卒業生紹介

髙木 翔太さん

社会学部 ベースボール科学メジャー 2020年度卒業
宮崎サンシャインズ株式会社 勤務

現在の職業を選んだきっかけを教えてください。

 大学では硬式野球部のマネージャーをしており、将来も野球に関わる仕事に就きたい一心でした。前に所属していた球団が活動休止となり、2023年より今の球団に転職しました。

現在の職場で、担当している仕事内容を詳しく教えてください。

 チームマネージャーや営業、広報の統括など幅広く担当しています。

現在の仕事の魅力や喜び、苦労したことを教えてください。

 大好きな野球を仕事にできることは魅力です。また、野球教室などで子供たちの笑顔を見ることができた時はとてもやりがいを感じます。独立リーグの球団運営は少数精鋭且つ仕事量も膨大なため、時間に追われる毎日がこの仕事において一番苦労するところです。

就職してから今までの経験から、社会に出て必要となる力は何だと考えていますか。

 コミュニケーション力、引き出しの多さ、効率よく仕事を進める力だと思います。

学生時代は、どんな学生でしたか。また、大学生活で印象に残っていることを教えてください。

 大学では硬式野球部のマネージャーをしていたので、野球一色の4年間でした。学生コモンズ支援課や管理業務課、入試課の職員には特に大変お世話になりました。

 4年次にコロナウイルスが流行し、四国六大学野球春季リーグ戦が中止になったことは非常に残念でしたが、2年次の春に全国大会に出場でき、とても貴重な経験をすることができました。

 大学時代、監督から「先輩からもらった恩は返せなくてもいいから、生涯忘れることだけはするな」という言葉をいただきました。この言葉を胸に日々生活を送っています。

大学時代の経験は、現在どのように生かされていますか。

 マネージャーとして、大人と一緒に仕事をする機会が多かったこともあり、ビジネスマナーや会話の経験はとても大きな糧になりました。4年間の学生生活で数え切れないほどの経験をさせていただき、社会に出てからも臆することなくスタートすることができました。また、ベースボール科学メジャーを専攻していましたが、他メジャーのマーケティング論や広告宣伝論も履修し、今の仕事にも活きていると思います。

これから社会に出ていく後輩に、先輩としてメッセージをお願いします。

 好きなことをとことん追求することはとても大事なことだと思います。自由に使える時間は社会人になると極端に少なくなります。時間がたくさん使える学生時代に様々なことに挑戦してもらいたいです。その経験が必ずどこかで役に立つと思います。