学生活動-サークル活動

『楽しんだもん勝ち』(ダンス部)

社会学部 情報加工学メジャー 2019年度卒業 金井昇くん
サークル:ダンス部(広報)

ダンス部に入ったきっかけは何ですか。

――イベントCとかのオリエンテーション期間でダンス部のショーを見て、かっこいいなと思っていました。他にも大学で宗教委員としての仕事があるのでサークル活動は厳しいかなと思っていたんですけど、なんとか両立できそうになったことと、友達が入りたいと言っていたので、ダンス部に入りました。

ダンス部のサークル内容を教えてください。

――17時から19時が活動時間で、19時から21時は体育館が空くので自主練をしています。全体練習をして、そこから各ジャンルに分かれて練習、という方法をとっています。今は6ジャンルあって、ジャンルごとに分かれて1年生も一緒に練習しています。イベントとかで全体曲を合わせる時は、全体練習の時間もとっています。動画を撮って欲しかったら誰か呼んでお願いしたり、意見を言ってもらったり、見せ合いとかもします。イベント前になると、各ジャンルが踊って、他のジャンルがそれを見て意見を言ったりします。けっこうみんなリスペクトし合っていて、切磋琢磨しながら楽しくサークル活動をしています。

ダンス部ではどんなことを担当していますか。


僕は、2016年の11月頃から広報を担当しています。新しくTwitterアカウントやFacebookアカウント、YouTubeアカウントを作成して、動画を上げたり、イベント情報を流したりしています。もう一人同期の子とやってるんですけど、広報はメインでやらせてもらっています。アップする時には、写真の加工もしています。体験入部の部員がいる時は、まだ正式入部ではないのでモザイクをかけて配慮しています。写真加工や動画撮影はiPhoneでしています。けっこう画質も良いし、何でもできるので助かっています。
最近は、ダンス部としてイベントに出る機会が多くなってきました。大学側に依頼が来て参加させてもらったり、自分たちのつながりで参加したりしています。一回イベントに参加すると、そこでつながりができて、また別のイベントを紹介してくれたりします。そのつながりで、去年あたりから色んなイベントに参加させてもらっているので、場数を踏めてすごく嬉しいです。

広報する上で気をつけていることは何ですか。

――言葉遣いと、見やすいように行を変えたり、絵文字をつけたりしています。それに、元々商業科にいたということもあってパソコンが好きなので、編集作業も楽しくやらせてもらっています。ダンス部は、一曲まるまる使ったりせずに使いたい部分だけを切り取ったりするので、曲の編集もしています。最近はiPhone で色々できるんですけど、すごく便利なのが、エアドロップという機能です。動画の画質を落とさずにiPhone同士だったら送ることができるんです。ダンスの動画を交換する時に、画質がきれいなまま送れるので、ダンス部ではけっこう使っています。スマホをいじったり、こういう機能を調べたりするのも好きなので、知ったことはダンス部での活動にも役に立てています。

どんなイベントに参加していますか。


――学内でのメインイベントは、大学祭を最終地点にしています。そこで、3年生の先輩は引退します。大学祭に向けて色んなイベントに参加して、場数を踏んで、いいものを見せたいと思っています。学外のイベントでは、善通寺祭りやまるがめ婆娑羅まつりなど、地域のイベントが多いです。坂出の自動車学校さんのイベントにも出させてもらったことがあります。その時、オファーしてくれた人がまた「坂出駅でのイベントにも出てくれないか」と声をかけてくれたて、ボランティアにも参加させてもらいました。部員はほとんど全員参加で、活発に活動しています。自分たちが出たいと思うイベントがあったら、自分から声をかけて、出させてくださいとお願いして参加させてもらうこともあります。そういう時は深夜練があったりして、夜遅くまで練習しています。今ではスケジュール帳がイベントでどんどん埋まっていきます。イベントに向けての練習が終わると、みんな一皮剥けた感じがあって、イベントをする前とした後では全然違います。周りも自分も、成長しているなと感じます。

