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2023年度卒業式を挙行しました。

2024年3月15日(金)、2023年度卒業式を挙行し、修士学位記が2名(社会福祉学研究科2名)、卒業証書および学位記が201名(文学部46名、社会福祉学部58名、社会学部97名)の者に授与されました。

式典では、卒業生を代表して、文学部人文学科 河田和樹さんが教員免許取得のために勉学に励むのと同時に、ピア・リーダーの委員長として様々な経験を積むことができたことを述べ、支えてくれたすべての方へ感謝の気持ちを伝えました。

また、今年度は3年ぶりに来賓の方にご臨席いただき、来賓を代表して善通寺市長 辻村修様よりご祝辞をいただきました。

コロナ禍で入学式が中止となり、遠隔授業でスタートした入学年度の学生たちは、ご臨席いただいた多くのご家族、ご来賓の方々、教職員に見守られながら卒業しました。

卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。

 

 

2023年度卒業式について

2023年度卒業生の皆様
卒業生のご家族の皆様

2023年度卒業式を下記のとおり挙行いたします。

■2023年度卒業式
日時:2024年3月15日(金)10:00~
場所:四国学院大学第一体育館

当日お車で来学される場合は、本学の駐車場をご利用ください。
ただし、出入り口は1カ所ずつで、ゲートが設置してありますので、大変な混雑が予想されます。
式開始に40分程度の余裕をもって来学されますよう、お願いいたします。

若者の交通事故の傾向と対策について特別講義を行いました。

2024年2月19日(月)、高松南交通安全協会 事務局長の作花香氏を講師として迎え、サバイバル論の中で「若者の交通事故の傾向と対策」についての特別講義を行いました。
若者の交通事故の事例を紹介しながら、若者が陥りやすい交通事故の特徴と防止対策についてお話いただきました。

この特別講義は、「拳銃」、「地域安全」、「交通安全」と内容を変えながら10回目の講義となりました。

 

「サバイバル論」(授業担当:漆原 光徳 副学長)は、現代社会を生きていくための基礎知識を学ぶ授業です。
学生達は、様々な事件や事故の事例から多くのことを学んでいます。

1年生を対象に犯罪実行者募集(闇バイト)に関する特別講義を行いました。

2024年2月7日、本学1年生を対象に、丸亀警察署生活安全課長の黒澤康次氏を講師としてお招きし、『犯罪実行者募集の実態 ~少年・少女を「使い捨て」にする「闇バイト」の現実~』と題した特別講義を行いました。
犯罪実行者募集(闇バイト)は犯罪実行役の募集であり、これに関わることでどのような危険が及ぶのか、実際の事例をもとにお話いただきました。
黒澤氏は最後に、「闇バイト」の募集はアルバイトの募集ではなく、犯罪実行者の募集であることを忘れず、犯罪を犯さないという強い心を持ってほしいと学生たちに呼びかけました。

 

また、今回の特別講義についてメディアでも紹介されています。
■NHK 香川 NEWS WEB 「大学生に「闇バイト」の危険性伝える特別授業 善通寺市」

Wel-Fes in SGU2023がWEBメディアLIVIKAにて紹介されています。

2023年11月25日(土)に開催した「Wel-Fes in SGU2023」について、WEBメディアLIVIKA「SDGs 大学プロジェクト」コーナーにて紹介されています。
社会福祉学部長 富島喜揮教授が取材に応じています。
ぜひお読み下さい。

■WEBメディアLIVIKA
社会貢献活動 × Shikoku Gakuin Univ.

■本学News記事
Wel-Fes in SGU2023(社会福祉学部ふくし祭り)を開催しました。

Wel-Fes in SGU2023(社会福祉学部ふくし祭り)を開催しました。

2023年11月25日(土)、本学にてWel-Fes in SGU2023(社会福祉学部ふくし祭り)を開催しました。
開催の経緯や当日の様子について、以下のとおりまとめておりますのでぜひご覧ください。

