社会福祉学部4年生の田岡大知さんが、5月22日、23日に愛媛県坊っちゃんスタジアムで行われた「世界ろう野球選手権大会(台湾)派遣日本代表選手選考会」において日本代表に選出されました。2022年3月に台湾で行われる世界大会に出場することになります。
7月2日~4日、合宿が北海道で行われる予定です。
応援よろしくお願いします。
硬式野球
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本学卒業生水上由伸選手(埼玉西武ライオンズ)が支配下登録されました。
埼玉西武ライオンズは、13日四国学院大学卒業生で育成登録1年目の水上由伸選手と支配下契約を結んだことを発表しました。背番号は69です。
水上由伸選手への更なる応援よろしくお願いいたします。
2021年度春季オープン戦が開幕します。
水上由伸選手の後援会が設立されました。
硬式野球部の水上由伸が日本学生野球協会の表彰選手に選出されました。
全国で大学生26人・高校生46人が選ばれており、本学硬式野球部の投手である、社会学部4年 水上 由伸も選出されております。
水上は、硬式野球部のキャプテンとして持ち前の前向きな姿勢とプレーでチームを引っ張り、3年秋には投手として最多勝利、最優秀防御率、ベストナイン投手などのタイトルを獲得。自己最速150㎞を記録するなど、チームの勝利に貢献してきました。
また、2020年10月26日(月)に行われたプロ野球ドラフト会議では、西武ライオンズの育成5巡目で指名され、プロ野球での活躍を期待されています。
今後も本学硬式野球部へのご声援をよろしくお願いします。
『プロの世界へ』(硬式野球部)
社会学部 ベースボール科学メジャー 2020年度卒業
水上由伸さん
帝京第三高校出身(山梨県)。四国学院大学硬式野球部。
キャプテンとして持ち前の前向きな姿勢とプレーでチームを引っ張り、3年秋には投手として最多勝利、最優秀防御率、ベストナイン投手などのタイトルを獲得。自己最速150㎞を記録するなど、チームの勝利に貢献してきた。
2020年10月26日(月)に行われたプロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズの育成5巡目で指名され、プロへの一歩を踏み出す水上由伸さんにお話を聞いてみました。
―元々は空手をしていたのですが、野球を始めたのは小学校4年生の時に友人に誘われたのがきっかけです。あまり覚えていないのですが、小さい頃は父とよくキャッチボールはしていたみたいです。『由伸』という名前も、父が好きな巨人の高橋由伸前監督からつけてくれました。
僕が思う野球の魅力は、どんな場面でも一球でゲームが動くところだと思います。
小学校4年生で野球を始めてからは、ずっと野球一筋です。最初に始めた時から、ポジションはピッチャーを希望していました。四国学院大学でのポジションは、バッターからのスタートでした。でも、3年生でピッチャーになり、自分がどんな球を投げられると嫌だったか、ということが分かるようになったので、バッターを経験していてよかったと思います。
―高校3年生の時、プロ志望届を提出しましたが、名前を呼ばれることはなく、悔しい思いをしました。この先どうしようかと悩んでいる僕に声をかけてくださったのが、四国学院大学硬式野球部の橋野前監督でした。野球がしたいという思いで、すぐに四国学院大学への入学を決めました。
実際に入学してみて、すごく充実していて楽しいです。1年生の時から試合に出させていただけて、全国大会も経験できて、四国学院大学で野球ができてよかったなと思っています。
―練習は、自主性を基本としているので、トレーニングメニューなどは自分で考えています。そういう面では自分で考える力がついたと思います。マネージャーとマネ室で話したり、仲間の助けもあって、僕一人では今回の指名もなかったと思うので、僕を支えてくれた方々にはすごく感謝しています。
―名前を呼ばれた時は、鳥肌が立ちました。素直に嬉しかったです。
今回は候補者が多かったので、その中で呼ばれたということは本当に嬉しかったです。でもまだ育成なので、上しかないと思っています。
大好きな野球を全うして、少しでも早く一軍で投げたいです。まだまだこれからなので、頑張っていきたいと思います。
今回、多くの報道関係者の方に取り上げてもらえて、僕だけでなく「四国学院大学」という名前が多くの人に知っていただけることが一番嬉しいです。
これで四国学院大学を知って、硬式野球部の部員数や入学生数が増えてくれたらいいなと思います。
