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元拳銃担当教官による「銃器から身を守る授業」が開催されました。

1月15日、高松北警察署 地域官 作花香 警視を講師としてお招きし、「銃器から身を守るために」と題して、銃器についての法的な知識の習得、また過去の国内外の拳銃事件などを踏まえ、海外旅行も含め安全な市民生活を送るためのポイントについて講義していただきました。
「銃器から身を守る」授業は「サバイバル論」の講義として行われ、受講生約160名が参加しました。

本講義の様子が、本日(1/15)「KSBスーパーJチャンネル」にて放送予定です。

【放送予定】
KSBスーパーJチャンネル
1月15日(水)18:15~19:00

 

阪神タイガース 高野 圭佑選手(本学卒業生)が来学しました。

現在、阪神タイガースの投手として活躍されている高野 圭佑選手(本学卒業生)が来学しました。

高野選手は、ロッテで活躍していた当時のユニフォームにサインをして本学に寄贈していただいています。

今後とも、高野選手のご活躍をお祈りしています。

●高野 圭佑(タカノ ケイスケ)
プロ野球選手。投手。
四国学院大学 社会学部カルチュラル・マネジメント学科 2014年度卒業生。
2015年にドラフト7位でロッテに入団し、2019年7月にトレードで阪神タイガースへの移籍が決定。
現在は、阪神タイガースで活躍中。

『ダンスを通して広がる世界』(ダンス部)

社会学部 国際文化マネジメントメジャー 英語マイナー 2021年度卒業 津波真奈佳 さん
サークル:ダンス部

ダンス部に入ろうと思ったきっかけは何ですか。

――元々ダンスがしたかったんですけど、高校では勇気が出なくてダンス部には入れませんでした。だから、大学に入ったら絶対ダンス部に入ろうと思っていました。オープンキャンパスに来た時、ダンス部のパフォーマンスすごくかっこよかったです。

具体的にダンス部ではどんな活動をしていますか。

――練習は、火曜日と金曜日の17時から19時まで、第三体育室で行っています。普段は基礎練を中心に、大学の行事やイベントに向けて練習しています。学内の行事やイベントだけではなく、丸亀バサラ祭りや善通寺祭りなどの地域のお祭り、自動車学校のイベントなどにも参加しています。学外のイベントへの出演依頼の声がかかると、出演するチームは、本番に向けて練習しています。
ダンス部の活動日以外でも、体育館を借用して練習できるので、そういう時は自分の好きなジャンルをひたすら練習しています。そのおかげか、最初の頃よりは上達できたんじゃないかな、と思います。まだまだ下手ですが、自分がやりたいことが出来ているので、すごく楽しいです。

ダンス部に入って良かったなと思うのはどんな時ですか。

――先輩にピア・リーダーの方が多かったので、すごく後輩への面倒見が良かったです。後輩と関わる場をすごく設けてくださっていて、先輩とご飯に行ったり、話す時間が楽しくて思い出深いです。ダンス部に入ったから先輩と関われたと思うので、入ってよかったなと思います。
あと、曲の聴き方がすごく変わりましたし、聴くジャンルも広がりました。今まで王道なものしか聴いたことがなかったファンクミュージックを聴くようになって、「この曲いいな」と感じることが多くなって、今ではファンクミュージックがすごく好きになりました。それに、「こういう音があるんだ」とか「この音はここにも入るんだ」とか、音の聴き方も変わりました。元々ある音から、メインの音とは別の音も聴くようになって、みんなで「この音の時にこういう振りを入れよう」と話し合ったりできることがすごく楽しいです。
ダンス部に入って、ブレイクやガールズヒップホップなどのいろんなジャンルが見れるので、真似して踊りたくなるし、振りを感覚で見て覚えたりして、自分の幅が広がっていると思います。私だけじゃなくて、ダンス部のみんなそれぞれ、色んなジャンルをかじってると思います。最近はダンスのスクールにも通い始めて、ロックの中でも「ソウルロック」というジャンルにも挑戦しています。ソウルロックはカチッとしたダンスというよりも少しゆるいお洒落な動きを取り入れたもので、すごく楽しいです。