Wel-Fes in SGU 2023 を終えて

第2回目となる今年は、「明日のFUKUSHIを考える」をテーマに、様々な社会的課題がある現代において、明日の福祉はどうあるべきかといったことを体験的に考えることができるプログラムを企画、実施しました。
今回は「市民講座プログラム」「福祉体験プログラム」「福祉座談会」「社会福祉と演劇ワークショツプ」の4つの企画を、教員、学生が一から考え、本学卒業生や現場のスタッフやメンバーの方々に協力していただきながら準備を進めていきました。
当日は、約160名の方が会場である5号館や7号館に集いました。各プログラムでは、真剣に講座や座談会に耳を傾ける姿や、参加者と主催者の学生がワイワイ賑やかに話をする姿、小さいお子さんも一緒になってアクティビティに参加される姿などが見られました。
高校生や小さなお子さん、卒業生や福祉専門職など、多くの方々にご参加いただき、無事に終了することができました。
ご参加いただきました皆様には心より感謝いたします。
これからも、地域に開かれた大学として、社会や生活と直結した福祉を体験的に学んだり、考えていけるような「持続可能な取り組み」を発信し続けていきたいと思います。

市民講座プログラム

①『北欧フィンランド~高福祉を支える社会の形~』
「北欧フィンランド~高福祉を支える社会の形~」と題して、講義を行ないました。
現地の福祉現場の写真を紹介しながら、ジェンダー平等の推進と家族の変容が福祉国家の形成と表裏一体となっていることなどを解説しました。
一般市民、高校生、本学卒業生を含め、67人の参加がありました。

②『韓国の「超少子化社会」を問う』
本講座では、韓国の合計特殊出生率が2022年には0.78と過去最低を更新している状況のなか、韓国における少子化の現状と、その背景や原因、さらにこれまで取り組んできた少子化対策などについて一緒に考えてみました。
しかし、この少子化問題は、韓国に限ったことではなく、日本の近未来の課題でもあることから、仕事と子育てが両立できる社会、将来に希望をもてる社会にしていくことが、何より求められていることを、この市民講座を通して痛感しました。
参加者は、一般市民、高校生を含め、52名の参加でした。

福祉体験プログラム

①『若者広場で、集まろう!』
大学生が企画した、高校生を対象のプログラムです。5つのグループに分かれて、高校生と学生スタッフで、わいわいがやがやと談笑にふけりました。グループでの話し合いは、当初、高校生と大学生が一緒になって、高校卒業後の進路や悩みなど話し合う予定でしたが、参加した生徒の多くが1年生2年生であったため、予定を変更して学校での生活や今の楽しみなどを話し合いました。参加した高校生は、大学や大学生活が少しイメージできたようでした。高校生や学生スタッフなど、40名近い参加者でした。

②『ドラマで学ぶ楽しい手話』
ドラマで出てくるワンフレーズを手話の基本的な文法と共に学びました。高校生を中心に親子連れや専門職、一般の方たちで50名あまりが参加され、ドラマの主題歌やドラマの1シーンを参加者同士が楽しく手話に触れていました。
体験が終わった後、笑顔で「ありがとうございました」や「お疲れ様でした」、「楽しかったです」と手話で声をかけてくださる方たちもいて、自分たちの生活のなかに手話が溶け込んだのかなと嬉しく思いました。

③介護の「イ・ロ・ハ」伝えます
介護体験は高校生1名と高校教員1名の2名が参加しました。四国学院大学専門学校の教員が、視覚障害者の特徴と介護者の役割について講義し、その後障害者役と介護者役に分かれて介護技術演習(学内散策 / ブラインドウォーク)を行ないました。

福祉座談会 「明日の福祉を考える」

現在、香川県内の福祉現場で活躍されている本学の卒業生3人をお招きし、「明日の福祉を考える」と題して、福祉職を目指したきっかけや現在の活動に至る経緯、さらに福祉事業を展開する際の理念や考え方について、事例や一部動画を活用しながら報告していただきました。明日の福祉を考える際のキーワードとして「福祉の見える化」「地域・人のつながり」「権利擁護」「町の人と一緒に進める福祉」等が確認でき、有意義な座談会となりました。
一般市民、高校生、医療保健福祉専門職、本学の学生等、100名を超える参加がありました。

社会福祉と演劇ワークショップ「即興演劇で遊んでみよう!」

社会福祉と演劇のコラボ企画として、今回は即興演劇を活用したグループセッションを行ないました。参加者は、NPO法人サヤたんぽぽの利用者4名、学生ボランティア3名の他、外部からの参加者を含む総勢16名でした。
まずは、アイスブレイクからスタート。徐々に相手の動きや言葉に呼応するゲームで参加者個々の緊張が解けたところで、プレゼント交換や想像して新たな状況を展開させるゲーム等、即興演劇のエッセンス満載のワークショツプとなりました。
参加者からは、「他者に共感すること、他者との関係を意識することが大切」「相手と動きを合わせるのは難しいが、上手くいくと仲良くなれる」「周囲の人の意見から学ぶことができた」「演劇コースの学生の皆さんと久しぶりに一緒に活動できて嬉しかった」「楽しかった」等の感想が寄せられました。

『それぞれの視点でみること、学ぶこと』(外国事情(韓国)/短期留学)

社会学部 国際文化マネジメントメジャー 大源心乃さん
倉敷翠松高等学校出身。

韓国の姉妹校 韓南大学校を訪問・滞在して体験する「外国事情(韓国)」。
元々東アジアの歴史に興味があり、授業でも韓国の歴史を学んでいた大源さんは、今回の短期留学で多くの学びを得ることができたそうです。
韓国では、どのような体験をしたのでしょうか?

