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『異文化に触れて』(海外研修)

文学部 学校教育メジャー/観光学マイナー 2016年度卒業
堀金美里 さん

期間:9月5日(月)~9月17日(土)
場所:フィリピン シリマン大学
活動内容:インテンシブ・イングリッシュ・プログラム(フィリピン研修)

研修に参加しようと思ったのは何故ですか。

――英語に触れたくて、今回の研修に参加しました。ずっと、自分の中で英語に対する苦手意識はあったんですけど、喋れたらいいなと思っていました。外国での英語研修を行うサマーセッションの「外国事情」などに参加したい、と思っていたんですけど、教育実習があったりしてなかなか行けなかったんです。でも今回、たまたまフィリピンでの英語研修のお話を聞き、今年からということもあって是非行ってみたい! と思い参加を決めました。

研修前の事前準備などは何をしましたか。

――研修前に、毎日どれだけ自習をしてきたか、というのを先生がチェックしてくれていました。私は、語彙力にあまり自信がなかったので、とにかく英語の単語を覚えようと思い、ノートに単語を書く、という自習をしました。高校時代あまり英語を勉強していなかったので、高校以来単語張を開いて、今までで一番単語を勉強しました。

研修では、どんなことをしましたか。

――フィリピンのシリマン大学で1コマ60分の英語の授業を1日4コマ受けていました。月曜日はエクスポージャクラス、火曜日から金曜日まではそれぞれの先生方の授業を受ける、という時間割りでした。授業を担当してくれたシリマン大学の8人の先生方は、私たちにも分かりやすく教えてくれました。授業中、印象的だったのは、フィリピンと日本の違いはどんなものがあるか、と聞かれた時、私は「お風呂がない」と答えたかったんですけど、まったく通じなかったことです。お風呂の「バス(bath)」と車の「バス(bus)」の違いをうまく伝えられませんでした。事前に単語の勉強はしていましたが、やはり喋るのと書くのとでは大きく違うなぁ、と発音の難しさを実感しました。現地の学生と混じっての授業ではなかったので、飛躍的に英語力が伸びたかと言われるとそうではないのですが、英語でのコミュニケーション面に関しては怖くなくなりました。エクスポージャクラスでは、マングローブを見に行ったり、絶滅危機に面した動物たちがいる小さな動物園に連れて行ってもらいました。ガイドさんの英語での解説を聞き取って、ワークシートを提出するという授業だったんですけど、少しでも気を抜くと単語を聞き逃してしまうので、しっかりと聞き耳を立ててガイドさんの話を聞いていました。

フィリピンでの生活はどうでしたか。

――研修中は、シリマン大学の寮で生活をしていました。2年生から4年生まで学年がばらばらのメンバーだったんですけど、一部屋に女子7人での生活ということもあってすごく仲良くなれました。研修中の生活は自分たちでしなければいけなかったので、近所のスーパーへの水やパンの買出しなど自分たちだけで行っていました。でも、寮にコンロなどがなかったので、食事は基本的に外食でした。はじめはお米も日本のものよりもパサパサしていたりして、なかなか喉を通らなかったんですけど、慣れてくるとおいしく感じるようになりました。中でも、よく食べたのはチキン料理とマンゴーです。あと、研修の参加者の中に去年10ヶ月ほどフィリピンに留学していた先輩がいて、きれいな海と大きなプールがあるネグロス島のバフラリゾートに連れて行ってもらいました。朝一で行ったので人が少なく、貸切状態でした。

フィリピンと日本の違いなどはどういうところで感じましたか。


――シリマン大学の寮には洗濯機がなくて、洗濯はすべて手洗いでした。週に2回ランドリーウーマンが来てくれるんですけど、週2回だと着る服がなくなってしまうので私はずっと手もみで洗濯をしていました。研修前に洗濯機がないことは聞いていたので、持参した洗面器はとても役に立ちました。スーパーに買い物に行くと、入り口で警備員による持ち物検査があって、危険物がないかチェックされます。折り畳み傘も引っかかって、そういった手荷物は預けて買い物をしました。部屋には蟻がよく出たんですけど、フィリピンで蟻はお金の象徴だから殺してはいけない、と言われました。虫に対する考え方ひとつとっても日本とは違うんだな、と驚きました。