ダンス部に入って、どんなところが成長したと思いますか。

――感情的になりやすかったり固定的な考え方をしたり、という部分が自分にはあったんですけど、ダンス部に入って色んな先輩と関わって、考え方が変わったと思います。他の人の意見を聞いて、自分の意見と違っても受け入れられるようになりましたし、柔軟に色々なことを考えられるようになりました。

ダンス部の魅力を教えてください。

――アットホームな部活だと思います。初心者が多いので、初めて踊るという人に対しても寄り添って優しく教えてくれます。話しやすい環境だと思います。先輩や後輩との距離が近いので、相談もしやすいです。それに、ダンス部にはプロの方が香川に来た時、有料ですけどワークショップが受けられるチャンスがあります。学内の活動だけだと部内での伝統や学内の限られた方からの指導しか受けられませんが、学外で開かれているワークショップでは世界で活躍するプロから教えてもらえるので、それも特権ですね。私の好きな韓国のダンサーが大阪でワークショップを開くというのをSNSで知って参加したことがありますが、今まで画面の向こう側の人だと思っていたプロの方を間近に感じ、指導を受けられて感動しました。プロの方の指導っていうと、レベルが高そうに感じてついていけるか不安でしたが、実際は基礎の中に応用がちりばめられた分かりやすいもので、親近感がありました。ダンサーの方も一人一人考え方もダンスに対する姿勢も違うので、視野が広がるきっかけになると思います。

ダンス部としてのこれからの目標を教えてください。

――私にとって、一つ上の先輩方が入部した時の目標で、憧れでした。今でも憧れです。他のダンスに比べて技が多くないんですけど、先輩のようにカッコよく、全部の技をできるようになりたい、その基礎や技を磨いて表現力をもっと引き出せたらいいなと思っています。後輩の視野を広げられるような、目標になれるような先輩になりたいです。
ダンス部としては、今年の学祭は1学年上の先輩が最後のステージになるので、ダンス部でよかったって思えるようないいステージにしたいし、自分たちが引退する番になっても、後輩たちに残していけるようないいものをずっと作り続けていきたいと思っています。イベントや学校行事でももっと積極的に参加して、もっと行事を盛り上げていけるようになりたいです。
私の個性もまだ探っている最中です。パワフルとかエネルギッシュだと言われるんですけど、その強みを今ひとつ飼いならせていないというか、自分のどこがパワフルでエネルギッシュなんだろうって思うことも多いので、それを見つけていくのも目標です。人前に出ることについては抵抗もないし嫌いじゃないですけど、とてもあがり症なので、ステージに上がるとガチガチに緊張しちゃうんです。すると、観ている側にも緊張が伝わってしまうんですよね。緊張しないのは無理でも、程よい緊張感を持てるようになりたいです。

ダンス部に入って学生生活が豊かになったと感じますか。

――感じます。リズムに乗ったり音楽を聴いたり、ダンスの話で友達と共通の話題ができて盛り上がれるのが楽しいです。また、クラスターで仲良くなった友達が活動を見に来てくれて、「見たよ~」とか「カッコイイね!」って言ってもらえたり、あまり交流がなかった人や先生方がダンスを見て褒めてくれたり話しかけてくれたり、そこからもっと親しくなったということがあって、人間関係が広がっていくのはすごく嬉しいし、楽しいです。これが“繋がる”ってことかなと感じます。

これから挑戦していきたいことはありますか。

――留学です。自然が多い国に行きたいです。都会も興味があるんですけど、フィリピンやカナダに行ってみたいです。都会ならアメリカに行きたいなと思います。国際文化マネジメントメジャーに入っているので、「外国事情」の授業で行くこともできますが、今年はいろいろあって行けませんでした。長期留学にも興味があります。そして、留学する中でダンスも続けていきたいです。社会人になってもダンスは続けたいなと思っています。
あと伝統工芸にも興味があるので、留学先でお祭りや伝統行事なども勉強していきたいです。織物・染物や陶芸も体験してみたいです。いろんな国の染織を見てみたいと思います。

