卒業生紹介

渕 翔太さん

文学部人文学科 歴史学地理学メジャー 2018年度卒業
高松市立勝賀中学校 勤務

現在の職業を選んだきっかけを教えてください。

 学生の時にボランティア活動で関わった中学生との出会いがきっかけです。

現在の職場で、担当している仕事内容を詳しく教えてください。

 1年生の学級担任、社会科の授業、ソフトボール部顧問、1年団人権・同和教育担当などをしています。

現在の仕事の魅力や喜び、苦労したことを教えてください。

 笑顔で話しかけてきてくれるところや、卒業式当日の卒業する生徒の表情を見た時は喜びを感じます。一方で生徒の気持ちに寄り添いたくても寄り添えないときや、生徒からの理解が得られない時は苦労します。

就職してから今までの経験から、社会に出て必要となる力は何だと考えていますか。

 まずは「頼る力」ですね。これは自分一人で抱え込まずに相談をすることです。次に「聞く力」です。聞き上手になることです。あと「想像力」です。相手は何を考えているか、次に何が起こるかを想像する力です。

学生時代は、どんな学生でしたか。また、大学生活で印象に残っていることを教えてください。

 教職課程コースの授業の一環で、模擬授業を行ったあとに反省会をするのですが、毎回、教授に模擬授業についての指導があったので、かなり印象に残っています。あとはサークル活動で準硬式野球部に所属していて、アルバイトと飲み会の繰り返しでした。

大学時代の経験は、現在どのように生かされていますか。

 大学では多様性を学びました。自分とは違う考え方の人間が多くいることに気付いたので、その経験は今も生かされていると思います。

これから社会に出ていく後輩に、先輩としてメッセージをお願いします。

 学生のうちに旅行やバイトなど多くの経験をして欲しいです。将来希望する仕事と関係のないように思えるものも、多くの経験が必ず生きてくるし、人としての深みにつながると思います。