ダンス部に入ってよかったことは何ですか。


――ダンスに出会えたことで、毎日がすごく楽しくなりました。曲の聴き方も変わったし、この曲はこういう感じで踊れるなと思うようになったり、曲を聴いただけで体が動くようになりました。そういった意味では、すごく楽しい趣味に出会えました。去年は自分のことで必死だったんですけど、今年1年生が入ってからは教える立場になって、やりがいだけでなく教えがいもあって楽しみが増えました。やっぱり、イベントとかで踊った時が一番楽しいんですけど、練習の時にふと過去の動画を見直して、その時より今の方がうまくなっていると実感した時はすごく嬉しいです。やっぱり、イベントとかに行って踊ったりすることで広がっていくコミュニケーションもあります。ダンス部つながりで、香川大学の友達もできました。年上の先輩とも知り合いになって、色んな話が聞けてすごく楽しいです。それに、以前家の近くの酒屋さんに行った時、「もしかしてダンス部のSGクルーの人?」と声をかけられたことがあります。他にも「善通寺祭りに出てたよね?」などと声をかけてもらえるようになって、地域の方にダンス部のことを知ってもらえているのはすごく嬉しいです。ダンス部に入って、すごくコミュニケーションの輪が広がったなと思います。

ダンス部に入って、自分自身に変化はありましたか。

――自分に自信がつきました。入る前は、振りを覚えるのとか苦手だなとか絶対できないだろうなとネガティブだったんですけど、やったらできるんだと思ってからはすごく自信が持てるようになって、人前に出るのも緊張しなくなりました。MCとかも、最初は上がったりしてたんですけど、人前に出たりするうちに慣れてきました。最近は、チャレンジすることがすごく楽しくなっています。ダンス部に入っていなかったら、こんな風にはなっていなかっただろうなと思います。

ダンス部の魅力は何ですか。

――楽しく踊ることができることが魅力だと思います。ダンスは、ただ見ているだけでその人の気持ちが分かることもあって、楽しそうに踊っている姿を見れば楽しくなるし、しんどそうに踊っている人を見れば練習がしんどいのかなと思ったり、その人の生活スタイルもダンスに出たりします。そういった部分では、新入部員に何でダンス部に入ったのかを聞いた時に、「踊っている姿が楽しそうだったから」と言われると、よく見てくれているんだなと嬉しく思います。やっぱり楽しいから続けられます。楽しくなかったら、練習もけっこうしんどいし、続けられないだろうなと思います。楽しいと思えるから、練習とかも苦じゃなくなります。

サークル活動に興味がある後輩へアドバイスやメッセージがあればお願いします。


――自分の性格とかスタイルとか趣味とかファッションとか、けっこう変わったりするんですけど、それが自分に合えば楽しいと思います。だから、楽しいことをやってほしいです。ダンス部に入るか迷っている人によく言うのは、やりたかったらやったらいい、ということです。もし入ってみて、忙しかったり、自分に合ってないなと思えばやめればいいし、自分のやりたいことをやってほしいです。大学に入るとやれることが増えるので、楽しいことをとにかくやってほしいなと思います。楽しんだもん勝ちです。
自分に合う楽しみを見つけてください!


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『主務としての大変さと楽しさ』(硬式野球部)

社会学部 情報加工学メジャー 2017年度卒業 猪野 杏梨 さん
サークル:硬式野球部マネージャー(主務)

硬式野球部のマネージャーをはじめたきっかけは何ですか。

――私は元々高校でも野球部のマネージャーをしていて、マネージャーをするつもりで大学を探していました。四国の中でも四国学院大学が強いと聞いていたので、四国学院大学に入学しました。野球を好きになったのは、小学6年生の時に修学旅行でプロ野球の試合を観に行ったのがきっかけです。その時に野球に興味を持ってから、ずっと好きです。私自身野球はできないんですけど、観るのが好きです。

野球の魅力はどんなところですか。

――野球は、けっこう複雑です。サッカーとかに比べるとルールがかなり多いと思いますし、毎年ルールが変わったり、野球規則という本も毎年更新されるくらいルールが多くて、それを調べて自分が分かっているのが楽しいなと思います。試合では、私が試合のスコアをつけてそれが公式の記録になります。マネージャーがルールを覚えておかないとちゃんとした記録もつけられないので、毎年規則を確認しています。

