在学生ボイス -メディア&サブカルチャー研究メジャー

学びのスタイル
在学生ボイス

実際にメジャーを履修している学生からのメッセージを紹介しています。

■社会学部 メディア&サブカルチャー研究メジャー
  眞鍋晃汰さん
愛媛県 三島高等学校出身

サブカルチャーを学問として多角的に学ぶ。
友人から教えてもらううちに、アニメやマンガといったサブカルチャーが好きになりました。進路を考えていたときに高校の担任からこのメジャーのことを聞き、学問とどう関係しているのか興味を持つように。今や日本文化の一つとして認められているサブカルチャー。社会的な在り方や歴史を学び、新しい視点に「なるほど」と思いながら授業を受けています。世界の近代音楽史を扱う「ポップ・ミュージック論」は、クラシック音楽に抱いていた固いイメージを払拭してくれました。趣味を学問として突き詰めたい人にお勧めです。



■社会学部 メディア&サブカルチャー研究メジャー
  横山菜乃さん
高知県 高知学芸高等学校出身
心理学・カウンセリングメジャー、メディア&サブカルチャー研究メジャーのダブルメジャー→メディア&サブカルチャー研究メジャーのシングルメジャーに変更

文化を通して人の心理や社会を学べる。
入学前から興味があったのは「人の内面について」。このメジャーは趣味のゲームやマンガ、音楽などについて学べると知って選択したのですが、実際の授業では文化を通して人の宗教観・死生観について学べるものもあり、思いがけず自分の興味ある分野が勉強できて面白かったですね。アニメやマンガが人・社会にどういった力を及ぼし、社会からどんな影響を受けているのかも知ることができました。意外なところで関心のある分野とつながるかもしれないので、いろいろな授業を取ってみると視野が広がると思います。


■社会学部 メディア&サブカルチャー研究メジャー
  武下佳都さん
香川県 丸亀城西高等学校出身

メディア&サブカルチャー研究メジャーを選んだのは、自動車レースというコアな世界をもっと知りたいと思ったからです。誰もが知るF1をはじめ、無差別級のスーパーGTなど注目のレースは数ありますが、どのレースも追って追われて、手に汗握る接戦が魅力です。特に自分の好きなメルセデスAMG GTRが走っていると釘付けになります。もっと知りたいと思いモータースポーツのことを調べてみると、自動車レースの専門家は特に少ないことが分かりました。まさにブラックボックスの世界だったんです。それなら自分がパイオニアになろうと考え、専攻を決めました。

印象に残っている授業は、「フィールド・プラクティカム」という授業。ゲームセンターの実地調査を通して、人の出入りや人気の偏りなどをデータ化し、インタビュー調査ではゲームセンターの裏側を調査。これまで知らなかった業界を知ることができ、先方とのスケジュール調整や質問の考案など、取材の難しさも実感できた有意義な時間でした。それと同時に、この経験は社会人になって必ず役に立つと感じました。

こういったサブカルチャーの脇を固めるために社会学の授業も取っています。社会学とは、経済から民族まで分類不可能な分野がごった煮になったような世界で、メディアもその一部。客観的な根拠と手法があれば自由に学べるのも魅力です。また、文芸サークルで競馬レースをテーマにした小説を書くなど、この大学ならではのさまざまな実践・体験を楽しんでいます。

このメジャーを知る前は、大学でやりたいことを探そうと考えていましたが、その矢先にこのメジャーのことを知りました。好きなものが明確で、それを突き詰める人たちが集まるメジャーなので、メンバーもバラエティ豊か。初めて聞く話も多く、コアな話題もしばしばあります。目まぐるしく日々が過ぎていくので、このメジャーでぜひ好きなことを見つけてください。

■社会学部 メディア&サブカルチャー研究メジャー
  高木拓朗さん
香川県 琴平高等学校出身

県内の大学を志望しており、家から一番近い大学が四国学院大学でした。小さい頃からあまり感情的にならず、物事を客観的に見る性格でしたので、大学で授業を受けていくうちに社会学的な視点がとても面白く、もともと音楽に興味があったので、それを専門的に学べるメディア&サブカルチャー研究メジャーに興味を持ちました。