また、プロ野球で指名を受けるのは、地元の長野県宮田村では僕が初めてということで、村を上げて祝福してくれて嬉しかったです。
―自分が思っていた以上に評価していただけたので、すごく嬉しかったです。
早く一人前になって、渡辺さん(※1)を喜ばせたいと思います。
今はチームに入ることがすごく楽しみです。
ゲームやテレビの世界の人たちと一緒にプレーできるので、楽しみしかないです。
(※1 埼玉西武ライオンズの育成・アマチュア担当チーフ補佐 渡辺智男氏)
―元々、野球が好きで始めたときからプロになると思って練習してきたので、自然とプロを目指していました。特定の人に憧れて野球を始めたという訳ではないので、これから自分のスタイルを確立していけたらいいなと思っています。
今回のドラフト指名では、後輩たちへのいい刺激になれたかなと思っています。期待できる子もたくさんいるので、これから続いていってほしいです。
―キャプテンというだけでなく、僕はピッチャーだったので、一番見られる立場でした。あまり言葉にするのは得意ではないので、キャプテンらしいことはできなかったかもしれないんですが、プレーで示せたかなと思います。僕は元々ポジティブな方なので、ピンチをピンチだと感じずにいつも通りの試合をしていたら、結果がついてきてくれました。チームを背中で引っ張ることはできたかなと思います。それに、僕が崩れたらチームが崩れてしまうので、絶対に崩れないという気持ちはいつもありました。強気になれたし、キャプテンになったことでさらにメンタルも強化できたと思います。
―授業で野球の歴史を学び、メジャーリーガーの映画などを観て、自由に野球ができていることが幸せなことなんだと感じました。モチベーションにもつながりましたし、試合でも気合が入りました。初めて観る映画も多く、知らなかったことを知ることができてよかったです。また、「トレーニング論」の授業では、トレーニングをする際の注意点や知らなかった基礎的なことを学ぶことができたので、練習に活かすことができました。自分のトレーニングメニューを考える上でも役に立ちましたし、自分の体にも活きてきていると思います。
―まず、プロの世界に入ることは達成できたので、ここから支配下になって10年以上活躍することがいまの目標です。
―大学4年間は長いと思っていたのですが、すごく短かったです。僕は、まっすぐに野球が好きな気持ちを持って4年間頑張ってきたからこそ、今回の指名にもつながったのだと思います。野球が好きで入ってきたなら、野球が好きという気持ちを4年間忘れずに、目標に向かって頑張ってほしいです。
■関連記事
・社会学部4年 水上由伸がドラフト指名されました!(2020.10.17)
・埼玉西武ライオンズの担当者が水上由伸選手への育成指名挨拶に来学しました。(2020.11.5)
・水上由伸選手の埼玉西武ライオンズの入団内諾会見が行われました。(2020.11.16)
水上由伸選手の埼玉西武ライオンズの入団内諾会見が行われました。
2020年11月16日(月)、丸亀オークラホテルにて、水上由伸選手(社会学部4年)の埼玉西武ライオンズの入団内諾会見が行われました。
会見で水上由伸選手は、「育成からのスタートなのでここから這い上がって少しでも早く支配下を勝ち取ってチームに貢献したい」とコメントしました。
今後、12月中に埼玉県にて正式な入団会見が行われ、来年1月には新人合同自主トレに参加する予定です。
水上由伸選手への応援よろしくお願いいたします。
『音のない世界での挑戦』(ろう野球)
徳島県立城西高等学校出身。四国学院大学硬式野球部。世界ろう野球選手権大会日本代表候補※。
※新型コロナウイルスの影響により、世界大会(2020年8月)は中止となりました。よって正式な日本代表選手は未決定ですが、田岡さんは代表選考基準をクリアしています。
高校卒業後、田岡さんが選んだのは大学で野球を続けることでした。大学野球を続けていく中で出会ったろう野球。いろいろなことに気付かされ、考えさせられながら見つけた新たな目標を話してくれました。
――小学生のときに、先輩と一緒にキャッチボールをしていて、ボールを投げることが楽しくて、野球を始めました。父も野球をしていたので、自然と野球をするようになりました。小学校1年生までは、ろう学校に通っていましたが、野球部がなかったので、野球をするために、一般の学校へ転校しました。