具体的に硬式野球部のマネージャーとしてどんなことをしていますか。

――私は主務という役職に就いているんですけど、チームの運営を統括するポジションで、部費の管理とかもそうですし、練習試合を組んだり、球場を手配したり、審判さんをお願いしたり、仕事でいうとかなり多いです。書類を作成したりもするので、何がメインか自分でも分からなくなるぐらいたくさんあります。チームを運営するために必要なことをすべてマネージャーがしています。今、マネージャーは私と同期の子と今年の1年生で2人男の子が入ってきてくれたので、4人います。私たちが入ってからは全然マネージャーが入ってこなくて、引継ぎもできない状態だったんですけど、やっと今年1年生が入ってきてくれたのでよかったです。
休みの期間中はほとんどが練習試合で、春休みだけで20試合ぐらいはしています。基本的には中国地方や四国の社会人の野球部に連絡をとって、どんどん試合を組んでいます。監督やコーチと選手の間に入るのが私たちの仕事なので、監督やコーチの意向を聞きながら選手の意向も聞いて提案します。
それに、四国地区大学野球連盟の仕事も各大学の持ち回りであって、連盟に必要な書類を送ったり、連盟のブログ記事を書いたりします。私は1年生の秋ぐらいから試合のスコアラーをやっていて、毎試合それを書かなければいけませんでした。毎試合それが続くとどんどん大変になってきて、後半は慣れてきて30分くらいで書けるようにはなったんですけど、最初は時間がかかっていました。

サークル活動を続けていてよかったなと思うのはどんな時ですか。

――よかったなと思うのは、つい最近なんですけど、優勝したことが一番嬉しいです。私たちが入学する前に全国に出場していて、それからずっと行けていなくてやっと4年生で最後の年に出場できました。他大学の選手の方とかマネージャーの方にも「おめでとう」と声をたくさんかけていただけたので、それが一番嬉しかったです。でも、最初の第1試合目の時に2勝した時は勝てたという思いがあったんですけど、3戦目ぐらいに入ってからずっと勝ち続けていたので「これは優勝できるんじゃないか」と思い始めて、気づいたら優勝していたので、今でもあまり実感がありません。1回も負けることのない完全勝利、というすごい試合を観たのは初めてでした。会場も盛り上がってましたし、選手も盛り上がっていて、卒業生の方とかもたくさん応援に来てくださっていたので、優勝ってこんなに力があるんだなと感じました。

今回の最終戦のポスターを作成したきっかけは何ですか。

――野球連盟の仕事で、私は広報をしています。それでいつもリーグ戦のポスターやパンフレットの表紙を担当していたので、漆原部長の方から最終戦に向けてのポスターをお願いされて、それで作ったら意外と反響があったのでよかったです。野球部のHPや連盟のHP記事も私が作っています。デザインとか細かい作業が好きなので、それで情報加工学メジャーを選んだというのもあります。将来もそういう広報関係の仕事に就きたいなと考えています。

本学での授業が硬式野球部関係の広報活動をするにあたってどんな風に活かされていますか。


――基本的に田尾先生の授業が多いんですけど、「こういうポスターを作る時はこういうことを入れるとお客さんにすぐ伝わりやすい」とか、どういう表現をすれば効果的かということを学んだのでそれを使うようにしています。今回のポスターのポイントは、インパクトにこだわったので、なるべくシンプルに伝わるように文字もあまり多く入れずに選手をいっぱい使ったところです。デザイン系が元々好きで、絵を描いたりするのも好きなので、広報関係の仕事をしている時の方が試合を組んだりする時よりもどちらかというと好きです。
文章を書くことも元々好きだったんですけど、試合の記事を書くようになってからもっと得意になったかなと思います。読んですぐ入ってくる文章を作るように気をつけています。語尾を同じにしないとか、見た人に臨場感が伝わるように書くように心がけています。そういった言葉選びについても田尾先生から学んでいることは多いです。元々田尾先生が会社に勤められていたことを聞いたので、社会に出る時にこういう言葉を使った方がいいとか、新聞とテレビで使っている言葉が違うという話も授業で聞いて、自分でも気をつけるようにしています。この言葉使い方ちょっと違うんだとか、この漢字は新聞では使うのにテレビでは使わないとか、色々あるのを田尾先生の授業で知って、自分でも気をつけようと思いました。高校野球の夏の大会とか丸亀球場でやるようになったんですけど、実況の方の横でスコアをつける、野球部とはまた別の仕事を去年ぐらいからしています。なので、隣でテレビの実況をされている方の横で実際にそういう話を聞くので、すごいなぁと一人で感動していました。

