社会学メジャー

メジャーの学びのポイント
社会学的な観点から仮説を立てる
社会学には社会学なりのものの見方があります。まずはそれをしっかり身につけ、その上に立って自分の興味・関心のある社会現象・社会問題を研究対象として選択し、研究の見通し(仮説)を立てます。
文献を収集し、社会調査を行う
自分の立てた仮説が正しいのかどうか検証するために、図書館で先行研究(本や論文)を探したり、データを収集したり、質問用紙を作成してアンケートを実施・集計・分析したりします。
調査や研究の結果を精査し、論文を作成する
優れた先行研究や論文、それから集めたデータなどを基にして、研究して分かったことを文章化していきます。できるだけ客観的なデータを用いて、論理一貫性のある論文に仕上げていきます。
PICKUP授業
『現代社会論』
今日、格差や社会の分断、個人化(他者との絆の喪失)の進展など社会環境が急激に変化しています。それが人間間のどのような軋轢や社会問題を生みだしているのかを講じます。
『社会調査論』
世の中をデータで解き明かす手法が社会調査です。データを扱うスキルは学業のみならず、社会においても求められています。調査手法とデータ活用方法について学びます。
『労働社会学』
非正規雇用や外国人労働者の増加、あるいはリモートワークやセルフレジ/キャッシュレスの普及など、わたしたちをとりまく働く現場ではさまざまな変化が進行中です。こうした変化が何を意味しているのかをこの授業では考えていきます。
学生の声

多彩な経験が研究に生きてくる
どんなことでも学間のテーマにできる社会学の自由な雰囲気に刺激を受けました。演劇や平和学など他学部の授業も積極的に受講。劇場運営やオルタナティブスクールのインターンに参加して、見識を広げています。将来は大学院で研究を続けたいですね。

一つの分野を学ぶ

社会を理解し、地元の活性化につなげる。
高校時の探究活動がきっかけで地域活性化に興味を持ち、社会の構造や仕組みを学べる社会学メジャーを選択。大好きな地元をより住みやすい町にするのが目標です。専攻外で観光学も学び、目標実現に向けてさらに理解を深めています。

一つの分野を学ぶ