「耳が不自由」から「ろう文化」
~ からだが違えば、ものの見え方も違う ~
『現代思想』1995年3月号にろう文化宣言が掲載され、20年が経過しました。
「ろう文化」はDeaf Cultureの訳語ですが、当時はDeafとしての「ろう」が使われ始めたばかりで、一般的ではありませんでした。
従来の「ろう(聾)」とアメリカ発の「ろう(Deaf)」の入り乱れた時代が続き、いまでは落ち着いているものの「ろう文化」について取りあげた発言はそう多くありません。批判することはタブー視されているような風潮がありますが、実はそんなことはないのです。
「ろう文化」というキーワードをみなさんに知っていただくことで、こころとからだを考えるきっかけになればと思います。
講師: 水澤 学 先生
四国学院大学非常勤講師
プロフィール
1998年度より本学で第二外国語として「日本手話」を担当
聴覚障害児の専門学習塾「アモール学習室」を主宰
日時:2016年3月30日(水)13時30分~15時
場所:412教室※手話通訳あり
対象:全学対象(学生、事務職員、教員)・一般
問合せ: 香川県善通寺市文京町3-2-1 四国学院大学 CHCセンター ℡(0877)62-2111 (内線423)