マネージャーの仕事を通して成長したなと思うこと、学んだことはなんですか。


――私は、元々人前に出るのが得意なタイプではありませんでした。だから、主務になって大丈夫かなと思っていたんですけど、主務になったからこそ色々仕事を経験できて、人前に出るのも得意になりましたし、人間的に成長できたなと感じます。入学したばかりの自分が見たらびっくりするくらい、この4年間で変わっていると思います。普通に人前で話すこともできるようになりましたし、目上の方と話すことの方が多いのでそういう時にどういう言葉を使うのかとか、こういう時はどういう対応をしたらいいのかということを学んだので、そういう意味では野球部から社会の成り立ちを学びました。マネージャーの仕事を活かして、社会でもやっていけると思います。
高校野球の夏の大会で実況の方の横でスコアをつけるお仕事も、高校野球連盟とか社会人の手伝いをされている方から声をかけていただけて、色々なことを学ばせていただきましたし、初めての経験だったので楽しかったです。
去年の秋のリーグ戦が終わった後に、六大学の中から推薦で選ばれた選手が四国選抜として社会人の方と交流戦をするんですけど、その四国選抜のマネージャーに選んでいただきました。すごく良い経験になりました。やっぱり他大学の選手のプレイもそうなんですけど、礼儀とか所作とかすごくしっかりされているなと近くで感じられたので勉強になりましたし、思い出にもなりました。松山大学の主務の男の子と二人で四国選抜のマネージャーをしていて、他大学の運営の仕方はけっこう違うので、今までは一人でチームの運営をしていたので主務が二人いるだけでこんなに早くできるのかと驚きました。私がする前に動いてくれていたりしたので、それもすごく勉強になりました。社会人の方と接することが多いんですけど、社会人のマネージャーの方の対応の仕方とかはやっぱり大学生とは違うので、こんな風になれたらいいなと思いました。「こういう時はこうした方がいいよ」と声をかけてくれたり、JR四国さんとかは頻繁に試合をしていて顔見知りなので、世間話とかもできるようになりました。昔の私だったらできていなかったと思うんですけど、それができるようになったのでよかったなと思います。
4年間やってきてしんどいこともあったんですけど、女で主務をするという大変さがあったからこそ、自分を成長させることができたと思うのでよかったです。
最後に全国も行けたので、本当にやってきてよかったと思います。

これからの目標を教えてください。

――今回、全国大会でのうちの野球部がいるブロックがけっこう強豪揃いなので、勝ち進んでいけたらいいなと思っています。四国自体がずっと全国大会で1勝ができていないので、四国で優勝したら「全国1勝」というのが目標になっていて、私が野球部にいる時に四国学院大学が全国での1勝に一番近いと思う、と言われていたので、1勝以上できたらいいなと思っています。

サークル活動に興味がある後輩へアドバイスやメッセージがあればお願いします。


――好きな気持ちがあったらなんでも楽しくなると思うし、最初は大変でもそれが絶対徐々に自分の力に変わってくるので、自分がやった方がいいなと思うことはどんどん積極的にやっていけばいいと思います。マネージャーという仕事もやっぱり、上になればなるほどできなくなるので、学生時代にしかできないことをどんどんやってもらいたいです。


硬式野球部ページ

硬式野球部HP

『剣道を通して得たもの』(剣道部)