「外国事情(韓国)」を履修しようと思ったきっかけを教えてください。

――橋本先生の「コリア文化研究」で、韓国の歴史をひと通り学んでいました。授業で使用していた教科書は、韓国人と日本人の先生が一緒に作ったもので、日本人が学校で習う歴史とはちょっと違っていました。歴史っていろんな角度から見たら、また違った解釈になるということを学ぶことができたので、今回「外国事情(韓国)」で実際に自分の目で韓国を見てみたいと思い、参加しました。

「外国事情(韓国)」では、どのような体験をしましたか。

――韓南大学校の学生と一緒に豊臣秀吉が焼き討ちした建物などの歴史的建造物を見て回ったり、世宗という韓国の王様の名前がついている植物園に行ったりしました。ただ、日本人が焼き討ちした建造物や植民地時代のことを思うと、気まずさを感じる場所もありました。実際の歴史がどうだったかは分かりませんが、韓国から見れば、日本は侵略してきた国で、今でも恨みが残っているのも分かるなと思いました。ソウルの景福宮に行った時、植民地時代に建っていた日本総督府は取り払い、地方の土の中に埋められているということを聞きました。同行していた橋本先生は、実際の建物を見たことがあり、「近代的な大きな建物だった」と当時のことを話してくれました。気まずさはありましたが、日本と韓国それぞれの視点を持つ人が一緒に同じ歴史的建造物を見る機会はなかなかないので貴重な体験ができました。
日本の教科書で学ぶのは、第二次世界大戦後にGHQが日本を占領したとか、日本がどれだけ酷いをされたのかということばかりで、日本がアジア諸国にどんなことをしたのかはあまり習うことがありません。でも、韓国の学生は、日本が韓国にしたことを歴史で学んできていると思うので、最近になってその歴史を学んだ日本の学生とで、捉え方は違うんだろうなと感じました。お互いに多くは語りませんでしたが、知らなかった歴史を大学で詳しく学んで、韓国人の学生と実際に歴史的な場所に来ることができたことはよかったと思います。それに、「コリア文化研究」の授業で韓国の歴史を学んでいたからこそ頭に入ってくることも多くて、すごく勉強になりました。

セミナーではどのような発表をしましたか。

――私たちは、「日本のアニメが韓国ではどう変わるのか?」ということをテーマに発表しました。例えば、『銀魂』では沖田総悟というキャラクターが年上や上司のキャラクターにため口で話すシーンなどはすべて敬語になっていたり、『ONE PIECE』のサンジというキャラクターがタバコを吸うシーンはタバコではなくペロペロキャンディーに変わっていたりします。また、仲良くなった韓南大学校の友人の家庭では、日本でよく話題に上がる『クレヨンしんちゃん』ではなく、『ドラえもん』が禁止されていたということを聞いて驚きました。理由を聞いてみると、のび太のようななまけ癖がついたら困るからだと言っていて、そういう見方もあるんだと感じて印象に残っています。セミナーの時に話題になったんですけど、日本は妖怪や鬼をアニメにすることが多くて、韓国は現代を舞台にした作品が多いという違いもありました。日本の伝説や伝承がアニメになっていたりするので、韓国人から見れば新鮮に思えるのかもしれないと感じました。
今回調べたことによって、その国の文化によって、表現の場でも変化や違いがあるということが学べました。

韓国での生活はどうでしたか。

――韓国では寮生活でした。最初は韓国語の勉強もしていなかったし、慣れなかったんですけど、なんとなく一緒にいるうちに「こういうことを言っているのかな?」と分かるようになってきました。翻訳アプリを使って会話をしたり、日本語と英語と韓国語を交えて伝えたり、身振り手振りを使ったりしてコミュニケーションをとるようにしました。一緒にカフェに行ったり、ショッピングをしたり、普段観ているアニメやドラマ、音楽の話で盛り上がったりして、どんどん仲良くなっていきました。
韓国料理がとても美味しかったです。特に印象に残っているのは、カニの素揚げにキムチであえたケジャンという料理です。触感はカリっとしていてピリ辛で、日本にはない料理ということもあって、たくさん食べました。

