本学非常勤講師 森新太郎と杉山至が「第21回読売演劇大賞」を受賞しました。

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2014.02.04 News

プロの演出家が1ヶ月以上滞在し、学生キャスト・スタッフで舞台作品を創作し上演するSARP。2014年度後期、その8作品目を演出予定の本学非常勤講師 森新太郎が、「第21回読売演劇大賞」の大賞および最優秀演出家賞を受賞しました。また、舞台技術ワークショップを担当している本学非常勤講師 杉山至が最優秀スタッフ賞を受賞しました。「第21回読売演劇大賞」は、1月~12月に国内で上演された演劇を対象とし、翌年1月の第1次選考会で5部門の候補各5件を選出、演劇評論家や演劇界、マスコミ界の関係者100人の投票で各部門の最優秀賞を決め、最終選考会で、大賞、杉村春子賞、芸術栄誉賞が選出されます。

 

◆大賞・最優秀演出家賞
森新太郎 : 劇団昴『汚れた手』、新国立劇場『エドワード二世』の演出

 

◆最優秀スタッフ賞
杉山至 : 風琴工房『国語の時間』、てがみ座『空のハモニカ』の美術

 

森 新太郎
1976年生まれ。2002年から「演劇集団円」に所属する。2006年『ロンサム・ウェスト』で「円」の本公演を初演出。2008年『田中さんの青空』 『孤独から一番遠い場所』の2作品で第11回千田是也賞を受賞。2009年には『コネマラの死骸』で文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞する。また韓国の劇作家の書下ろし作品の演出等にも精力的に取り組む。自身が主宰する「モナカ興業」でも活動中。

 

杉山 至
1990年、国際基督教大学卒。在学中より劇団「青年団」に参加。2001年度文化庁芸術家在外研修員としてイタリア・ナポリの舞台美術工房にて研修。2006年、カイロ国際実験演劇祭参加作品、演劇ユニット「地点」『るつぼ』にてベスト・セノグラフィー賞受賞。近年は「青年団」「双数姉妹」「ポかリン記憶舎」「地点」「サンプル」、山田せつ子、「LUDENS」等の舞台美術を担当。また舞台美術ワークショップを多数実施している。二級建築士。