文学部 学校教育メジャー 2017年度卒業 森末哲史くん
サークル:剣道部

剣道をはじめたのはいつですか。

――僕が剣道を始めたのは5歳の時で、今年で17年目になります。父が剣道をかじっていて、地域の剣道教室の人と知り合いだったこともあり、剣道教室に行ったのが始まりでした。大会にも剣道教室の頃から参加していましたし、中学校・高校も剣道部で活動していました。

剣道部に入部してみてどうでしたか。


――剣道部があるということを聞いていたので、意気揚々と防具を担いで入学したんですけど、僕が入学する1年前に、剣道部自体なくなっていました。1個上の先輩が一応作っただけ作ったみたいなんですけど、新しく部活を作って1年目は部費とか出ないですし、部室だけある状態で稽古をしないまま1年間が過ぎていたので、これはまた来年廃部になるだろうという状況でした。入学して、剣道部が活動していないことを知って、どうしよう、と考えてまずは部員集めからはじめました。とりあえず、部員集めの最初は声をかけていこうと思いました。当時の部長に僕に全部やらせてくださいとお願いして、部室の鍵とかも預かって、1人でコツコツとポスターを作ったり、新入生募集の立看板も作りました。そうすると、同じクラスターで剣道をしていたという友達が2~3人出てきたり、1年生の時は寮だったんですけど寮生の中にも剣道部だった子がいて、有り難いことに集まってくれたので5~6人の体制で剣道部が始まりました。
 「剣道部といえば森末」というぐらいに名前を売らないとみんな分かってくれないと思ったので、ピア・リーダー制度に目をつけました。ここに入れば名前が売れるから、剣道をやっていた子に剣道部があることを知ってもらえると思って、1年生の時にピア・リーダーになろうと決めました。学長や仙石先生、片岡先生にも「僕はピア・リーダーをいい意味で利用させてもらって、剣道部を集めようと思います」とずっと言ってきました。実際にピア・リーダーを始めてから、今年も711教室の大きな舞台で新入生勧誘をさせていただきました。おそらく今は「森末哲史=ピア・リーダー=剣道部」になっていると個人的には思っています。ここまで来るのに長かったなと思います。2個下にしっかりした後輩が2人入ってきてくれたので、3年間部長をしていたんですけど代わってもらいました。主将が代わって、僕は引退した形になるんですけど、後輩が「剣道部をなくさないようにがんばります」と言ってくれたので、感謝の言葉しか出てこないです。

具体的にサークル活動はどんなことをしていますか。

――活動日は、月曜日と水曜日の週2回です。現在部員は名前だけだと20人くらいですが、実際に稽古に出てくるのは6~7人で、マネージャーを合わせて10人くらいで活動しています。年に何回か試合があって、あとは個人で稽古をしたり、外部の出稽古に行ったりして練習しています。僕が2年生の時から、経験と思い出作りとして試合に出るようになりました。強い大学にはなかなか勝てないんですけど、四国学院大学も昔は強かったみたいです。活動を続けてきて3年目の時に、歴代のOB会の方に声をかけていただいて、OBの方が10人くらい来てくださいました。剣道には段があって、最高が8段で全国レベルなんですけど、OB会には7段の先生もいらっしゃって、こんなすごい方が四国学院のOBでいるのか、とすごく勉強させていただきました。剣道部を作って色々あったんですけど、やってきてよかったなとも思いました。

剣道の楽しさはどんなところで感じますか。

――剣道は暑いし、臭いし、痛いし、何が楽しいのか分からないとよく言われます。それはそのとおりだと思います。でも、僕の人生の剣道歴の中で大きかったのが、中学生の時にすごく尊敬できる恩師に出会ったことです。その先生は新任だったんですけど、寝る間も惜しんで一生懸命剣道を僕たちに教えてくださいました。
 結局剣道は団体戦だとしても一対一の競技で、コートの中では誰も助けてくれません。それを分かっていてどこまで自分と戦えるか、団体戦でも個人個人との戦いというストイックな競技です。本当に相手と自分との戦いです。そこに楽しさというか、惹かれている部分があります。それに、先生や仲間に恵まれて、ここまでずっと剣道が楽しいなと思って続けられたのが大きいと思います。僕は甘くみさせてもらっても上中下でいえば中ぐらいで、うまい人には勝てないし、どうしても強いチームと戦ったら足手まといになることもありました。でもそういった時に仲間が励ましてくれたり、アドバイスをくれたりしたことが今でも心に残っています。できれば僕もそういうことを後輩にしてあげたいし、同級生にもそういうチームを作っていきたいと思っていたのが大きいです。