「外国事情(韓国)」を通して、成長できたことを教えてください。

――韓国人の女子学生と接していて思ったことがあります。それは、そこまで人に気を遣わなくていいのかもしれないということです。私はけっこう人に気を遣ってしまうタイプだったんですけど、韓国の友達は興味がない話題だと「あ、そう」とスパッと会話を切っていて、無理して会話を広げたりしなくてもいいんだと思えました。韓国人の学生との交流で、自分の考え方が変わりました。人間関係で気を遣うことは必要だけど、仲のいい友達との間ではフラットな姿勢で、そこまで気を遣わなくてもいいんだと思うと、気持ちが楽になりました。だから、違う国の文化だし、その子の性格もあるとは思うんですけど、人に気を遣いすぎなくていいということを知ることができて、以前の自分よりは強くなれたと思います。自分が変わることもできたので、本当に韓国に行けてよかったと思います。
また、分からない人に合わせるということも学びました。寮では、韓国人の学生一人と私たち日本人二人が同じ部屋でした。私たちが日本語で話している時、韓国人の学生は何を話しているのか分からない状況になってしまいます。私はその子と仲良くなりたかったし、疎外感を感じてほしくなかったので、日本語での会話が終わったら、翻訳アプリを使ってどういう話をしていたのか、ということを伝えるようにしていました。そういったコミュニケーションをとっていたおかげで、些細なことでもお互いに翻訳アプリを使って会話するようになって、より仲良くなることができました。これは言語だけの話ではなくて、同じ空間で分かる人と分からない人がいる時には、分からない人に合わせてコミュニケーションをとっていくことがその人と仲良くなる上で大切なんだと学びました。

四国学院大学に入学した理由を教えてください。

――オープンキャンパスで受けた金先生の授業が面白くて、金先生の授業をもっと受けてみたいと思ったからです。それに、友人の付き添いで個別相談に行った時、同じ岡山出身の職員の方がいて話が盛り上がったこともあって、この大学で過ごすのはすごく楽しそうだなと感じて入学を決めました。

国際文化マネジメントメジャーでの学びはどうですか?

――いろんな国の歴史を知りたかったので、メジャー選択の時には歴史学・地理学メジャーと迷ったんですけど、いろんな国の事情をいろんな角度から見たかったので国際文化マネジメントメジャーに決めました。国際文化でイギリス史や韓国史などを学べているし、メジャー制度のおかげで他の分野の授業も履修できるので、オープンキャンパスで気になっていた金先生の授業も受けたりしながら、すごく楽しく学んでいます。
特に学んだことで印象に残っているのは、韓国史です。隣の国の歴史なのに、義務教育では深く学ぶことがありません。だから、意外と接点があったんだということも知ったし、日本が韓国に対して何をしたのかも知ることができたし、日本での出来事が韓国ではどうだったのか、と比較しながら学ぶことができました。例えば、日本が終戦を迎えた時に韓国は植民地時代が終わったから光を取り戻したとか。日本にもきっと朝鮮系の人もいて、同じ祖先を持つ人もいるのに、その国の文化によって考え方や見方が変わってくるというのがすごく面白かったです。
そういったことを学んだ上で「外国事情(韓国)」で実際に韓国に行くことができたので、メジャーでの学びの一環のようですごく勉強になりました。

これからの将来にどう活かしていきたいか。

――分からない人に合わせる、というのが自分にすごく勉強になったことでした。これから国際文化に係る仕事に就くかは分からないんですけど、人に気を遣いすぎなくてもいいとか、分からない人に合わせるとか、お互い分かろうと努力していけばけっこう仲良くなれるということを知れたので、これから人間関係を築いていく上で大切なことを学ぶことができたと思います。

「外国事情(韓国)」に興味がある人へアドバイスやメッセージがあればお願いします。

――韓国に興味を持っている人が多く選ぶと思うんですけど、外国の人と関わってみたいとか、外国ってどうなんだろうとフワッとした興味がある人でも勉強になると思います。視野を広げるために行くのもアリだと思います。後からでも自分に吸収できることがあると思うので、とりあえず行くことが大事です。それに、韓国の学生とずっと一緒に過ごすのは、学生の今しかできないと思います。そういう目標や目的があってもなくても、行ってみたら勉強になることがたくさんあるはずです。


