら相手のペースを待つことのできる人になりたいです。今は、卒論や国家試験、就活に実習をこなさなければならず自分でも不安な気持ちもありますが、「頑張りすぎず」に自分のペース、自分のやり方で目標を達成したいと思っています。

自分を受け入れてくれる人たちと出会い、自分の居場所を見つけることができたことで、大学生活が楽しいと思えるようになりました。高校の時に、四国学院大学への進学を選択して良かったと感じています。関わってくれる全ての人たちには本当に感謝をしています。

■社会福祉学部 精神保健と福祉メジャー
  西本幸子さん
広島県 第一学院高等学校出身

メンタルヘルスについて興味を持ったのは、学生時代の多感な時期に自分も含めて身近な問題だったことがきっかけ。母が精神科の看護師だったこと、その上司だった四国学院大学社会福祉学部の富島先生を知っていたこともあり、この大学なら安心して学べると思いました。

私が目指す精神保健福祉士は、心に病がある人のサポートなど対人援助が中心です。「精神保健学」の授業では、職場や学校といった環境ごとのメンタルヘルス課題に加えて、依存症など病気の知識を深められ、それらに対する福祉的視点も学ぶことができます。富島先生をはじめ現場経験のある先生方の授業も多く、リアリティのある講義は90分があっという間に感じてしまうほど。正解を求める学習とは違い自分の考えをしっかりと持つことが重要となる授業なので、想像力や考察力をかき立てられます。

そんな中、考えや視点を改めることで患者さんとの接し方や支援方法、ケアの進め方が大きく変わってくると感じています。人を助けるということは、決して簡単なことではありません。でも、患者さんの思いを受け止めて共感し、寄り添える精神保健福祉士になりたい。医師や看護師とは違う立場で、何でも話せる存在になりたい。そのためにも、専門外である教育現場を学ぶ「スクールソーシャルワーク」を選択したり、障害がある学生の「ノートテイク&アテンダント・サービス」に参加したりしながら視野を広げています。

新型コロナウイルス感染症の影響で一年遅れにはなりましたが、夏には現場での実習も予定されています。選択の幅が大いにある四国学院大学だからこそ、興味のある分野には積極的に触れてみてほしい。自然と同じ志を持つ仲間が集まり、有意義に学べる4年間になると思います。

■社会福祉学部 精神保健と福祉メジャー
  渡邊美紀さん
香川県 星槎国際高等学校出身

小中学生の頃、うつだといって学校を休む同級生をずるいと感じていたのですが、高校の時に私自身が心の調子を崩して精神科に入院することになりました。その経験から、「人ととことん向き合える」「自分の差別心や弱い心と向き合える」人間になりたいと思い、精神保健福祉士の資格取得を目指すようになりました。

富島先生の「精神保健学」の授業では、心が疲れてしまうことは誰にでも起こりうることを前提に、ライフサイクルの各段階で起こる心の状態を学びます。体験談とともに、私たちの生活と結び付けて説明してくださるので、とても腑に落ちました。先生方の考え方や体験談には大いに学ぶことがあり、習えば習うほど奥が深い世界です。学ぶにつれて、自分は経験者だからほかの学生より精神保健のことを理解していると思っていたうぬぼれや考え方のクセに気づかされます。知識だけではなく人としての関わりを重要視して教えてもらえ、自分の差別心や行動の特徴といったものまで見えてきます。

専攻メジャー以外では、大山先生の「ジェンダー論」が印象に残りました。昔から、男らしさや女らしさといったことや性役割分担が、LGBT や同性婚と性の多様化が謳われる現代でも根づいています。そのような男女差別や性について学べる授業です。

高校生の時に挫折をしてからも私は強くなったわけではありません。それでもまた社会や人の輪に戻ることができたのは、私を受け入れてくれる人や場所があり、私より先に周りが変わってくれたからだと感じています。大学生になれば、人間関係も生活もガラリと変わり、しんどい時もでてくると思います。そんな時は、たくさんの人に頼って、助けてもらいながら頑張りすぎないようにしてほしいです。

■社会福祉学部 精神保健と福祉メジャー
  毛利華美さん
香川県 四国学院大学香川西高等学校出身

1年生の終わりのメジャーガイダンスで富島喜揮先生の話を聞いた時、精神障害者に対して自分がマイナスの先入観を持っていることにショックを受け、この先生の下で専門的に学びたいと思いました。将来は精神保健福祉分野の仕事に就きたいと思っているので、精神保健福祉士の資格取得を目指せる授業を中心に選択しています。国家試験の受験資格が得られるということで、試験に対応した授業が多いのかなと思っていたのですが、それよりも、専門職としての価値観の部分をたくさん教えていただけます。

現場経験が豊富な先生方の体験談や実践的な支援方法など、全ての授業が興味深いです。特に学生同士のロールプレイングでは、自分の足りないところや長所が分かったり、ほかの人の考えを聞けたり、いろんな気づきがあります。授業で学んだ知識は、頭では分かっているつもりでも、とっさに実践できないことが多々あります。現場ではその連続なので、学生のうちにいかにそれを練習できるかが課題です。

ボランティア活動なども紹介していただけるので、可能な限り参加しています。自分自身ロールプレイングを通して“気付く力”が足りないと思い、それを養うためには当事者と触れ合う経験をするのが近道だと思ったからです。今の目標は、学生の間にいろんな経験をたくさんして、想像力や感性を磨くことです。なぜなら、精神保健福祉分野の仕事に就いて、クライアントと援助関係になった時に、その人と同じ立場になることはできないので、想像するしかないからです。将来は、障害の有無に関係なく、生きづらさを感じている人の役に立ちたいです。