日本語・日本文学メジャー
メジャーの学びのポイント
ことばとの出会いを大切にする
文学作品に触れると、今まで知らなかったことばや、聞いたことがあるけれどわからないことばに出会います。それらのことばのルーツを知ることによって、思考力が養われ、新たな世界が目の前に広がります。
多様な「読み」にチャレンジする
文学は、一文に様々な意味が交差している場合があります。つまり読み手にとって大事なのは解釈です。「誤読」を恐れずに、思い込みの「まちがい」を問い直し、テキストとの新たな向き合い方を習得します。
想像力を追求し、自らの感性を磨く
多様な社会的文化的背景の中で培われてきた文学作品を読み、色々な顔を持つ登場人物の立場に身を置き、その背後にある光と闇に目を向けます。共感力、洞察力を育てることで、自らの感性を磨きます。
PICKUP授業
『日本文学概論Ⅰ』
日本近代文芸研究の基本的事項を考察します。まずは「文学」という言葉の問題から始まり、「ことば」とは何かを言語理論から考えます。そして、近代文芸における諸問題を取り上げます。
『日本文学史BⅠ』
「桜」をテーマに、日本文学がいかに形成され、文学作品に取り込まれてきたのかを概観することにより、日本文学の世界観、日本文化の美意識の形成について考え、歴史的背景や時代の価値観の中での文学の変遷を考察します。
『創作表現法:近代小説』
創作表現のための講義と作品作成を行います。作品の基本設定、特に語りの設定を概説し、それぞれの語りの長所と限界を理解します。プロットの作成においては、企画書としての性格を考慮して作成します。
学生の声
作品と向き合い、より深く理解する
日本文学演習の授業は、作者の生い立ちや時代背景を理解して、小説に込められた作者の心情を読み解くのが面白いですね。英語・英米文学メジャーで海外文学も勉強しています。卒業研究では小説の執筆を経験。今後も続けたいと思います。
組み合わせて学ぶ