『ダンスを通して広がる世界』(ダンス部)

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2020.01.10 サークル活動

社会学部 国際文化マネジメントメジャー 英語マイナー 2021年度卒業 津波真奈佳 さん

サークル:ダンス部

ダンス部に入ろうと思ったきっかけは何ですか。

――元々ダンスがしたかったんですけど、高校では勇気が出なくてダンス部には入れませんでした。だから、大学に入ったら絶対ダンス部に入ろうと思っていました。オープンキャンパスに来た時、ダンス部のパフォーマンスすごくかっこよかったです。

具体的にダンス部ではどんな活動をしていますか。

――練習は、火曜日と金曜日の17時から19時まで、第三体育室で行っています。普段は基礎練を中心に、大学の行事やイベントに向けて練習しています。学内の行事やイベントだけではなく、丸亀バサラ祭りや善通寺祭りなどの地域のお祭り、自動車学校のイベントなどにも参加しています。学外のイベントへの出演依頼の声がかかると、出演するチームは、本番に向けて練習しています。
ダンス部の活動日以外でも、体育館を借用して練習できるので、そういう時は自分の好きなジャンルをひたすら練習しています。そのおかげか、最初の頃よりは上達できたんじゃないかな、と思います。まだまだ下手ですが、自分がやりたいことが出来ているので、すごく楽しいです。

ダンス部に入って良かったなと思うのはどんな時ですか。

――先輩にピア・リーダーの方が多かったので、すごく後輩への面倒見が良かったです。後輩と関わる場をすごく設けてくださっていて、先輩とご飯に行ったり、話す時間が楽しくて思い出深いです。ダンス部に入ったから先輩と関われたと思うので、入ってよかったなと思います。
あと、曲の聴き方がすごく変わりましたし、聴くジャンルも広がりました。今まで王道なものしか聴いたことがなかったファンクミュージックを聴くようになって、「この曲いいな」と感じることが多くなって、今ではファンクミュージックがすごく好きになりました。それに、「こういう音があるんだ」とか「この音はここにも入るんだ」とか、音の聴き方も変わりました。元々ある音から、メインの音とは別の音も聴くようになって、みんなで「この音の時にこういう振りを入れよう」と話し合ったりできることがすごく楽しいです。
ダンス部に入って、ブレイクやガールズヒップホップなどのいろんなジャンルが見れるので、真似して踊りたくなるし、振りを感覚で見て覚えたりして、自分の幅が広がっていると思います。私だけじゃなくて、ダンス部のみんなそれぞれ、色んなジャンルをかじってると思います。最近はダンスのスクールにも通い始めて、ロックの中でも「ソウルロック」というジャンルにも挑戦しています。ソウルロックはカチッとしたダンスというよりも少しゆるいお洒落な動きを取り入れたもので、すごく楽しいです。

ダンス部に入って、どんなところが成長したと思いますか。

――感情的になりやすかったり固定的な考え方をしたり、という部分が自分にはあったんですけど、ダンス部に入って色んな先輩と関わって、考え方が変わったと思います。他の人の意見を聞いて、自分の意見と違っても受け入れられるようになりましたし、柔軟に色々なことを考えられるようになりました。

ダンス部の魅力を教えてください。

――アットホームな部活だと思います。初心者が多いので、初めて踊るという人に対しても寄り添って優しく教えてくれます。話しやすい環境だと思います。先輩や後輩との距離が近いので、相談もしやすいです。それに、ダンス部にはプロの方が香川に来た時、有料ですけどワークショップが受けられるチャンスがあります。学内の活動だけだと部内での伝統や学内の限られた方からの指導しか受けられませんが、学外で開かれているワークショップでは世界で活躍するプロから教えてもらえるので、それも特権ですね。私の好きな韓国のダンサーが大阪でワークショップを開くというのをSNSで知って参加したことがありますが、今まで画面の向こう側の人だと思っていたプロの方を間近に感じ、指導を受けられて感動しました。プロの方の指導っていうと、レベルが高そうに感じてついていけるか不安でしたが、実際は基礎の中に応用がちりばめられた分かりやすいもので、親近感がありました。ダンサーの方も一人一人考え方もダンスに対する姿勢も違うので、視野が広がるきっかけになると思います。

