四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP) vol.21

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2022.09.16 プレスリリース

2022年9月29日(木)~10月2日(日)、本学ノトススタジオにて四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP) vol.21『稜線とわたし』を上演します。本公演を貴媒体にてご紹介いただけますと幸いです。

富士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督を務める白神ももこ氏が、振付・演出。約1か月間、学生と創作。

SARP第21回目となる今回は、ダンス・パフォーマンス的グループ「モモンガ・コンプレックス」主宰でもある白神ももこ氏を迎え、本学学生とともにコンテンポラリーダンス作品を創作し、お届けします。白神氏による創作は、2016年SARPvol.11『大丈夫。』以来2度目。昨年度より、定期的にダンスの授業も担当。出演者以外の照明・音響・衣装等スタッフ業もプロのアドバイザーを迎え、全て学生が行う本公演。白神氏は教員と学生という関係性を超え、表現者として学生に向き合い、学生にとって表現者としてのプロ意識を学ぶよい機会となっています。

コロナ禍初のダンス公演。あらすじのある演劇とは違った表現のかたち。

他人との接触が多いダンスパフォーマンスはコロナ禍で見送ってきましたが、本作は本学ノトススタジオで3年ぶりのダンス公演となります。あらすじのある演劇公演とは違い、動きのシークエンス、表情、シーンの展開により、観客自ら独自の解釈を導き出すことができ、一人ひとりの人生や経験によって作品の捉え方が変わってくるため、コンテンポラリーダンスに馴染みのない方にも楽しんでいただけると思っています。

昨今の世界情勢を、じぶんの目線で考え、寄り添い、一つの作品を創っていく。

ウクライナ情勢、世界的干ばつなど混沌とした世の中を傍観するのではなく、そのことについて考え、いつも手にしているスマートフォンの画面ではなく、できるだけ遠くを、周りを、日常を見つめなおす作業を行いながら創作を進めます。様々なダンス経験値の学生がオーディションで選ばれ、ダンサーの個性、動きのユニークさ、出演者の関係性、静けさの中に漂う共感性を表現し、若者の持つ危うさや親密さなどを動きの中に取り込みながら、一つのダンス作品に仕上げます。

※ 四国学院大学の身体表現と舞台芸術メジャーと舞台技術・公演マイナーが主体となって制作する公演。毎回、プロの演出家・振付家が大学内の宿泊施設に滞在し、学生キャスト・スタッフとともに一般観客の鑑賞に耐えうるレベルの高い舞台作品を創作・上演することを目指し、2011年度より年2回のペースで公演を行なっております。

概要

四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP) vol.21『稜線とわたし』
【日程】 2022年9月29日(木)~10月2日(日) 
【会場】 四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

◎新型コロナウイルスの感染状況により公演が中止となる場合は、ノトススタジオホームページ、SNS でお知らせします。

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