『劇団Nuts’の活動のなかで見えた演劇のおもしろさ』(演劇)

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2020.10.14 サークル活動

社会学部 身体表現と舞台芸術マネジメントメジャー(演劇コース) 2021年度卒業 大瀬戸正宗さん

広島市立沼田高等学校出身。四国学院大学劇団Nuts’部長。ノトス・プロダクション※代表。
2018年度SARP※vol.15『レモネード・インセスト』(スタッフ)、2019年度SARP vol.16『平家物語REMASTER』(出演)、2020年度SARP vol.18『星の祭に吹く風』(スタッフ)。

「俳優になりたかった」と話す大瀬戸さん。大学では演劇コース、劇団Nuts’、ノトス・プロダクション、3つの場所で活動中。幅広く芸術に関わる姿にせまりました。

演劇を始めたきっかけを教えてください。

―演劇を始めたのは高校からです。高校の演劇部の公演を観に行って、面白そうだと思ったことがきっかけです。演劇部での活動は充実していました。高校演劇コンクール、文化祭での公演を行っていました。当時は、ぼんやりと「俳優になりたい」と思っていたので、できる限り多くの舞台に立ち、持っている時間のほとんどを演劇に費やしていました。

劇団Nuts'ではどのような活動をしていますか?

―劇団Nuts’は四国学院大学の演劇サークルです。演劇コースで学んでいる学生、演劇を少し経験したことのある人、全く演劇をしたことがない人、部員の経験値はさまざまです。現在は、新型コロナウイルスの影響で公演ができないので、筋トレや柔軟など、基礎トレーニングに励んでいます。その他にも舞台の照明や音響などの講習を行っています。昨年の大学祭では、部員が、短編の作品を創作して、上演する短編演劇祭を行いました。また軽音楽部のライブの照明も担当しました。
私は大学へ入学したときに演劇コースで学ぶことはもちろん、演劇ができる場所をひとつでも多く探していました。当時、劇団Nuts’の部員は4名ほど。ここでは演劇ができないと思いました。演劇コースのある大学なのに、演劇サークルに活気がないのはどうしたものかと(笑)。劇団Nuts’の初公演は完成度の高い公演ではなかったかもしれません。でも作品の創作、音響、照明、大道具など、学生だけですべてを創り上げることがとても新鮮で、自分たちで公演を企画し、運営する楽しさを感じました。舞台芸術(パフォーミング・アーツ)には、音楽、舞踊、落語など、多彩な活動があります。私は、そのような舞台芸術の世界を盛り上げることができる存在になりたいと思っています。「俳優になりたい」という気持ちが「舞台芸術を支えたい」という思いに変わってきたように感じます。演劇コースでの学び、劇団Nuts’での体験、ノトス・プロダクションの経験、この3つで学んだことが、それぞれの場で活かせるので、お互いにうまく作用しているなと感じています。

劇団Nuts'の部員から「こんな刺激を受けた」というエピソードがあれば教えてください。

―毎回の公演で刺激を受けています。演劇コースに所属する学生からももちろんですが、演劇コース以外の部員から受ける刺激は大きいと思います。劇団Nuts’の部員の演劇経験値はバラバラです。演劇をしたことがない人からすると「なんで!?」と思うことが毎回ありますし、足並みが揃わないこともよくあります。でも、経験値が違う部員がいるからこそ、演劇の当たり前にとらわれない発想も生まれるし、私自身初心に戻って演劇と向き合うことができると感じています。演劇コースの人も、演劇コースではない人も、劇団Nuts’でしかできないことを体験できていると思います。

後輩のみなさんへ

―私は俳優志望でしたが、演劇の世界にいるうちに、舞台芸術を企画したり、裏方として支えることもおもしろいと感じるようになりました。そのような可能性を見つけるために、好きなことを続ける意味があるのだと思います。四国学院大学は演劇に限らず、社会福祉、スポーツなど、さまざまなことを学んでいる学生がいるので、視野を広く持つことができます。その中でも自分のペースでできることから取り組んでいく、バランスよく取り組むことが大切です。演劇をやりたい人、舞台芸術を盛り上げたい人、大歓迎です。もちろん経験は問いません。自分を表現できる空間、「劇団Nuts’」に興味を持ってもらえればと思います。また、演劇に本気で取り組みたいと考えている方にとっても四国学院大学はとても良い環境だと思います。贅沢な講師陣による本格的指導を受けることのできる演劇コースに、劇場の管理やスタッフワークに関する経験を積むことのできるノトス・プロダクション、ここまで紹介させていただいた劇団Nuts’など、演劇に関わる多くの機会があります。ぜひ自分に合ったペースと場所で演劇を楽しんでいただけたらと思います。

※ノトス・プロダクション
本学学生によって構成された、ノトススタジオを運営するためのチーム。照明や音響、舞台美術、映像、公演の制作など劇場の運営を学生たちが主体的に行っている。ここで培った経験を生かし、プロの舞台技術スタッフとして働いている卒業生も数多くいる。

SARP/サープ(四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム)
身体表現と舞台芸術マネジメントメジャーが主体となって制作する公演。毎回、プロの演出家・振付家が大学内の宿泊施設に滞在し、学生キャスト・スタッフとともに一般観客の鑑賞に耐えうるレベルの高い舞台作品を創作し上演することを目指す。

劇団Nuts’
劇団Nuts’ HP