将来の夢を教えてください。

――明確にこれっていう職業はないんですけど、人とつながる仕事がしたいです。語学を生かして、海外から日本に来た人や、海外で困っている日本人を助けたいです。海外で働くのも一つの夢ですし、外国の人と日本人が繋がる仕事がしたいですね。

ダンス部に興味がある方へメッセージをお願いします。


――大学に入ってからダンスを始めた方が多いので、ダンス未経験だったり、踊りに自信のない子でも、簡単なリズムの乗り方や技をわかりやすく教えていきたいと思いますので、ちょっとでも興味があれば体験期間に是非、一度遊びに来てほしいです。私もそうだったように、初めてで怖い気持ちはすごくよくわかります。でも、やっていく中で面白さや楽しさを見出せるし、続けてよかったと思える瞬間というのは絶対に来ると思うので、「面倒くさい」や「興味があるけど…うーん」で諦めちゃうのはもったいないです。
ちょっとでも興味があるなら是非、ダンス部に来てください!


ダンス部

保育士養成コースの学生が、善通寺市立図書館で「おはなし会とつくってあそぼう」を開催しました。

2019年12月21日(土)、社会福祉学部保育士養成コースの2年生が、親子で楽しめる絵本の読み聞かせと工作のイベントを開催しました。
図書館の職員の皆様にご協力いただき、11月から市内の幼稚園で読み聞かせを行ってきましたが、この「おはなし会とつくってあそぼう」はその集大成ともなるイベントです。
子ども23名とその保護者17名にお越しいただきました。

1.手あそび
会場で来場者をお迎えしている学生にも、おいでいただいた子どもたちにも、最初は緊張している様子がうかがえました。そこで、まずは楽しい雰囲気づくりのために、「おねえさんたちと一緒に楽しく遊びましょう!」と保護者の方にもご参加いただき、みんなで手あそびを楽しみました。クリスマス直前ということもあり、サンタやトナカイが出てくる楽しい手遊びを選びました。
 

2.読み聞かせとペープサート
読み聞かせには『へんなかお』と『おまえうまそうだな』を、ペープサートには『へんしんトンネル』を持っていきました。これらは、11月から続けてきた出前読み聞かせのために選んだ絵本と同じものですが、回数を重ねるごとに子どもたちの反応を見て、声を拾いながら読めるようになってきました。この日も、『へんなかお』では子どもたちにも変な顔をしてもらったり、『へんしんトンネル』ではトンネルに出入りするキャラクターたちのセリフを一緒に言ってもらったりしました。子どもたちは、読み聞かせに参加できることに大喜びでした。その日、図書館で職場体験をしていた小学生も、興味を持って参加してくれました。
 

3.工作「花紙で作るカップケーキと折り紙のドーナツ」
「クリスマスに食べたいカップケーキやドーナツをみんなでつくりましょう。」と呼びかけ、保護者の方にもご参加いただきました。カップや花紙、トッピングに使う素材、そしてドーナツ用の折り紙の色も、たくさんの中から選べるようにしたところ、材料を選ぶ段階から楽しんでいただけたようです。作り方をわかりやすく説明するために、手順を書いたチラシと大きな見本を作りました。
さまざまな色や大きさのお菓子が生まれましたが、子どもたちが何より夢中になったのはトッピングでした。ペンで模様を描くだけでなく、毛糸やシール、ビーズに綿と、好きな素材を貼り付け、工夫を凝らして作り上げていました。なんと、シール折り紙から星やハートの型を抜いた後に残った「枠」まで飾りに使ってくれました!
 

