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『音のない世界での挑戦』(ろう野球)

社会福祉学部 地域社会と福祉実践メジャー 田岡 大知 さん

徳島県立城西高等学校出身。四国学院大学硬式野球部。世界ろう野球選手権大会日本代表候補※。
※新型コロナウイルスの影響により、世界大会(2020年8月)は中止となりました。よって正式な日本代表選手は未決定ですが、田岡さんは代表選考基準をクリアしています。

高校卒業後、田岡さんが選んだのは大学で野球を続けることでした。大学野球を続けていく中で出会ったろう野球。いろいろなことに気付かされ、考えさせられながら見つけた新たな目標を話してくれました。

 

野球を始めたきっかけを教えてください。

――小学生のときに、先輩と一緒にキャッチボールをしていて、ボールを投げることが楽しくて、野球を始めました。父も野球をしていたので、自然と野球をするようになりました。小学校1年生までは、ろう学校に通っていましたが、野球部がなかったので、野球をするために、一般の学校へ転校しました。

野球をしてきた中で心に残っている出来事は?

――高校3年生の県総体で、当時ドラフト候補だった相手チームのピッチャーからヒットを打ったことです。延長10回、タイブレーク。4打席目、2カウントに追い込まれた状態から決勝タイムリーツーベースを放ちました。その結果、高校初の準優勝に貢献することができました。高校3年間で、一番うれしかった瞬間です。高校卒業後は就職するつもりでしたが、当時の野球部の監督に「高校野球で終わるのはもったいない。上を目指して大学で野球をしなさい。」と言われました。辞めると決めていましたが、野球をしていたから今の自分があるのに、ここで辞めたら何が残るのかと悩みました。両親も野球を続けることを応援してくれ、納得のいくまで続けようと決心しました。大学での野球は高校野球とは全く違います。大学では自主練習が基本なので、自分に足りないものは何かを理解し、それを伸ばすための練習メニューを考えます。高校までの「指導者の指示で動く」ことよりも、自主性に重点を置く野球になります。

ろう野球を始めたきっかけや、どのような競技なのかを教えてください。

――昨年、日本ろう野球協会の方から連絡をいただきました。ろう野球のことは全く知りませんでしたが、ろう野球経験者の中から、僕を見つけて、選んでくれたのだから、期待を裏切らないようにという気持ちで挑戦することにしました。3月の日本代表選考会に参加し、代表選考基準をクリアしました。今年の8月に韓国で世界大会が開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止に。現在は、来年の世界大会に向けて練習に励んでいます。チームには、足が速い選手、キレのいい変化球を投げる選手がいて、レベルの高さを感じています。ろう硬式野球は聴覚障害のある人だけがプレーする競技で、硬式野球とルールは同じです。聴覚障害は個人差が大きく、全く聞こえない人、小さな音が聞こえない人、片耳だけが聞こえない人など症状はさまざまです。普通なら、野球は、声を出してプレーしますが、ろう野球では、声だけでは伝わらないので、手話、ジェスチャー、口話などを使います。でも、うまく聞き取れず、どのようにプレーするのか分からないときがあります。大切なのは、とにかく「コミュニケーションをとること」です。分からないときは、何度も何度も繰り返し聞いたり、全身でジェスチャーをしたり、伝えようという気持ちを前に出していきます。

野球を通して自分の成長を感じますか?

――野球も自分自身も成長したと実感するときが多いです。僕は人口内耳を外せば音は全く聞こえません。コミュニケーションがとれず、チームメートと喧嘩になったり、失敗が怖くて、思いっきりプレーができなくなったり…練習に身が入らない時期もありました。うまくいかないときは、障害を言い訳にしていたかもしれません。それでも僕が野球を辞めなかったのは「苦労するから成長するんだ。失敗から、いろいろなことに気づかされ、学ぶことができる。失敗するたびに成長する」という父の言葉があったからです。障害があっても野球が上手な人はたくさんいます。むしろ障害のない人よりできることもたくさんあります。僕が野球をすることで、それを証明しようと思っています。夢はろう野球の世界大会で優勝すること!今まで心配をかけてきた両親に野球で結果を残して恩返ししたいです。

