『こどもたちを笑顔に!』

社会学部 健康・スポーツ科学メジャー 加藤 天 さん

香川県立丸亀城西高等学校出身。
リーフラス株式会社内定。

スポーツの楽しさを伝えたいという思いから、子ども向け体育教室でのアルバイトに励んだ4年間。その経験を活かし、スポーツインストラクターになる夢を叶えました。「スポーツを通して、子どもたちが笑顔になれるように」と話す加藤さんに、子どもたちとの交流の中で学んだことを話してもらいました。

 

子ども向け体育教室とはどのようなところですか?また、どのような活動をしていますか?

――なわとびやかけっこなどを通して運動を好きになるための教室です。主催は香川県運動推進協会で、週2回、香川県立丸亀競技場で実施しています。月曜日は幼稚園年長から小学2年生、水曜日は小学3年生から6年生までと、年齢別にクラスがあります。小学2年生までのクラスでは、この時期に必要な運動能力の基礎を作ります。小学3年生からのクラスでは、運動を好きになって、体育の授業が得意になるために活動しています。また、春は運動会に向けて走る練習、冬は縄跳びなど、体育の授業にあわせて、さまざまな競技にチャレンジします。運動が得意な子もいれば、運動は好きだけれど体育は苦手な子がいるように、子どもたちのレベルもさまざまです。私は、この体育教室で子どもたちに運動を教えるアルバイトをしています。私自身、幼いころからバスケットを続けていて、大学では健康・スポーツ科学メジャーを専攻しています。大学の授業以外でもスポーツに関わりたいと思い、片山教授からこのアルバイトを紹介していただきました。スポーツが好きな私にはぴったりです!

心に残っているエピソードを教えてください。

――小学2年生の男の子の話です。前飛びはできるけれど、何度練習してもあやとびができませんでした。なわとびが好きな子だったので、練習を休むことはありませんでしたが、「やりたくない」の一点張り。私はインストラクターという立場なので、声をかけたり、見本を見せたり、その子のために一生懸命になっていました。でも、どんなに言葉をかけても、見本を見せても、練習をしてくれませんでした。そのときに、大学の授業で学んだ「子どもは、楽しい!やってみたい!といった気持ちから運動をしたいと思うようになる」ということを思い出しました。その子の気持ちを考えていたか、その子の心に寄り添えていたか。自分なりに考えた結果、「褒めて伸ばす」ことにたどり着きました。前飛びを見せてもらい、とにかく褒めました。あやとびのことには触れず、できることを褒める。すると、その子は自分からあやとびの練習を始めるようになりました。その子をよく観察し、その子のペースに合わせた指導をするように心がけました。数日後、「先生!みて!」と嬉しそうにあやとびをする姿を見せてくれ、一緒になって喜びました。飛べるようになることも大切ですが、子どもが「楽しい」とか「やってみたい」と思える状態をつくることが、指導者の大切な役割だと実感しました。

指導することを通して学んだことを教えてください。

――まず、自分自身が楽しむことです。インストラクターという立場上、子どもたちの運動能力の向上にとらわれてしまいがちですが、いちばん大切なのは「スポーツの楽しさを教える」ことだと感じています。私自身、子どもの頃からバスケットを続けてきましたが、ときにはふざけたり、本気で笑ったり、楽しみを見つけながら成長していました。子どもたちにもスポーツを楽しみながら、心身の成長をさせてほしいと思います。また、私にとっては何気ない言葉でも、子どもにとっては良くも悪くも大きな影響を与えることになるかもしれないので、言葉には気を付けるようになりました。

 

 

後輩のみなさんへ

――自分の得意なこと、自分に合ったことを見つけてほしいです。私は、幼いころからスポーツを続けてきたので、大学では健康スポーツを学び、将来はスポーツ関係の仕事に就くことが自然な流れでした。やりたいことがあれば、それに向かって迷わず進んでください。もし、今、目標が見つからない人も、授業での学びや友達との交流から、自分に合ったことを見つけてほしいと思います。四国学院大学には、個性的でおもしろい先生がたくさんいるので、4年間できっと興味が持てる学びの分野が見つかるはずです。