本学保育士養成コースの学生が「はぐくみ×カレッジ」に参加しました。

2019年12月8日(日)、社会福祉学部保育士養成コースの2年生を中心とする11名の学生たちが、高松市の大型児童館さぬきこどもの国と本学との共催イベント「はぐくみ×カレッジ」を開催しました。「はぐくみ×カレッジ」は、未就学児とその保護者を主な対象とした親子遊びのひろばで、午前の部には21名、午後の部には23名のお子さまが、ご家族とともに参加してくださいました。テーマは「動物たちのクリスマス」です。

1.準備
後期の授業が始まった10月から、さぬきこどもの国のスタッフの方にもご指導をいただきつつ準備を進めてきました。遊びの企画、遊具やおもちゃ、司会原稿まで自分たちで作ります。
 

2.あそび
●手あそび・ダンス
学生の手あそびやダンスに合わせて親子が楽しく体を動かしました。手あそびの「はじまるよ」はクリスマスバージョンで、みんなでサンタやトナカイを表現しました。親子のペアで踊る「ぴったんこダンス」では、家族みんなで手のひらやほっぺたをくっつけたまま仲良く踊っていました。
 

●たまいれ
子どもたちが森でクリスマスの準備に励む動物たちのお手伝いをするためには、動物に変身しなければなりません。変身の魔法をもみの木にかけてもらうために、まずは栄養を届けました。
 

●動物に変身
たくさん栄養をもらったもみの木が、子どもたちに魔法をかけ、動物に変身させてくれました。子どもたちは、トナカイ、クマ、ウサギ、キツネの中からなりたい動物を選び、お面をかぶって変身しました。
 

●ケーキ工場
動物に変身した子どもたちは、工場でクリスマスの準備を手伝いました。ケーキ工場では、花紙のカップケーキや折り紙のドーナツを作ることができます。色とりどりのカップケーキやドーナツと、何種類ものトッピングを自由に組み合わせ、真剣に作りこむ様子が印象的でした。
 

●ロケット工場
ロケット工場では、紙コップと輪ゴムをつかったロケットを作ります。カラーペンで思い思いに模様を描き、好みの色の翼を貼り付けて完成させると、さっそく飛ばして遊ぶ姿があちこちで見られました。
 

●福笑い
動物に変身した子どもたちと一緒にクリスマスの準備を手伝ってくれる友達を作りました。目と胴体のボタンは形と大きさが同じで、組み合わせの工夫で個性的な雪だるまを作ることができます。子どもならではの表現の豊かさに、感嘆する声があがっていました。
 

●パラバルーン
まだケーキが完成していないと、森の動物たちが慌てています。子どもたちは大きなケーキをフルーツや生クリームで飾った後、歌ったり踊ったりして完成を祝いました。子どもたちは、大人が力を合わせてタイミングよく持ち上げたパラバルーンの中に入るのがとても楽しかったようです。思い切り体を動かして遊んだ後は、みんなで記念撮影をしました。
 

エクテス・クリスマス:フルートアンサンブルと朗読の夕べを開催しました。

2019年12月16日(月)、エクテス・クリスマス:フルートアンサンブルと朗読の夕べを本学図書館エクテスで開催しました。

都村慶子氏をはじめとする気鋭の奏者たちによる「フルートアンサンブル・カクテル」、フリーアナウンサー大津奈美子氏によるクリスマスにちなんだお話の朗読をお楽しみいただきました。

最後には、全員で「きよしこの夜」を歌い、クリスマスをお祝いしました。

約60名の方にご来場いただき、盛況のうちに終了しました。

  

本学保育士養成コース及び子ども福祉メジャーの学生が、第60回中・四国保育学生研究大会に参加しました。

 去る2019年11月30日(土)に、本学保育士養成コース及び子ども福祉メジャーの学生が、第60回中・四国保育学生研究大会(主催:中・四国保育士養成協議会、開催当番校:就実大学)に参加しました。
 この大会は、中・四国地区で保育士養成課程を持つ大学、短大、専門学校等の会員校の学生が一同に介して、日頃の学習成果を相互に学ぶことと相互交流を目的に毎年、持ち回りで開催されている研究大会です。今年は、1600名を超える学生と教職員が参加する盛大な大会となりました。
 本学では、3年生と4年生が中心となり、保育士養成コースや子ども福祉メジャーとして取り組んでいる活動などを中心に3つの研究発表をしました。発表した学生は、いつもと違う雰囲気のなかで緊張しながらもフロアーからの質疑応答や助言等を通して、日頃の学習成果を見つめ直す機会となったようです。また、他の会員校の研究発表を見る機会にも恵まれ、同じ保育士をめさず学生として、保育士になるために思いを新たにする機会となりました。