 


硬式野球部

硬式野球部HP

『共感し、受け入れること』(バドミントン部)

文学部 歴史学・地理学メジャー 2021年度卒業 楢木 瞭太 さん

岡山県立倉敷古城池高等学校出身。四国学院大学バドミントン部。

高校の教員を目指し、学業と部活動を両立させる楢木さんにインタビュー。バドミントンを通して成長したことを話してもらいました。

 

 

バドミントンを始めたきっかけを教えてください。

―― 小学生のときに、クラブチームでバドミントンをしていた友達にすすめられて始めました。中学校・高校は学校の部に所属しながら、クラブチームでも活動していました。地元である岡山県倉敷市には実業団のチームがあったので、練習場所や実業団の方との試合など、バドミントンに触れる環境は整っていたと思います。

大学ではどのような練習をしていますか?

―― 四国学院大学にはバドミントンサークルとバドミントン部の2つがあります。サークルはシャトルに触れ合うことを意識した練習、部では、ランニングやストレッチなどの基礎トレーニングを行い、実践練習としてパターン練習(基礎的な動きを習得するために同じ動きを繰り返す練習)や試合をしています。それ以外にも、他大学との練習試合や高校生との交流合宿などもあります。サークルと部ではメンバーや練習時間にも違いがありますが、垣根がなく、オープンな雰囲気で活動しています。

心に残っているエピソードを教えてください。

――私の通っていたクラブチーム出身で全国大会で優勝した方がいます。その方が、練習を見に来てくれ、試合をさせてもらったのですが、ショットの質、動きのスピード、体格すべてが自分とは違いました。その方から刺激を受けて、岡山県ではトップを争う選手になりたいと思うようになりました。それからは練習に取り組む姿勢やバドミントンに対する気持ちも変わり、中学校のときは、団体戦で県準優勝、中国大会ベスト8、高校生のときには、県大会ベスト4の記録を残すことができました。

バドミントンの魅力とは?

――駆け引きと頭脳プレーです。相手の予想と逆方向を責めたり、相手によってショットの高さ・スピードを一瞬で変えます。いかに相手に読まれない戦術を立てるか、心理的要素も楽しめるスポーツだと思います。またダブルスで試合に出場するときは、ペアへのフォローを忘れないようにしています。ペアの良い部分を最大限に発揮できるように自分がどう動くかを考えます。

大学に入学して、自分自身の成長を感じたことはありますか?

――バドミントンで培ったことをベースに、柔軟に考える力が身に付き、相手に共感する気持ちを持てるようになったと思います。現在、高校の公民の教員になることを目指して頑張っています。教職関係の講義を中心に、社会福祉や観光学の授業も積極的に受けているので、さまざまな考え方の人たちと出会うことができました。その人たちとの出会いのおかげで「相手を否定するのではなく、まず受け入れ、その上で自分の考えを伝えること」ができるようになりました。これは大学生活にも、バドミントンにも共通することだと思っています。四国学院大学は、先生方や学生同士の距離が近く、困ったときに手を差し伸べてくれる環境があると思います。そのような環境で学べることはとても恵まれています。さまざまな考え方を持つ人たちの中で、お互いを尊重しながら成長したいです。

 


バドミントン部

学院創立71周年記念礼拝を執り行いました。

10月20日(火)新型コロナウイルス感染症対策を行った上で、学院創立71周年記念礼拝を執り行いました。
記念礼拝では、在日本南プレスビテリアンミッション代表役員ウィリアム・ロイド・モーア先生より「主人と一緒に喜んでくれ」と題し、四国学院大学71年の歴史とこれからの展望についてお話をいただきました。
その後、教職員永年勤続者表彰、学生の成績優秀者への褒賞金授与、課外活動表彰が行われました。
今年は学院創立71周年を祝し、創立記念特別メニュー弁当の無料提供を行い、キャンパスも賑わいを見せていました。