――高校3年生の県総体で、当時ドラフト候補だった相手チームのピッチャーからヒットを打ったことです。延長10回、タイブレーク。4打席目、2カウントに追い込まれた状態から決勝タイムリーツーベースを放ちました。その結果、高校初の準優勝に貢献することができました。高校3年間で、一番うれしかった瞬間です。高校卒業後は就職するつもりでしたが、当時の野球部の監督に「高校野球で終わるのはもったいない。上を目指して大学で野球をしなさい。」と言われました。辞めると決めていましたが、野球をしていたから今の自分があるのに、ここで辞めたら何が残るのかと悩みました。両親も野球を続けることを応援してくれ、納得のいくまで続けようと決心しました。大学での野球は高校野球とは全く違います。大学では自主練習が基本なので、自分に足りないものは何かを理解し、それを伸ばすための練習メニューを考えます。高校までの「指導者の指示で動く」ことよりも、自主性に重点を置く野球になります。
――昨年、日本ろう野球協会の方から連絡をいただきました。ろう野球のことは全く知りませんでしたが、ろう野球経験者の中から、僕を見つけて、選んでくれたのだから、期待を裏切らないようにという気持ちで挑戦することにしました。3月の日本代表選考会に参加し、代表選考基準をクリアしました。今年の8月に韓国で世界大会が開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止に。現在は、来年の世界大会に向けて練習に励んでいます。チームには、足が速い選手、キレのいい変化球を投げる選手がいて、レベルの高さを感じています。ろう硬式野球は聴覚障害のある人だけがプレーする競技で、硬式野球とルールは同じです。聴覚障害は個人差が大きく、全く聞こえない人、小さな音が聞こえない人、片耳だけが聞こえない人など症状はさまざまです。普通なら、野球は、声を出してプレーしますが、ろう野球では、声だけでは伝わらないので、手話、ジェスチャー、口話などを使います。でも、うまく聞き取れず、どのようにプレーするのか分からないときがあります。大切なのは、とにかく「コミュニケーションをとること」です。分からないときは、何度も何度も繰り返し聞いたり、全身でジェスチャーをしたり、伝えようという気持ちを前に出していきます。
――野球も自分自身も成長したと実感するときが多いです。僕は人口内耳を外せば音は全く聞こえません。コミュニケーションがとれず、チームメートと喧嘩になったり、失敗が怖くて、思いっきりプレーができなくなったり…練習に身が入らない時期もありました。うまくいかないときは、障害を言い訳にしていたかもしれません。それでも僕が野球を辞めなかったのは「苦労するから成長するんだ。失敗から、いろいろなことに気づかされ、学ぶことができる。失敗するたびに成長する」という父の言葉があったからです。障害があっても野球が上手な人はたくさんいます。むしろ障害のない人よりできることもたくさんあります。僕が野球をすることで、それを証明しようと思っています。夢はろう野球の世界大会で優勝すること!今まで心配をかけてきた両親に野球で結果を残して恩返ししたいです。
埼玉西武ライオンズの担当者が水上由伸選手への育成指名挨拶に来学しました。
10月26日(月)に行われたドラフト会議にて、埼玉西武ライオンズから育成5巡目で指名を受けた水上由伸選手(社会学部4年)に、球団担当者が挨拶のため来学されました。
球団からは、埼玉西武ライオンズの育成・アマチュア担当チーフ補佐 渡辺智男氏が訪れ、漆原光徳野球部長、中尾明生監督、水上選手と挨拶を交わしました。
挨拶の後、辻発彦監督のサイン入りの関係者パスやサイン色紙を渡辺智男氏より手渡され、球団のキャップを被って晴れやかな笑顔で写真撮影に応じました。
今後の活躍を楽しみにしております。
水上選手へのご声援、どうぞよろしくお願いいたします。
社会学部4年 水上由伸がドラフト指名されました!
2020年10月26日(月)に行われたプロ野球ドラフト会議で、本学社会学部ベースボール科学メジャー4年 水上由伸が西武ライオンズの育成5巡目で指名されました。
水上選手はキャプテンとして本学硬式野球部を引っ張り、試合では投手として最多勝利(3年秋)、野手として首位打者を獲得(2年春)するなど、勝利に貢献してきました。
また、自己最速150キロを記録しており、今後ますます期待が高まる選手です。
2001年のドラフト指名で広島東洋カープに入団した天野浩一選手、本学卒業後にドラフト指名され現在は阪神タイガースで活躍する高野圭佑選手に続き、3人目のドラフト指名となります。
水上選手の今後のさらなる活躍を期待しております。