授業ではさまざまな事象を社科学的な視点で検証し、客観的、ときには批判的な見方をするので、視野が広がります。現代文化演習は現在も履修していますが、他の人のレポートを見聞きしディスカッションをすることで、その人の考え方ややりたいことを知る機会が他にないのでとても面白いと感じています。フィールドワークでは学外に出てインタビューを行ったり、調査するのも楽しいですね。高校の時にレポートの書き方を学んでいなかったので、授業を通して細かく教えてくれたことは期待以上でした。本やインターネットからの引用の仕方や、文章の構成などレポートを書く上で重要なことを学べました。レポートが多くて大変な部分もありますが、データの取り方やそれらをまとめる力は、卒業論文や社会に出ても役に立つと思います。

四国学院大学は、他のメジャーの授業も履修できる「メジャー制度」も魅力の一つです。「欧米近現代史」の授業では、アメリカの独立までの軌跡や、現在までのアメリカの差別や戦争の歴史を知ることができ、今起こっている問題にもつながっていると感じました。アメリカの問題をさらに深く理解するきっかけになったと思います。

自分のやりたいこととメジャーが合致していれば、絶対に受けた方が良いと思いました。それは就職活動も同じこと。しっかり自分のやりたいことを見極め、有意義な大学生活にしたいと思います。

■社会学部 メディア&サブカルチャー研究メジャー
  光延千愛さん
岡山県 作陽高等学校出身

進路を考えていた時に、母親から四国学院大学の話を聞き、パンフレットを見ました。たくさんのメジャーがある中で、目に止まったのが「メディア&サブカルチャー研究メジャー」他の大学にはないもので、どんな講義をするのかとても興味が湧きました。メジャー選択の時に、将来の役に立ちそうな社会学とともに選択しました。ダブルメジャーということで、メジャーの講義を中心に選択していますが、メディアに関することをもっと知りたいと思い、幅広く講義を選択しています。

メディア&サブカルチャー研究メジャーの授業では、「七つの大罪」や「STAR DRIVER 輝きのタクト」など最近のアニメを取り上げることもあり、さまざまなメディアを通してその本質を学ぶことができます。中でも一番面白いのは「フィールド・プラクティカム」。他県の施設やイベントを視察する授業で、他のメジャーにはない経験ができてとても新鮮でした。ただ視察するだけでなく、他県の文化などが学ぶことができ、自分の想像を超えていました。その分報告書の量も予想以上で大変でしたが、やり終えた時の達成感が格別です。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で県内のゲームセンターを視察することになりましたが、収束すればまた県外に行けると思います。

四国学院大学は、専攻していないメジャーの授業を受けることができるのも魅力です。文学メジャーの創作表現法は、レポート代わりに自分でテーマを決めてライトノベルを書いて提出する授業で、とても面白かったですね。

新聞やテレビ、SNSなどさまざまな媒体から発信される情報の全てが教材。身近なテーマからメディアの本質を学ぶことができる楽しいメジャーです。

■社会学部 メディア&サブカルチャー研究メジャー
  恒石裕也さん
高知県 岡豊高等学校出身

幼い頃から民謡に親しんでおり、稽古を続けるために帰省しやすい四国内での進学を考えていました。香川にメディアとサブカルチャーを並行して学べる大学があると知ったのはそんな時です。早速オープンキャンパスに参加し、情報収集しました。

そもそもこのメジャーを専攻したのは、ずっと愛聴している昭和の流行歌を主題材に学びたいと思ったからです。小学生の頃、全集をダビングしてもらうほど好きだったヒット歌手がいました。その中には戦前のリバイバル曲もあり、オリジナル歌手は誰なんだろうと興味を持ったのがきっかけ。ちょうどYouTubeが出始めた頃でもあり、昭和の歌番組でオリジナル歌手が歌っている姿に魅せられ、のめり込んでいきました。

