保育士養成コースの学生が、善通寺市立図書館で「おはなし会とつくってあそぼう」を開催しました。
2019年12月21日(土)、社会福祉学部保育士養成コースの2年生が、親子で楽しめる絵本の読み聞かせと工作のイベントを開催しました。
図書館の職員の皆様にご協力いただき、11月から市内の幼稚園で読み聞かせを行ってきましたが、この「おはなし会とつくってあそぼう」はその集大成ともなるイベントです。
子ども23名とその保護者17名にお越しいただきました。


1.手あそび
会場で来場者をお迎えしている学生にも、おいでいただいた子どもたちにも、最初は緊張している様子がうかがえました。そこで、まずは楽しい雰囲気づくりのために、「おねえさんたちと一緒に楽しく遊びましょう!」と保護者の方にもご参加いただき、みんなで手あそびを楽しみました。クリスマス直前ということもあり、サンタやトナカイが出てくる楽しい手遊びを選びました。


2.読み聞かせとペープサート
読み聞かせには『へんなかお』と『おまえうまそうだな』を、ペープサートには『へんしんトンネル』を持っていきました。これらは、11月から続けてきた出前読み聞かせのために選んだ絵本と同じものですが、回数を重ねるごとに子どもたちの反応を見て、声を拾いながら読めるようになってきました。この日も、『へんなかお』では子どもたちにも変な顔をしてもらったり、『へんしんトンネル』ではトンネルに出入りするキャラクターたちのセリフを一緒に言ってもらったりしました。子どもたちは、読み聞かせに参加できることに大喜びでした。その日、図書館で職場体験をしていた小学生も、興味を持って参加してくれました。


3.工作「花紙で作るカップケーキと折り紙のドーナツ」
「クリスマスに食べたいカップケーキやドーナツをみんなでつくりましょう。」と呼びかけ、保護者の方にもご参加いただきました。カップや花紙、トッピングに使う素材、そしてドーナツ用の折り紙の色も、たくさんの中から選べるようにしたところ、材料を選ぶ段階から楽しんでいただけたようです。作り方をわかりやすく説明するために、手順を書いたチラシと大きな見本を作りました。
さまざまな色や大きさのお菓子が生まれましたが、子どもたちが何より夢中になったのはトッピングでした。ペンで模様を描くだけでなく、毛糸やシール、ビーズに綿と、好きな素材を貼り付け、工夫を凝らして作り上げていました。なんと、シール折り紙から星やハートの型を抜いた後に残った「枠」まで飾りに使ってくれました!
