『未来を担う高校教員に』(サール・テッラエ特別奨学金)
社会学メジャー 国仲陽志さん
普天間高等学校出身。
高校時代に感じた「社会をもっと深く知りたい」という思いを胸に、沖縄から四国学院大学へ進学した国仲さん。現在は社会学メジャーで学びながら、高校の社会科教員を目指しています。
進学の決め手となったのは、幅広い学びを実現できるメジャー制度と、学費面での大きな支えとなったサール・テッラエ特別奨学金でした。
今回は、奨学金への挑戦、大学で広がった学び、教員を目指す理由など、四国学院大学での学生生活についてお話を聞きました。
四国学院大学への進学を決めた理由を教えてください。
高校社会科の教員免許を取得できる大学を探していたことがきっかけです。高校の同級生のお父さんが四国学院大学の広報をしている方で、そのつながりで四国学院大学のことを知りました。他の大学にはないメジャー制度に魅力を感じました。
元々は教育学部のある大学で教員免許を取ろうと考えていたのですが、メジャー制度では同じように教員免許が取得できる上、教育について専門的に学びながら、学部を越えてさまざまな分野の授業を受けられる点に惹かれました。
教員になるための知識だけではなく、多角的な視野を身につけた上で生徒と向き合えるようになりたいと思い、この大学を選びました。
入学前に期待していたことはありますか?
やはり、幅広い分野の授業を受けられることです。
実際に1年生の時には、教育とは少し離れた分野の授業も受講しました。
例えば「演劇ワークショップ」の授業です。最初は「演劇に興味がある」という気持ちで受講しましたが、実際に学んでみると、人との関わり方や表現する力など、教育にもつながる部分が多くありました。
新しい発見があり、視野が広がった授業の一つです。
サール・テッラエ特別奨学金に挑戦しようと思ったきっかけは何ですか?
大学を紹介してもらった際に、この奨学金制度があることを知りました。
最大授業料全額に相当する奨学金が支給される可能性があると聞き、魅力的に感じて挑戦しました。
沖縄から県外の大学へ進学するので、学費の負担を減らせることは大きかったです。
合格した時の気持ちはどうでしたか?
まずは安心しました。
自分自身の自信にもなりましたし、両親の負担を少しでも減らすことができると思ったことが大きかったです。
生活面でも余裕ができたことで、アルバイトに多くの時間を使う必要がなくなり、授業や将来に向けた勉強に集中しやすい環境になりました。
これから教員採用試験の勉強などもありますが、その時間をしっかり確保できることは大きなメリットだと思います。
高校生にとって、奨学金制度の魅力はどんなところだと思いますか?
私立大学は費用がかかるというイメージを持っている人も多いと思います。
でも、このような奨学金制度があることで、経済的な理由で進学を迷っている人にも挑戦するチャンスが生まれると思います。
学びたい気持ちがある人にとって、大きな支えになる制度だと思います。
現在学んでいる社会学メジャーで印象に残っている授業はありますか?
特定の授業というより、社会学メジャーの授業は将来教員になった時の自分に直結する学びが多いと感じています。
特に尾場瀬先生の授業では、政治や経済について深く学ぶことができます。
僕は高校社会科の中でも公民分野を教えたいと思っているので、今の自分に必要な知識を身につけられる授業だと感じています。
また、授業以外でも先生と話す機会があり、自分の卒業論文で考えている沖縄の社会問題について議論できるなど、教員との距離の近さも魅力です。
社会学を学ぶことで、考え方に変化はありましたか?
高校までの決められたカリキュラムの中で学ぶよりも、大学では政治や社会の出来事をより深く学べていると思います。例えば、選挙の公約放送だったり、アメリカとの関係だったり、今起きている社会問題を授業の中で掘り下げて考えるというのは高校までの学びとは大きく違います。ニュースや選挙に関する情報を見る時も、「なぜこうなっているのか」と背景まで考えるようになりました。
将来、生徒に教える立場になった時、ただカリキュラム通りの内容を教えるだけではなく、社会とのつながりを感じられる授業をしたいと思っています。
社会科教員を目指したきっかけを教えてください。
高校時代、政治経済の授業を受けたことがきっかけです。
新しく知ることが多く、社会の仕組みを理解する面白さを感じました。
また、高校生でも選挙権を持つようになったことで、若い世代が政治や社会についてしっかりとした知識を持つことが大切だと思うようになりました。
自分も教育を通して、若い世代の政治参加という点で、社会に貢献できればと思っています。
どんな教員になりたいですか?
政治や経済を中心に、生徒が社会に興味を持てる授業をしたいです。
日本の未来を担う生徒たちが、「社会をどうしていきたいか」を考え、自分の意見を持てるような学びを届けたいと思っています。
大学に入学して成長できたところはありますか?
知識が身につくだけではなく、「もっと知りたい」という探求心が大きくなったかなと思います。例えば授業を受けていて、分からないことをそのままにせず、自分で調べたり、先生に聞いたり、細かいことでも探求する姿勢は成長したところだと思います。
最後に、本学への進学を考えている高校生へメッセージをお願いします。
四国学院大学には、他の大学にはない学びの仕組みがあります。
メジャー制度によって、一つの分野だけではなく、興味のあることを幅広く学ぶことができます。トライメスター制で授業時間が1コマ70分なので、他大学の90分よりも集中しやすいと思います。
また、アドバイザー制度があるので、先生との距離が近く、自分が知りたいことを相談したり、深く議論したりできる環境があります。
将来やりたいことが決まっている人も、まだ迷っている人も、さまざまな学びを通して自分の可能性を広げられる大学だと思います。