2015年度 こころとからだのケア研修
2016.03.16
News
「耳が不自由」から「ろう文化」
~ からだが違えば、ものの見え方も違う ~
『現代思想』1995年3月号にろう文化宣言が掲載され、20年が経過しました。
「ろう文化」はDeaf Cultureの訳語ですが、当時はDeafとしての「ろう」が使われ始めたばかりで、一般的ではありませんでした。
従来の「ろう(聾)」とアメリカ発の「ろう(Deaf)」の入り乱れた時代が続き、いまでは落ち着いているものの「ろう文化」について取りあげた発言はそう多くありません。批判することはタブー視されているような風潮がありますが、実はそんなことはないのです。
「ろう文化」というキーワードをみなさんに知っていただくことで、こころとからだを考えるきっかけになればと思います。
講師: |
水澤 学 先生 四国学院大学非常勤講師 プロフィール 1998年度より本学で第二外国語として「日本手話」を担当 聴覚障害児の専門学習塾「アモール学習室」を主宰 |
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日時: |
2016年3月30日(水)13時30分~15時 |
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場所: |
412教室※手話通訳あり |
対象: |
全学対象(学生、事務職員、教員)・一般 |