胎内被爆(広島)現役唯一人のピアニスト・好井敏彦氏を招いてのチャペル・アワー

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2025.10.02 News

2025年10月1日(水)のチャペル・アワーでは、胎内被爆(広島)現役唯一人のピアニストである好井敏彦氏をお招きし、昭和100年、被爆80年、ノーベル平和賞受賞を記念したコンサートを行いました。
好井氏は、「胎内被爆者として二十歳まで生きられないと言われていたが、もうすぐ八十歳になる。ピアノを弾く人生を与えられた」とこれまでの自身の体験を語ってくれました。
学生たちに向けて、人生の先輩としてのアドバイスも多くいただきました。
戦後80年の節目に、平和について考える貴重な時間となりました。
チャペル・アワー後は、好井氏と末吉学長、学生、教員で歓談のひと時を過ごしました。

プロフィール

好井敏彦(よしい としひこ)

1946年生まれ。坂出市在住。
広島市尾長町(現広島市東区)に住んでいた母親の胎内で被爆。大人になってプロのジャズピアニストとして活動。
60歳を過ぎて「被爆ピアノ」に出会う。
平和の大切さを伝えようと国内外で平和コンサートピアノ演奏。
2017年、ノルウェーにてノーベル平和賞の授賞式が開かれ、被爆ピアノの演奏家として現地を訪問。香川県原爆被爆者の会前代表、原爆胎内被爆者全国連絡会代表世話人。