『韓国留学で広がった世界』(留学)
韓南大学校に留学中の学生2名に聞く、リアルな成長ストーリー
社会学部 国際文化マネジメントメジャー 小田萌々子さん(写真左)
英明高等学校出身。
文学部 文学メジャー 桒原ひなたさん(写真右)
英明高等学校出身。
留学期間:2026年2月~2027年2月(予定)
四国学院大学には、韓国の姉妹校である韓南大学校への留学プログラムがあります。
今回は現在韓南大学校に留学中の学生2名に、留学を決めた理由や現地での生活、そして自分自身の成長について話を聞きました。
「いつか留学したい」その思いが韓国へつながった
――まず、韓国へ留学しようと思ったきっかけを教えてください。
小田さん
もともと海外に留学してみたいという気持ちがありました。将来は外国人に日本語を教える日本語教員を目指していて、大学で韓国に関わる機会が増えたことで興味を持つようになりました。それが韓国留学を決めた理由です。
桒原さん
私はもともと韓国の文化や建物が好きで、ドラマなどもよく見ていました。3年生のときに短期プログラムで韓南大学校を訪れる機会があり、その1週間がとても充実していて、「もっと長く学びたい」と思ったことが留学の決め手になりました。
韓国語ゼロからのスタート。少しずつ伝わる喜び
――実際に留学してみて、印象に残っていることはありますか。
小田さん
韓国語で友達と会話できた瞬間ですね。まだ片言ですが、自分の言葉が通じて相手に理解してもらえたときは本当にうれしいです。小さな成功体験の積み重ねが自信につながっています。
桒原さん
私は韓国語がほとんど分からない状態で来たので、最初は単語を覚えることに必死でした。でも少しずつ先生の話が分かるようになり、自分でも簡単な受け答えができるようになってきました。成長を実感できる瞬間が一番うれしいですね。
多国籍な環境で広がる交流の輪
――現地の学生や留学生との交流はいかがですか。
小田さん
韓南大学校には日本語を学ぶ学生が所属する交流サークルがあり、そこで韓国人学生と交流しています。日本語と韓国語を交えながら会話できるので、とても楽しいです。
桒原さん
寮生活では日本人だけでなく、中国やベトナムなどさまざまな国の学生と出会えます。韓国語を共通言語としてコミュニケーションを取るので、毎日が国際交流ですね。
――寮生活はどうですか。
小田さん
部屋を出るといろいろな国の学生がいて、本当に国際的な環境です。自然と異文化に触れられるのが魅力だと思います。
桒原さん
私は人と関わることが少し苦手だったので最初は不安でした。でも同室の学生とも仲良くなれて、安心して生活できています。
韓国で感じた文化の違い
――日本との文化の違いで驚いたことはありますか。
小田さん
韓国の人はとてもオープンですね。年齢や恋人の有無など、日本ではあまり聞かないようなことも自然に話題になります。
桒原さん
友達になると、まず「ご飯食べた?」と聞かれることです。最初は不思議でしたが、韓国では「元気?」に近い意味の挨拶だと知りました。
――韓国ならではの楽しみもありますか。
桒原さん
カフェが本当に多くて、おしゃれなお店ばかりです。友達とカフェ巡りをするのも楽しみの一つです。
小田さん
韓国料理ももちろんおいしいですし、日本では見かけない流行のスイーツや食べ物にもたくさん出会えます。
留学で身についた「一歩踏み出す力」
――留学前と比べて、自分が変わったと感じる部分はありますか。
小田さん
言葉がうまく伝わらなくても、「なんとかなる」と思えるようになりました。ジェスチャーや表情も使いながら伝えることで、簡単には諦めなくなりましたね。
桒原さん
私は自分から行動するのが苦手でした。でも韓国では待っているだけでは何も始まりません。韓国語も上達しないし、友達もできない。だから勇気を出して自分から話しかけたり遊びに誘ったりするようになりました。
――大きな成長ですね。
桒原さん
はい。少し自信がついたと思います。
視野が広がり、自分自身も知ることができた
――留学して良かったと感じることは何ですか。
小田さん
いろいろな考え方に触れられたことです。日本にいると当たり前だったことが、海外ではそうではないこともあります。視野が広がったと感じます。
例えば、日本では相手に配慮して遠回しに伝えることがありますが、韓国では自分の意見をストレートに伝える人が多いです。最初は驚きましたが、その分コミュニケーションが分かりやすくて楽だと感じるようになりました。
桒原さん
私はたくさんの国の人と関わることで、自分自身のこともよく分かるようになりました。苦手なことや無理をしやすい部分にも気づけたので、自分と向き合うきっかけになっています。
将来は日本語教員として、この経験を生かしたい
――最後に、この留学経験を将来どのように生かしたいですか。
小田さん
将来は日本語教員になりたいと思っています。実際に外国で生活してみると、病院やスーパーなど日常生活のすべてが大変でした。だからこそ、日本で学ぶ外国人の不安や戸惑いに寄り添える先生になりたいです。
桒原さん
私も日本語教員を目指しています。韓国で授業を受ける中で、学習者がどんなところでつまずくのかを実感できています。留学で得た経験を活かして、生徒一人ひとりに寄り添える教師になりたいです。