今回の体験をこれからの将来にどう活かしていきたいですか。

――スーパーに買い物に行った時、物乞いをしている人々を見かけました。その中には子どもたちの姿もあって、この子たちはちゃんと教育を受けられているのだろうか、と気になりました。私が学校教育メジャーということもあり、そういった場面を見て教育の必要性を感じました。
私自身、今回の研修で実際に異文化に触れ、様々な価値観や生活を知ったことで、視野を広げることができました。だから私は、将来、広い物の見方ができる子どもたちを育てられる教員になりたい、と思いました。

海外での英語研修を考えている後輩へのアドバイスやメッセージなどあればお願いします。

――私は今回研修に参加して、、外国のフィリピンで二週間やりぬけたので、どこに行っても大丈夫、という自信がつきました。フィリピンで生活ができたことを本当によかったと思っています。やっぱり、行ってみないと分からないことがたくさんあります。私は今回が初めての海外旅行で、親元を離れるのも初めてだったので、不安もありましたが、すごくいい街で、フィリピンの人たちの人柄もよかったので、楽しく過ごすことができました。
だから、もし迷っているなら、行ってみた方がいいですよ!


*シリマン大学(フィリピン)
シリマン大学は、本学の学術交流協定校です。シリマン大学があるドゥマゲテは、学生の街といわれるだけあって、賑やかで活気のある場所です。留学生は、日本だけではなく、世界各国から集まっています。
*インテンシブ・イングリッシュ・プログラム(フィリピン)
全学年対象の授業科目として2016年度より新設され、今年度初めて学生を引率して実施しました。このプログラムは、フィリピンへの旅費・宿泊費および研修授業料については、大学からの全額補助がありました。

第9回おはなしもっと賞コンクール応募者募集

おはなしもっと賞コンクール

四国学院大学社会福祉学部社会福祉学科保育士養成コースでは、地域における子育て・子育ち支援事業の一環として、次代の担い手を発掘し、育てるために、本年も絵本コンクール「おはなしもっと賞コンクール」を開催いたします。
中学生・高校生・一般の皆さんがふるって応募して下さることを期待しています。

おはなしもっと賞コンクールチラシ

【部門】
手作り絵本部門(中学生・高校生・一般の各部)
*親子部門:審査対象外、展示参加
おはなしライブ部門(中学生・高校生の各部)
【募集期間】
2016年9月5日(月)~10月14日(金)当日消印有効

*おはなしもっと賞コンクール募集要項はこちら
*手作り絵本部門応募用紙はこちら
*おはなしライブ部門応募用紙はこちら


《お問い合わせ》
四国学院大学 研究室プラザ
〒765-8505 香川県善通寺市文京町3丁目2番1号
TEL:080-3926-7251(こどもひろば実行委員会 9:00~18:00)
FAX:0877-63-7251   E-mail:stokunaga@sg-u.ac.jp

主催:四国学院大学 社会福祉学部 社会福祉学科 保育士養成コース
協賛:紀伊國屋書店

本学学生の人命救助に感謝状が贈られました

8月27日、本学社会学部4年の桑島有平君が人命救助で室戸警察署から感謝状が贈られました。

桑島君は、8月14日に生見海岸でサーフィン中、遠くでおかしな動きをしている人影を見つけ、『助けて』という声を聞きました。助けを求めていた人を自身のサーフボードに捕まらせますが、離岸流に乗りかけ、自分の死も覚悟したといいます。
しかし、知人と3人で力を合わせ何とか陸にたどり着き、無事一人の人の命を救いました。

今年の夏前に始めたばかりのサーフィンで、人命救助を成し遂げた桑島君。

人命救助表彰

『夢21』『日経ヘルス』に漆原光徳教授の記事が掲載されます!