本学の研究発表

○報告「東京スタディ・ツアー」
発表者学生 石川史織、稲垣美鈴、香川透子(各4年)
○当事者研究の意義と可能性
発表者学生 塩田桃子(4年)
○実践報告「第14回 金蔵寺こどもまつり」
発表者学生 藤田瑞稀、稲山英恵、藤本姫歌、安富里帆(各3年)

発表後、講評先生からの助言

 

発表の様子

実践報告「第14回 金蔵寺こどもまつり」 報告「東京スタディ・ツアー」 当事者研究の意義と可能性

本学とKSB瀬戸内海放送の共同プロジェクト「演劇とニュースの力でじぶんと地域を好きになるプログラム」がニュースで紹介されます。

本学とKSB瀬戸内海放送の共同プロジェクト「演劇とニュースの力でじぶんと地域を好きになるプログラム」について、KSBスーパーJチャンネルにて紹介されます。

「演劇とニュースの力でじぶんと地域を好きになるプログラム」は、KSB瀬戸内海放送が掘り起こした地域のグッドニュースを題材に、中四国で唯一、ドラマ教育を行っている本学との共同プログラムとなっております。

放送予定は以下のとおりです。

番組名:KSBスーパーJチャンネル
12月11日(水)18:15-19:00
12月12日(木)18:15-19:00

●KSB瀬戸内海放送HP
『じぶん発見プログラム~演劇とニュースの力でじぶんと地域を好きになるプログラム~』
12月15日(日)本学ノトススタジオで公演が行われます。
【開催時間】14:00~16:30 <開場>13:30
※詳細はこちらから

『自分の思いを伝えること』(清泉礼拝堂聖歌隊)

社会福祉学部 地域社会と福祉実践メジャー 2019年度卒業 藤井優花 さん

サークル:清泉礼拝堂聖歌隊

サークル活動をはじめたきっかけは何ですか。

――同じクラスターで聖歌隊に入りたいという学生がいて、私も歌がしてみたかったので、友達についていきました。聖歌隊の歌は、オリエンテーション期間にチャペルで聴いて「すごいな」と思ってたんですが、宗教曲ということで敷居が高いかなと思っていました。でも、友達と一緒に聖歌隊のメンバーの皆さんに会ってみると、とても優しかったので、聖歌隊に入ろうと思いました。

具体的にサークル活動はどんなことをしていますか。

――毎週水曜日に全体練習をして、歌の個人レッスンを受けて練習しています。イベントとしては、オープンキャンパスやチャペルアワーなどの学校行事に参加したり、3月にはイースターコンサート、12月にはクリスマスコンサートを開催したりしています。4年生の集大成となる3月のイースターコンサートでは、バッハの合唱曲を歌います。バッハの曲は1年生の時から少しずつ練習していて、4年生になって練習の成果を出す、という感じです。先輩方を見ていると、本当に「やりきった!」というのが伝わってくるので、私も頑張りたいなと思っています。
聖歌隊で歌う曲は、顧問の先生が持ってきてくれる時もあれば、隊長さんが選んだり、歌いたい曲を持ってきて歌ったりしています。私も歌いたい曲があれば先生に持っていって、合唱曲に編曲してもらったりして、基本みんなで楽しく選曲しています。
私は、賛美歌の中でも「この世の波風さわぎ」という曲が好きです。この曲を初めて聴いたのは、1年生のチャペルアワーの時で、この曲のリズムや厳かな雰囲気、スケールが大きいサビの抑揚がすごく印象に残っていました。今、この曲はチャペルアワーの前奏でソロで歌ったりしています。今年から、聖歌隊をもっとみんなに知ってもらいたい、と思って、先生に打診してチャペルアワーの前奏で歌うことを始めました。私以外にも、聖歌隊のみんなで順番にソロを日替わりで歌うようになって、今ではみんながいつ歌うか取り合いになるぐらい、意欲的に参加しています。

