四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP) vol.23

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2023.06.15 プレスリリース
「情熱のフラミンゴ」主宰の島村和秀氏が脚本・演出を担当。今回の公演のために書き下ろした創作初演。

本作は、演出を担当する島村氏が、本学の公演のために脚本を書き下ろし、初演を迎えます。島村氏は、人間の衝突や矛盾を喜劇的に描くことに定評のある作家で、2017年の第7回せんがわ劇場演劇コンクールでは、グランプリと脚本賞を受賞するなど、現在注目されている劇作家・演出家です。本作の出演者はオーディションで選ばれた本学学生20名。スタッフワークもプロのアドバイザーの指導の下、学生が取り組み、島村氏の作品の世界観を美術や照明・音響など様々な視点から表現します。

2025年夏、とある高校の中庭が舞台。高校生がそれぞれの社会や規範の中で力強く生きる姿を描く群像劇。

本作の舞台は架空の高校「霧が丘高校」の中庭。夏休み中の中庭では夏季講習生、大会間際の部活生、休憩中の教師など様々な人々が行き交い、集まり、話しています。恋愛話や部活の話、進路の話など、高校生の日常的な話題の中から、生徒たちが属するそれぞれの社会での関係性が浮かび上がります。
本作は2年後の2025年という近未来を描いた物語で、近隣諸国との関係や電力需給など、近年の日本で起こりうる様々な問題が作中に盛り込まれています。社会が知らず知らずのうちに作り出している常識や偏見の中で、力強く懸命に生きる人物たちを愛情たっぷりに描いた群像劇です。

概要

四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP) vol.23『あるく鳥の白いニワ』
【日程】

2023年6月21日(水)~6月25日(日)

【会場】

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

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