漆原光徳教授の記事が下記の雑誌に掲載されます。
ダイエットに関するあらゆる知識が詰まっていますので、是非読んでみてください。

◆日経ヘルス(日経BP社)9月号No.222掲載
『上腕三頭筋をピンポイントで引き締める後ろでバイバイストレッチ』
日経ヘルス公式ページ

◆夢21(わかさ出版社)7・8・9月号掲載
「ヤセ体質にみんななれる!8キロ5キロラクラクやせる!腸内ヤセ菌増やしダイエット」
『腸内細菌には肥満を防ぐ[ヤセ菌]があるとわかり中でも死亡細胞の肥大化を抑える[ヤセ菌ビフィズス菌]が注目の的』
『ヤセビフィズス菌をとる試験では大半の人がやせ、血糖値やコレステロール値も低下し肌の乾燥も改善』
夢21公式ページ

こどもひろば2016を開催しました

7月23日(土)、社会福祉学部社会福祉学科保育士養成コース主催こどもひろば2016を開催しました。

今年のこどもひろばのテーマは「きょうりゅうのくに」。
「まいごのたまごのおうちをさがそう」、わくわくきょうりゅうらんど」、「きょうりゅうとあそぼう」など、子どもたちが自分で動いたり遊んだりできる参加型のプログラムは好評で、子どもたちは笑顔で楽しんでくれていました。「きょうりゅうとあそぼう」の部屋では特に、プレイルームの壁いっぱいに描いた3枚の壁画が大好評でした。
また、学生たちによる音楽劇も好評で、会場から出てきた子どもから「ああ、おもしろかったあ」という嬉しい声も聞こえました。
こども313名、大人280名の方にご来場いただき、今年のこどもひろばも大好評で幕を閉じました。

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こどもひろば2016

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2016年度ソーシャルワーク・スクール受講生募集

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ソーシャルワーカーの力量が問われる今日、現状に活かせる内容を中心とした「ソーシャルワーク・スクール」を開講します。講義は現場経験豊富な教員によるソーシャルワークの理論や事例を用いた実践的な内容です。日々の実践を振りかえるために、また、後進の育成・指導のために「ソーシャルワーク・スクール」を受講し、自らのスキルアップに取り組んでみませんか。なお、受講修了者には、本学から受講修了証明書を発行します。
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●認定社会福祉士の研修として認証されたスクールです
●開講科目:「ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ」(共通専門)2単位

応募期間 2016年7月29日(金)~8月26日(金)必着
受講期間 2016年9月3日(土)~12月10日(土)

①受講者発表 : 受講決定者には、FAXまたはE-mailにて連絡いたします。
②受講料 : 10,000円(受講料は初回受講時に一括納入。部分聴講は不可)
③定員 : 20名
④対象 : 以下の 1) もしくは 2) の要件を満たす者。なお、認定社会福祉士を希望する者は 3) の要件を満たすこと。

1 )現に現職で勤務をしているソーシャルワーカーで、実務経験が3年以上10年未満の者。なお、ソーシャルワーカーの勤務領域は問わない。
2 )現在現場でソーシャルワーカーとして勤務していないが、実務経験を5年以上有する社会福祉士または精神保健福祉士の資格を有する者。
3 )社会福祉士取得後、相談援助実務経験5年を有する者。但し、最終学歴が大学卒以上の者は、相談援助実務経験3年以上とする。

《プログラム日程》

会場:四国学院大学834教室
時間:1時限目/13:00~14:30、2時限目/14:40~16:10

 回  日時  時限  科目名  講師  形式
 1  9月3日(土) 1 ●オリエンテーション●ソーシャルワーク実践の価値と原理原則●ソーシャルワークの理論と歩み 片岡 講義
 2  9月17日(土) 1  ●問題解決アプローチ
 3  2  ●チームアプローチ 浜田 演習
 4  10月1日(土)  1 ● 行動変容アプローチ 富島 講義
 5  2  ●課題中心アプローチ
 6  10月15日(土)  1  ●危機介入アプローチ  西谷
 7  2  ●援助関係論  富島
 8 10月29日(土)  1  ●エコロジカル・アプローチ 島影
 9 2  ●ナラティヴ・アプローチ
10 11月19日(土) 1 ●エンパワメント・アプローチ 西谷
11 2 ●エンパワメント 演習
12 11月26日(土) 1 ●援助関係技法 浜田
13 2 ●実践検証法
14 12月10日(土) 1 ●ストレングスモデル 島影
15 2 ●生活モデル