サークル活動をしていて、どんな時が楽しいですか。

――チャペルアワーで歌う時です。それまで練習したものをみんなの前で歌い、聖歌隊に一体感が生まれる時が楽しいです。きれいにハモれた時にはすごく感動しますし、練習で失敗が多かったところが本番で上手くいくと嬉しいですし、達成感があります。人前に出させていただく機会があるからこそ、本番に向けて練習を頑張ろうと思えるし、やりがいもあります。今は卒論もあるので、歌うことがストレス発散にもなっています。

サークル活動を通じて自分が成長したと思うところはどんなところですか。

――聖歌隊に入って、私が「やりたい」と思ったことを、ちゃんと伝えることがすごく大事なんだなということを学びました。私は視覚障害があって、みんなと一緒に楽譜を読めなくて、舞台に上がるための移動も手を引いてもらわないといけないし、障害物があると避けていかないといけません。歌いたいし前に出たいけど、みんなに迷惑をかけてしまう、というのが一番のネックで、オープンキャンパスなどに参加することに、最初はためらいもありました。でも、私は出たいけどこういうところが不安だ、ということを伝えると、「私が手を引くよ」「僕がパイプ椅子を避けるよ」と、みんなが言ってくれて、それがすごく嬉しかったです。その時、周りから言われたのは、「やりたいことがあるなら言って欲しい」ということでした。自分がやりたいことを言うのは、自分にとっても周りにとっても大事なことなんだと、すごく学びました。私は楽譜が見えないけれど、じゃあどうしたら楽譜を読みながら歌えるようになるのか、周りのみんなと相談しながら試行錯誤していく、ということは聖歌隊活動を通して成長した部分だと思います。“出来ない”で終わるのではなく、どうすれば“出来る”ようになるのか、ということを考えて、失敗も重ねながらひとつずつ課題をクリアしていく課程は自分をすごく成長させてくれたなと思います。

サークル活動を通して、大学生活が豊かになったと思うのはどんな時ですか。


――ちょっとだけ、前に出れるようになりました。前に出ることの前提として、集団の中に入る、ということがやりやすくなりました。視覚障害の自分が聖歌隊に入る、というところから始まって、授業のグループワークでも積極的に意見を言ったり、話に参加することが少しずつできるようになったし、発表の時も前に出てやってみようかなと思えるようにもなりました。聖歌隊の人間関係を通して、大学生活の授業に積極的になれたなと思います。視覚障害の自分だから駄目かな、というところから、やってみよう、とマイナス思考からプラス思考に変わることができました。聖歌隊では、みんなと息を合わせないといけないし、先生との個人レッスンの時に自分が分からなかったところを伝えたり、何故できなかったのかを考えたりするので、自分なりに自分のことを分析して相手に伝えるという経験は、サークル活動以外でも役に立っていると思います。

聖歌隊の魅力はどんなところだと思いますか。

――いっぱいあるんですけど、まずはすごく和気あいあいとしていて、上下関係があまりないところです。先輩後輩の壁があまりなくて、ニックネームで呼び合っています。練習中も、ピシっとするときはピシッとするし、休憩中にはみんなでその日あったことを話したりして、すごく仲が良いです。だからこそ、合唱や歌自体も、やわらかい音が出ていると思います。ギクシャクしながらつくり上げたものじゃなく、和気あいあいとした空気の中で合わせることで、歌にもあらわれているのかな、と。個性豊かなメンバーが集まっているので、本当に楽しいです。
次に、イベント時には聖歌隊の制服であるケープを着ることです。初めてケープを見た時はすごくかっこいいなと思いましたし、実際に自分がケープを着ると“聖歌隊の一人”という意識で前に出ることができました。
あと、やっぱりパイプオルガンの演奏で歌えるというのは大きな魅力だと思います。パイプオルガンの音色は包み込んでくれる優しさがあって安心して歌えますし、自分の声とパイプオルガンの音がピタッと合った時はすごく嬉しいし、自分が上手くなったのかなと感じられます。なかなかパイプオルガンがある大学は珍しいなと思うので、是非聖歌隊に入ってもらえたらいいなと思います。