「外国事情(韓国)」とは…
サマ-セッションの一週間、韓国大田市にある姉妹校韓南大学校を訪問・滞在し、韓日国際学生セミナ-に参加して韓国の大学生と友好親善交流をし、韓国各地を訪ね人々と直接的な出会いを体験しながら、韓国の歴史や文化、韓国人の日常生活などについての理解を深める韓国体験授業です。

「Wel-Fes in SGU2023」を開催いたします。

11月25日(土)、「Wel-Fes in SGU2023」(社会福祉学部ふくし祭り)を開催いたします。
今年は「明日のFUKUSHIを考える」をテーマに、社会福祉学部教員・学生・社会福祉の現場で働く卒業生・当事者等が協働し、児童・生徒・地域住民といった様々な人々が、社会や生活と直結した社会福祉を体験的に学べる企画を考えました。
現場のソーシャルワーカーや福祉サービスなどの利用者との交流を通して、体験的に福祉が理解できる内容となっています。
友達や家族の皆さんと一緒に、ぜひご参加ください。

開催概要

日 時:2023年11月 25日(土) 13時~16時
場 所:四国学院大学
対 象:地域住民、福祉関係者、教育関係者、児童・生徒・学生
参加費:無料
主催者:四国学院大学 社会福祉学部
後 援:香川県社会福祉協議会・善通寺市社会福祉協議会・香川県ソーシャルワーカー協会

プログラム

13:00~13:40 <市民講座プログラム①>【514教室】
『北欧フィンランド~高福祉を支える社会の形~』
講師:片岡信之/教授
フィンランド現地の写真を交えながら、北欧型福祉とその基盤となっている理念や社会の仕組みをわかりやすく解説します。日本と大きく異なる社会を作り上げている北欧は、日本の「当たり前」を問い直す良い機会を提供しています。
<福祉体験プログラム①>【521・522教室】
『若者広場で、集まろう!』
講師:富島喜揮/教授
大学進学や就職。新たな世界に飛び込むには、心配事や不安がいっぱいありすぎる。
君! 若者広場に集って、今の自分の○○○○を語り合ってみないか。
13:50~14:30 <市民講座プログラム②>【514教室】
『韓国の「超少子化社会」を問う』
講師:李静淑/教授
韓国の合計特殊出生率は、2018年に0.98と1.0を下回り、2022年には0.78と過去最低を更新しました。他のOECD加盟国で1を割った国はありません。なぜ韓国は出生率が低下し続けているのか、日本の近未来的な課題として、一緒に考えてみたいと思います。
<福祉体験プログラム②>【512教室】
『ドラマで学ぶ楽しい手話』
講師:阿部忍/本学非常勤講師
高校生が日常使う言葉を、ドラマの手話を通して楽しく学ぶ。
13:00~14:30 <福祉体験プログラム③>【614教室】
『介護の「イ・ロ・ハ」伝えます』
講師:小林武司/四国学院大学専門学校
イベントでは、専門学校で介護を教える教員が、現場での経験を交えながら、当事者が満足できる介護、介護者が納得できる介護の「イ・ロ・ハ」を皆さんに伝授します。
(前半)13:00~13:40 (後半)13:50~14:30
14:50~16:00 福祉座談会『明日の福祉を考える』【711教室】
複雑多様化する現代社会においては、様々な課題が潜んでおり、既存の制度や福祉的支援とは異なる新たな支援の模索が求められています。
「福祉の四学」とよばれる本学を卒業し、現在、社会福祉現場の最前線で活躍されている先輩方と、日々どのようなことを考え支援を行っているのか、これからの社会福祉に必要なことは何なのか、一緒に考えてみたいと思います。
《登壇者/卒業生》
丸畑望(福祉works MANMARE)
和泉大地(自立ケアシステム香川)
重川つやこ(メロディー)
《ファシリテーター》
西谷清美(本学教授)
北川裕美子(本学准教授)
13:00~14:30
※事前申込が必要です
<社会福祉学部・演劇ワークショップ実践マイナー共同企画>【712教室】
『社会福祉と演劇ワークショップ―「インプロ(即興演劇)」で遊んでみよう―』
講師:仙石桂子/准教授 西谷清美/教授
多くの人が演劇に対して「演じるのは難しそう」と考えているかもしれません。そんなことはありません!実は誰もが自分の人生を生きていること自体がドラマであり、みんながそれぞれの人生の主人公であると私は考えています。
ぜひ、気軽に社会福祉と演劇のコラボを楽しんでみませんか?お待ちしています。