ダンス部としてのこれからの目標を教えてください。

――私にとって、一つ上の先輩方が入部した時の目標で、憧れでした。今でも憧れです。他のダンスに比べて技が多くないんですけど、先輩のようにカッコよく、全部の技をできるようになりたい、その基礎や技を磨いて表現力をもっと引き出せたらいいなと思っています。後輩の視野を広げられるような、目標になれるような先輩になりたいです。
ダンス部としては、今年の学祭は1学年上の先輩が最後のステージになるので、ダンス部でよかったって思えるようないいステージにしたいし、自分たちが引退する番になっても、後輩たちに残していけるようないいものをずっと作り続けていきたいと思っています。イベントや学校行事でももっと積極的に参加して、もっと行事を盛り上げていけるようになりたいです。
私の個性もまだ探っている最中です。パワフルとかエネルギッシュだと言われるんですけど、その強みを今ひとつ飼いならせていないというか、自分のどこがパワフルでエネルギッシュなんだろうって思うことも多いので、それを見つけていくのも目標です。人前に出ることについては抵抗もないし嫌いじゃないですけど、とてもあがり症なので、ステージに上がるとガチガチに緊張しちゃうんです。すると、観ている側にも緊張が伝わってしまうんですよね。緊張しないのは無理でも、程よい緊張感を持てるようになりたいです。

ダンス部に入って学生生活が豊かになったと感じますか。

――感じます。リズムに乗ったり音楽を聴いたり、ダンスの話で友達と共通の話題ができて盛り上がれるのが楽しいです。また、クラスターで仲良くなった友達が活動を見に来てくれて、「見たよ~」とか「カッコイイね!」って言ってもらえたり、あまり交流がなかった人や先生方がダンスを見て褒めてくれたり話しかけてくれたり、そこからもっと親しくなったということがあって、人間関係が広がっていくのはすごく嬉しいし、楽しいです。これが“繋がる”ってことかなと感じます。

これから挑戦していきたいことはありますか。

――留学です。自然が多い国に行きたいです。都会も興味があるんですけど、フィリピンやカナダに行ってみたいです。都会ならアメリカに行きたいなと思います。国際文化マネジメントメジャーに入っているので、「外国事情」の授業で行くこともできますが、今年はいろいろあって行けませんでした。長期留学にも興味があります。そして、留学する中でダンスも続けていきたいです。社会人になってもダンスは続けたいなと思っています。
あと伝統工芸にも興味があるので、留学先でお祭りや伝統行事なども勉強していきたいです。織物・染物や陶芸も体験してみたいです。いろんな国の染織を見てみたいと思います。

将来の夢を教えてください。

――明確にこれっていう職業はないんですけど、人とつながる仕事がしたいです。語学を生かして、海外から日本に来た人や、海外で困っている日本人を助けたいです。海外で働くのも一つの夢ですし、外国の人と日本人が繋がる仕事がしたいですね。

ダンス部に興味がある方へメッセージをお願いします。

――大学に入ってからダンスを始めた方が多いので、ダンス未経験だったり、踊りに自信のない子でも、簡単なリズムの乗り方や技をわかりやすく教えていきたいと思いますので、ちょっとでも興味があれば体験期間に是非、一度遊びに来てほしいです。私もそうだったように、初めてで怖い気持ちはすごくよくわかります。でも、やっていく中で面白さや楽しさを見出せるし、続けてよかったと思える瞬間というのは絶対に来ると思うので、「面倒くさい」や「興味があるけど…うーん」で諦めちゃうのはもったいないです。
ちょっとでも興味があるなら是非、ダンス部に来てください!