聖歌隊での活動は、クリスチャンになったきっかけとしてありますか。

――クリスチャンになろうと思った直接のきっかけではないんですが、聖歌隊に入ってチャペルの雰囲気には慣れていたので、教会への苦手意識はありませんでした。
先輩や先生に誘われて聖書勉強会(KGK)に入って、近くの教会で賛美集会があるから行かないか、と誘われて初めて教会に行きました。その時から、教会に行く機会が多くなりましたが、私は神様を信じてはいませんでした。でも、友人との関係が悪くなった時に神様に祈ったら、自分の気持ちが落ち着いて友人と話ができたので、神様が助けてくれたのかもしれない、と感じました。それに、私が初めてソロを歌う聖歌隊のコンサートでも、緊張のあまり音を外してしまいそうな時に神様に祈ると、暴れていた心が不思議とふっと落ち着きました。自分でも何で落ち着いたのか分からないけれど、「もう大丈夫だ」と思えて、自分で納得できる歌が歌えました。そういったことがきっかけで、神様はいるのかもしれないと思い、通っていた教会で洗礼を受けました。それから、聖歌隊で本番がある時はいつも祈っています。

クリスチャンになって変わったことはありますか。

――自分が落ち着いたかな、と思います。元々感情的なところがあって、クリスチャンになる前は、自分の思いが伝わらない時は何で分かってくれないのか、というのを態度に出していたんですが、クリスチャンになってからはそこをストップして、その感情を外に出さないように抑えることができるようになってきたと思います。
今は教会でも聖歌隊に入っていて、すごく楽しいです。教会の方はアカペラなので、大学以上にみんなと息を合わせないといけなくて、本当に神経を使うんですけど、それも楽しいです。大学でチームワークや音の正確さを学んだので、それを教会でも活かすことができて、聖歌隊に入っていて良かったなと思います。

サークル活動で、これからの目標はありますか。

――聖歌隊としては、4年生として、歌を引っ張っていくことが目標です。苦手な曲は後輩に任せて逃げた時もあったので、これからは高音をしっかり出せるように、リズムを正確にしていきたいと思います。最上級生の自覚を持って、頑張りたいです。

聖歌隊に興味がある後輩へアドバイスやメッセージがあればお願いします。


――やりたいこと、やってみたいことは、下級生だからと抑えるのではなく、言って欲しいと思います。それで私も頑張らなきゃ、と思うので、やっぱりどんどん積極的に前に出てきて欲しいです。前に出るからにはレベルも伴わないといけないので、モチベーションにもなると思います。上級生や他の子に譲ることも大事だとは思うんですけど、とりあえずやりたいことを伝えてみてください。きっと周りのモチベーションも上がると思うので、遠慮せずに発言して欲しいなと思います。
歌が好きな方、新しいことにチャレンジしたい方など大歓迎です!歌が苦手でも大丈夫、私たちと一緒に歌ってみませんか?


清泉礼拝堂聖歌隊

クリスマス・イルミネーション点灯セレモニーを開催しました。

11月27日(水)、クリスマス・イルミネーション点灯セレモニーを開催しました。

聖歌隊と一緒に讃美歌きよしこの夜をうたい、5万5千球のLEDが一斉に点灯しました。

地域の人々、道行く人々にクリスマスの雰囲気を楽しんでいただけるよう、クリスマス・プロジェクト期間中は毎夜17時より23時までクリスマス・イルミネーションをキャンパスに点灯いたします。

点灯期間:2019年11月27日(水)~2020年1月19日(日)