入学後は産業音楽・商業音楽という大きな捉え方での研究もしていますが、好きなことを知るのはやはり楽しいですね。また、「現代文化演習」の授業では世界に視野を広げ、現代のサブカルチャーも学びます。流れを知るために時代をさかのぼり、例えばクラシックやジャズ、ロックといった音楽ジャンルをさまざまに比較するのも面白いです。また、レコードでも映像でも、繰り返し再生できる複製技術に対してアウラの消失=リアリティのなさを唱える社会学者もいて、新たな興味も湧いてきました。

出発点は昭和の歌謡曲ですが、この大学で初めて触れた分野も多く、新たな発見と知識を得ることができました。民謡の影響もあって日本文化にも関心を抱いているので、今は日本語教員養成過程でも学んでいます。大学の4年間はとても貴重。何の研究がしたいのか、どんな資格を取りたいのか、将来はどんな職業に就きたいのか。たとえ漠然としていても、やりたいことができるこの環境を生かして欲しいと思います。

■社会学部 メディア&サブカルチャー研究メジャー
  中原茉優さん
香川県 大手前丸亀高等学校出身

大学進学を考えていた時に、四国学院大学にサブカルチャーを専門に学べるメジャーがあることを聞き、もともとアニメやゲームが好きだったので、入学したらこのメジャーに入ると決めていました。

授業では、「フィールド・プラクティカム」がとても楽しかったです。北九州市のポップカルチャーフェスティバルを視察しました。いろいろ調査するということで、行く前から楽しみにしていました。報告書を書くと聞いた時、はじめのうちはやめようかと考えていましたが、授業を受けてみると、報告書を書くのはつらい作業ではありましたが、今では楽しい授業だったと考えています。

四国学院大学は、専攻しているメジャー以外の授業も受けられるのが魅力です。本を読むことが好きなので、文学や情報加工学など、メジャーに関連する授業も選択し、視野を広げています。特に面白かったのは、情報加工学の「ビジュアル表現論」です。街中や市役所で見かけるポスターやチラシなどのデザインをより良くさせる方法をわかりやすく教えてくれました。社会にはさまざまな情報が出回っています。それらをより正確に、はっきりと世の中に広めていけるような社会人になりたいと考えています。

メディア&サブカルチャー研究メジャーは、アニメやマンガが好きな人でないと無理だと思いがちですが、メディア全般について学ぶので、アニメやマンガ好きでなくても面白いと思います。この大学でいろいろな事を経験して、視野を広げていきたいと思います。そして、自分のやりたいことを見つけて、前に進んでいきたいです。

■社会学部 メディア&サブカルチャー研究メジャー
  堤莉央さん
香川県 村上学園高等学校出身

入学当初は、別のメジャーを専攻する予定でしたが、1年生の後期にメジャーガイダンスで、先生に声をかけていただいたことがきっかけで、このメジャーを選択しました。もともと、ゲームや音楽などといったサブカルチャーに興味があったのと、サブカルチャーに関する授業ってどんなことをしてるんだろうという興味もありました。

授業は、興味があるものや、社会人になっても自分のためになるものを選択するようにしています。「現代文化演習」の授業を取って思ったことは、書くことが多かったことです。レポートはもちろんですが、レジュメ作成もです。「フィールド・プラクティカム」の授業も、質問項目の作成、インタビュー調査、現場での視察、報告書作成など作業は大変でしたが、終わった時の達成感はひとしおで、思い返せば一番楽しかった授業です。

メジャー以外で面白かった授業は、「ピアノ表現」です。昔から音楽が好きだったのと、楽譜作成をしていることから受講してみました。実際にピアノを弾く楽しさや、強弱やテンポを変えることでの曲の表し方を学ぶことができました。

大学の授業を受けて感じたのは、本を読む機会が増えたことです。視野が広がり、物事を客観的に見る力が養われます。好きなジャンルからでも、本を読む習慣をつけておくことが大切だと感じました。将来の目標は具体的に決まっていませんが、大学時代にやりたいことを見つけ、何事も客観的に見ることができるような社会人になりたいです。