卒業生紹介(山本 芹楽良さん)

山本 芹楽良さん


社会福祉学部 2020年度卒業
安芸市立安芸中学校、高知県立室戸高等学校 勤務

■現在の職業を選んだきっかけを教えてください。

大学時代にSSWerという職業に出会い、教育現場に福祉専門職があることを知りました。詳しくSSWerについて知るうちに、子どもたちを中心に考え、子どもたちを支える仕事であると学び、地元に戻り地元の子どもたちがより良い生活を送ることができるようにお手伝いしたいと考えました。


※SSWer…スクールソーシャルワーカー。いじめや暴力、虐待など問題を抱えている児童生徒に対して、学校内外の関係機関と連携を取りながら支援する仕事。
■現在の職場で、担当している仕事内容を詳しく教えてください。

子どもとの面談や中学校や高等学校の教職員との情報共有、家庭訪問、関係機関との連携などがあります。

■現在の仕事の魅力や喜び、苦労したことを教えてください。

魅力は、子どもたちの思いを聞き、一緒に考え進んでいくところを見ることができるところです。苦労したことは、専門性を理解してもらうことです。これは今も私にとっての課題なのですが、SSWerという職を知ってもらい、子どもたちのために活用できる環境を作ることに苦労しています。

■就職してから今までの経験から、社会に出て必要となる力は何だと考えていますか。

コミュニケーション能力はもちろんですが、人の話を聞く力や表現する力も必要であると感じています。また他にもSSWerとしては、人の様子を見る力も必要だなと仕事を行うなかで感じています。

■学生時代は、どんな学生でしたか。また、大学生活で印象に残っていることを教えてください。

生協の学生委員会で活動したり、大学祭に関係する授業を履修し、大学祭運営を行ったり、サークルにも取り組むなど色々なことに挑戦していました。そのなかでも一番印象に残っているのはSSWerの実習です。教科書で勉強するだけではなく、実際にSSWerの仕事を自分の体で感じ、多くのことを学びました。この実習が無ければ、SSWerとして今活動できていなかったと思いますし、大学院にも進学していなかったと思います。

■大学時代の経験は、現在どのように生かされていますか。

先ほど挙げた実習での経験は今にすべてつながっているように思います。子どもを中心にみる視点や先生方との関わり方など、教科書や話だけでは学べないことを多く学んできました。そしてSSWerのことで教授と話しているなかで、学校をアセスメントすることの重要性について考えるようになり、教授の勧めもありSSWerをしながら大学院に進むことにしました。他にも、大学祭の運営での意見のとりまとめや他の係との連携を体験したことなども、現在SSWerとして仕事をするなかで、意見の擦り合わせや他機関との連携に役立っていると思います。

■これから社会に出ていく後輩に、先輩としてメッセージをお願いします。

失敗して落ち込んだりすることも実際あると思います。でも四国学院大学は選択した専門分野以外のことも多く学べる環境になっています。自分が興味を持ったことに色々と挑戦してみてください。その経験は社会人になってふとした瞬間に役立つこともあるし、その時できた人のつながりが将来の支えになることもあると思います。失敗を恐れず自分が決めた道を進んでみてください。