申込方法

以下の申込フォームより、お申込みください。

≪昨年度のWel-Fesの様子はこちらから≫

手話言語の国際デー9月23日にブルーライトアップを行います。

9月23日は手話言語の国際デーです。
国際手話言語デーに合わせて、世界ろう連盟が「手話言語にブルーライトを当てよう」イベントを立ち上げました。
四国学院大学でも、清泉礼拝堂(チャペル)のブルーライトアップを行います。
※青色は、世界ろう連盟や国連のロゴの色を示しており、平和を表しています。

 

「SDGs」×「手話言語の国際デー・国際ろう者週間」特集ページ

「こどもひろば2023 ~もりのくに~」を開催しました。

2023年9月16日(土) 、子ども福祉メジャー・保育士養成コースの学生を中心にて、「こどもひろば2023 ~もりのくに~」を開催しました。

こどもひろば集合写真

“こどもひろば2023″は、今年は15回目の開催を迎えました。
昨年度は、3年ぶりに復活を果たして、今年は新型コロナ感染拡大以前の開催規模に近づけた計画のもとで実施しました。
プログラムは、午前の部・午後の部の時間帯に分けて来場者をお迎えしました。天候にも恵まれ、館内は257名の親子で溢れ、子どもたちの声が響き渡るほど大盛況でした。

また、当日は学内にて、オープンキャンパスも行われていたため、オープンキャンパス来場の高校生と保護者を対象に「こどもひろば2023の見学ツアー」を企画実施しました。高校生にとって、本学入学後の学びの内容、学生になった自分の姿をイメージしてもらう良い機会になったようです。

1.こどもひろば2023 の様子について

今年は、世界観を「森」に設定し、テーマを「もりのくに」として、就学前の親子が遊んで過ごすことができるプログラムを企画しました。将来、保育者として子どもや家庭に関わる仕事をしたいと考えている学生にとって、こんな事を経験してもらいたい、このような遊びをやりたい等、さまざまな思いを巡らせながら、最終の企画内容に仕上げていきます。
こどもひろばは、保育学生にとって、子どもが遊ぶ姿に接して考えてきた企画や内容が、子ども達に触れながら、どのように伝わったのかを学ぶ貴重な機会になっています。また、こどもひろばの活動を通じて学生が学ぶことは、遊びの企画、制作物の設計・制作、こどもひろば運営のマネジメント、当日運営、来場者への対応等、多岐にわたります。学生が自ら考えて行動する活動を通じて、子どもに関わる力や保育者として求められる基礎的な資質の一端を育てていきたいと考えています。

◆中讃ケーブルテレビ/CVCニュースにて放送◆
2023年9月21日木 18:30~

つくってあそぼう!

もりのせかいを探検してもらうために、音が出る工作をしてもらいました。

えほんのよみきかせ

もりをモチーフにした絵本などの読み聞かせをしました。


むかしのもり(迷路)

奄美大島の森の中を歩いていることをイメージにした迷路で楽しんでもらいました。





おやこふれあいたいそう

くだものがり

もりの中に、沢山のくだものが実っている場所があります。さあ、くだもの狩りをしよう!



休憩室の絵かきコーナー

休憩室の中にお絵かきができるスペースを用意しました。
自宅では経験できない大きな大きなキャンバスに、思い思いの絵をたくさん描いてもらいました。



もりの中の大きなお家

大きなお家に自由に絵をかいてもらいました。


2.こどもひろば2023 見学ツアーの開催

当日は、本学オープンキャンパスも開催されており、オープンキャンパスにご来場の高校生と保護者向けに「こどもひろば見学ツアー」を開催しました。
この見学会を楽しみにオープンキャンパスにやってきた高校生、昨年のこどもひろば見学ツアーに続いて今年も参加をしてくれた高校生、子どもに関わる仕事や勉強に関心のある高校生などが参加してくれました。
感想を尋ねると、「楽しそう!」と答えてくれた参加者の声があり、子どもたちに楽しんでもらうためには、どんな工夫や考え方が必要なのか、大学入学後の学びや生活をイメージしてもらえたようでした。


3.今後の活動について

子ども福祉メジャー・保育士養成コースの2年生が中心に、(予定)2023年12月2日(土) にさぬきこどもの国で、企画イベント「はぐくみカレッジ by 四国学院大学」を出張開催します。
こちらもお楽しみに!

■YouTubeチャンネルにて動画公開中♪
こどもひろば2023~もりのくに~