 

 

申込み・問合せ
〒765-8505 香川県善通寺市文京町三丁目2番1号
四国学院大学 リエゾン・センター
TEL:0877-62-2208 FAX:0877-62-2208
Email:liaison@sgu.ac.jp

以下の必要事項をご記入の上、FAX または E-mail にてお申し込みください。 なお、ご連絡いただいた個人情報は、本講座の運営目的にのみ使用いたします。
■住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス・氏名・年齢・所属
■実務経験(職種名・経験年数・社会福祉士登録番号・業務内容を具体的に記載して下さい)
■認定社会福祉士の研修としての受講ですか(はい・いいえ)

チラシ・申込用紙ダウンロード

韓南大学校の方々が来校されました

6月29日、姉妹校である韓南大学校の裵貞烈教授、桂在光教授、明材恩夫妻が来校さ
れました。
学長への表敬訪問後、チャペルアワーに参加されました。
裵貞烈教授と明材恩氏は1985年に本学に留学されており、約30年ぶりに歩くキャンパ
スや善通寺の町並みを懐かしく楽しまれました。

本学と韓南大学校との交流は、今年で38年目を迎えます。
今後も、有意義な交流を続けていきます。

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本学学生が「香川おさかな大使」に任命されました!

 6月28日に行われた「さぬきの海の幸販売促進協議会」で、オリーブハマチをはじめ県産水産物を県内外にアピールする「香川おさかな大使」として、社会学部3年 青木奈緒さんが任命されました。

青木さんは、昨年度「香川おさかな大使」を務めた福家沙也加さんの活動を見て興味を持ち、福家さんからの薦めもあり、今回の応募を決めました。
おさかな大使の任命を受けて、「県外の人たちにも香川県産のオリーブハマチについて知ってもらいたい」と抱負を話してくれました。
青木さんは、ダンス部や演劇、ピア・リーダーなど、本学での活動も活発に行っています。やりたいことはやる、をモットーに青木さんは様々なことにチャレンジしています。
来年3月までの任期中、「香川おさかな大使」として県内外のイベントなどに参加し、県水産物をPRしてくれます。

応援のほど、よろしくお願いします。

四国新聞サイト
香川おさかな大使twitter
香川おさかな大使facebook

『アイヌ文化交流の集い』を開催しました!

2016年マイノリティ・ウィーク特別企画、『アイヌ文化交流の集い』

講演会当日の朝、講演をしてくださる竹内渉氏と、札幌ウポポ保存会の方が学長室に来てくださいました。

チャペルアワーでは、片岡信行准教授が『先住民の力』と題して、話をされました。
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午後から『アイヌ文化交流の集い』が始まりました。
雨の中、学生、教職員、一般の方あわせて300名を超える来場があり、熱心に講演に耳を傾けていました。

アイヌ民族の歩んできた歴史や、アイヌ文化について、竹内氏の体験などを通してユーモアも交えながら話をしてくださいました。
また、北海道の地名は、アイヌ語の音からきているものがほとんどだそうで、竹内氏は北海道の地名を歌った動画を流し、私たちに分かりやすくアイヌ語の響きを教えてくださいました。

さらに、竹内氏は、もっと考えなければならないのは差別する側のことだと語られました。
差別というのは差別をする人がいるから起き、多数者側の問題は深い。
学生や学外から来場の方々は、真剣な姿勢で聴いていました。

講演会に引き続き開催した、アイヌ文化鑑賞では、札幌ウポポ保存会の方々がアイヌの伝統的な楽器演奏や古式舞踊、歌謡を披露してくださいました。

会場からも、手拍子や声がかけられ、楽しんでアイヌ文化を鑑賞しました。

『森のくまさん』をアイヌ語にしたものを会場全員で歌ったり、最後には伝統的なアイヌの民族衣装を着て、札幌ウポポ保存会のご指導もあり、一緒に踊りを楽しむことができました。