剣道の魅力はどんなところですか。

――実利的な面で言うと、今後武道は必修化されてきます。教育のメジャーに進んでるので、中学や高校の体育で剣道が入ってくるので、そういう面で言えば剣道をしていればみんなに教えたり頼りにされることができると思います。それに、このご時勢で公務員安定とみんな思っていると思うので、警察を受けるにしても、剣道や柔道の段で点数がプラスになったり、自衛隊でも剣道をやっている人が多いです。そういう面でも非常に役に立つと思います。
 やっぱり、剣道は自分との戦いなのでしんどい時に心の中で「まだやれる、まだやれる」と思うんですけど、そういう苦しいことが終わって面を取った後の爽快感は剣道をやっている人にしか分からないものだと思います。どんなに甘いことを言っても、競技なのでどうしても一対一で勝つか負けるかという部分が出てきます。そこで、チームプレイではなく最後は個人競技になるので、どんなに強い相手で一回負けても、もう一回やった時にどこまで自分が工夫してその相手から一本取れるか、一本取って勝った後の爽快感、ここまで自分が頑張ったというのは絶対他の競技にも劣らないと思います。

剣道を通して自分が成長できたと感じるのはどんなところですか。

――一番は、礼儀です。目上の方々と話をさせていただく時とかは、武道は礼儀に厳しい面があるので、17年やってきて身につきました。しっかりメリハリをつけた行動ができるようになったのは、剣道が大きいかなと思います。仲間と出会わせてくれたのも剣道ですし、剣道は僕の日常生活から切り離せないものだと思います。

これからの目標を教えてください。

――剣道部の目標としては、僕は十分剣道をやらせてもらったので、あとは後輩たちが剣道部をなくさずにいてくれたらなというのが剣道部に対する願いです。幸い僕もいい後輩たちに恵まれたので、後輩たちができるだけ長く剣道を続けてほしいなと思います。
 僕の個人的な目標としては、やっぱり地元に育ててもらったので、将来は地元の広島県に帰って、子どもたちに剣道の楽しさを教えられるような人間になれたらいいなと思っています。地元に剣友会という剣道をやっている組織があって、僕もそこで育ててもらって今でも顔を出しているので、そこの先生方や地元の方に恩返しができたらいいなと考えています。
 教師になりたいと思ったのは、剣道関係の人はけっこう公務員や教師をしている方が多く、こういう先生になりたいと思ったというのもありますし、中学校の恩師との出会いもありました。一番大きいのは、自分の父親が教師をしていたことです。父をすごく尊敬しているので、いつか越えたい憧れの背中だと今でも思っています。

剣道部を廃部から立て直して今年で4年目ですが、今振り返ってみてどうですか。


――まずは、よく4年間剣道部を育ててきたなと、頑張った自分を褒めてあげたいという思いはあります。あとは、やっぱり人との出会いが大きいです。すごく恵まれた後輩が入ってきてくれましたし、剣道を通して、金関さん(学生コモンズ支援課課長)や吉田さん(学生コモンズ支援課職員)、OB会の先生方とつながることができました。僕は三人兄弟でみんな剣道をしているんですけど、弟の試合の時に四国学院大学OBの先生が顧問をしている全国常連校がたまたま来ていて、その先生の話を僕がしていたので祖母が挨拶に行ったことがあります。四国学院ではない場所でのつながりや出会いがあったのも、剣道のおかげです。
 剣道を続けてきて、四国学院大学で部活を作って色々ありましたけど、続けてきた中で人間関係が広がっていったのと、良い出会いがあったのはすごく自分の中で勉強になりましたし、これから社会で生きていく上で役立つものをたくさんいただけたと思います。