国際文化マネジメントメジャー

世界の文化を学び、共生の道を探ります。

自分や自国の文化を大切にするように、他者や他文化を大切にしましょう。今も地球上に溢れる様々な衝突を乗り越えるためには、異文化への深い理解と実直な行動力が必要です。本学がこれまで実践してきた国際大学間交流や教職員学生の異文化体験。これらをフルに活かそうというのが本メジャーの中心的分野で、日本文化も多文化の視点から捉え直します。座学だけでなく実際の現場での異文化体験から、世界の文化の差異を発見・理解していきましょう。共生への道を探ります。

教員紹介
●国際文化マネジメントメジャーコーディネーター 橋本一仁

■知恵と行動力を全開させて、幾多の困難を乗り越えてゆこう。

私たちの住む世界には、実に様々な人々と文化が混在しています。このような世界に身を置く私たちがめざすべき第一原則は、自分や自国の文化を大切にするように、他者や他文化を大切にすることであると、メジャーコーディネーターの橋本教授は静かに語り始めてくれました。
「でも実際には、様々なレベルでの衝突が毎日あっちこっちであるわけで、口では簡単に言える“異文化理解”も、いざ実行に移すとなると非常に難しいことを数々の現実が指し示しています。このメジャーで学ぶ大きなテーマは、違う文化を乗り越えて互いが理解し合うにはどうすればいいかということ。互いが主張し合ってるかぎり私たちは離れた関係のままです。歩み寄り、乗り越えてゆくには、相当な知恵と行動力が欠かせませんよね」

■持ち前の“国際性”活かし、あらゆる交流体験が重ねられ。

そこでクローズアップされるのが、四国学院大学が持ち前とする“国際性”。
「ウチはもともと国際大学間交流や教職員、学生の国際体験の中で、はじめは米国・英国ほかの欧米文化とふれあう機会に恵まれてきました。後に、韓国やフィリピンに代表されるアジアの国々との交流がはじまり、またアフリカとの関係もできました。ごく最近では、フィンランドの大学との交流、昨年からは台湾の大学との交流も始まりました。このような国際分野で蓄積されたものが、そのまま格好の学び素材となるのです。様々な先例を教材に異文化を考え、実際に出かけて行って住んでみるとか、プログラムは、いくつでも組めるでしょうね。国際セミナーを自分でセッティングしてマネジメントするなんていう、究極の体験も夢ではありませんよ」

■韓南大学校との交流を礎に、自ずと育まれる“共生感”も。

特に、1978年に始まった韓国・韓南大学校との姉妹校交流は、日韓の大学間交流においても草分け的なものと聞き及びます。
「同じミッション系大学という縁で始まったのですが、今年で記念すべき40年の交流歴。年によって人数の多少は変わりますが、何かにつけて行ったり来たり……こういうのは、日本でも珍しいと思います。最も近い国なのに、文化性はだいぶ違いますから勉強になりますしね。また、2000年からは紀全大学と姉妹校となり、2010年からは慶一大学校と韓瑞大学校とも協定校交流を開始して、韓国との文化交流は、一段と深化しました。このメジャーの、中心的分野となっています」。
アジア文化をいつでも身近に感じられるという恩恵は、相互理解の礎としても貴重なこと。同じ人たちの交流が二度三度と重なってゆけば、そこには自然に理想的“共生感”も育まれるでしょう。羨ましい限りです。

■国内にも研究対象は数えきれず、様々なアプローチで。

また、異文化というものは、何も海外にしか見いだせない存在ではありません。日本国内を見渡してみても、北と南、西と東では言葉や食事、生活風習などが大きく違うことが往々にしてあります。そこから学ぶことも、このメジャーが掲げるもう一方のテーマなのだと知りました。
「たとえば大阪の文化などは、もう独立していますよね。大阪弁がどんなものかはある程度わかっていたとしても、じゃあ使いこなせるかというと、それは訓練を重ねないと無理でしょう? B級グルメ探訪でも大阪などは欠かせませんからねぇ」
他にも、協定校のある沖縄など、国内での交流も豊かそうです。

■行って試して初めて理解する、その反復に欲望を沿わせて。

やはり、このメジャーもまた、頭で理解する(講義を受ける)だけでは真の理解には到達できない部分を孕んでいます。行って、試して、初めて理解できるもの。問われているのは、行動力であり、積極性です。
「そりゃそうですよね、『あそこに他にないおいしいものがある』と聞いて、いろんな情報からそのおいしさを想像することはできても、ジッとしていては実感は得られない。ましてや、その裏側にどんな文化があるのかなど推し量ろうともしないでしょう」
学びのラインに沿って、うまく欲望までをも乗せていけるような学生。話を聞いていて、そうした者こそが向いているのかもと思ったものです。

カリキュラム
●履修できる科目●

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卒業研究
●過去の研究テーマ例●

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目指せるキャリア

●国際貿易関連企業 ●国際NGO・NPO団体
●マスコミ ●各種民間国際交流団体 ●教員
●公務員(国・自治体国際交流担当職員) ●翻訳
●国連職員 ●一般企業 ●通訳など

学びのスタイル
●在学生ボイス●

こちらから在学生の履修スタイル例や、このメジャーで学んだことなどを紹介しています。