本学の学生がNHK高松放送局制作のスペシャルドラマに出演します。

身体表現と舞台芸術マネジメントメジャー(演劇コース)の大平峻世と椙田航平がNHK高松放送局制作のスペシャルドラマ『小豆島に移住してみた!』に出演します。小豆島を舞台にしたヒューマンコメディーの主役を本学学生が演じます。ぜひご覧ください。

放送日時:2020年12月11日(金)  総合テレビ  よる7:30~7:55 (四国向け)

『劇団Nuts’の活動のなかで見えた演劇のおもしろさ』(演劇)

社会学部 身体表現と舞台芸術マネジメントメジャー(演劇コース)

2021年度卒業 大瀬戸 正宗さん

広島市立沼田高等学校出身。四国学院大学劇団Nuts’部長。ノトス・プロダクション※代表。
2018年度SARP※vol.15『レモネード・インセスト』(スタッフ)、2019年度SARP vol.16『平家物語REMASTER』(出演)、2020年度SARP vol.18『星の祭に吹く風』(スタッフ)。

「俳優になりたかった」と話す大瀬戸さん。大学では演劇コース、劇団Nuts’、ノトス・プロダクション、3つの場所で活動中。幅広く芸術に関わる姿にせまりました。

 

※ノトス・プロダクション
本学学生によって構成された、ノトススタジオを運営するためのチーム。照明や音響、舞台美術、映像、公演の制作など劇場の運営を学生たちが主体的に行っている。ここで培った経験を生かし、プロの舞台技術スタッフとして働いている卒業生も数多くいる。

※SARP/サープ(四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム)
身体表現と舞台芸術マネジメントメジャーが主体となって制作する公演。毎回、プロの演出家・振付家が大学内の宿泊施設に滞在し、学生キャスト・スタッフとともに一般観客の鑑賞に耐えうるレベルの高い舞台作品を創作し上演することを目指す。

演劇を始めたきっかけを教えてください。

――演劇を始めたのは高校からです。高校の演劇部の公演を観に行って、面白そうだと思ったことがきっかけです。演劇部での活動は充実していました。高校演劇コンクール、文化祭での公演を行っていました。当時は、ぼんやりと「俳優になりたい」と思っていたので、できる限り多くの舞台に立ち、持っている時間のほとんどを演劇に費やしていました。

劇団Nuts’ではどのような活動をしていますか?

――劇団Nuts’は四国学院大学の演劇サークルです。演劇コースで学んでいる学生、演劇を少し経験したことのある人、全く演劇をしたことがない人、部員の経験値はさまざまです。現在は、新型コロナウイルスの影響で公演ができないので、筋トレや柔軟など、基礎トレーニングに励んでいます。その他にも舞台の照明や音響などの講習を行っています。昨年の大学祭では、部員が、短編の作品を創作して、上演する短編演劇祭を行いました。また軽音楽部のライブの照明も担当しました。
私は大学へ入学したときに演劇コースで学ぶことはもちろん、演劇ができる場所をひとつでも多く探していました。当時、劇団Nuts’の部員は4名ほど。ここでは演劇ができないと思いました。演劇コースのある大学なのに、演劇サークルに活気がないのはどうしたものかと(笑)。劇団Nuts’の初公演は完成度の高い公演ではなかったかもしれません。でも作品の創作、音響、照明、大道具など、学生だけですべてを創り上げることがとても新鮮で、自分たちで公演を企画し、運営する楽しさを感じました。舞台芸術(パフォーミング・アーツ)には、音楽、舞踊、落語など、多彩な活動があります。私は、そのような舞台芸術の世界を盛り上げることができる存在になりたいと思っています。「俳優になりたい」という気持ちが「舞台芸術を支えたい」という思いに変わってきたように感じます。演劇コースでの学び、劇団Nuts’での体験、ノトス・プロダクションの経験、この3つで学んだことが、それぞれの場で活かせるので、お互いにうまく作用しているなと感じています。

劇団Nuts’の部員から「こんな刺激を受けた」というエピソードがあれば教えてください。

――毎回の公演で刺激を受けています。演劇コースに所属する学生からももちろんですが、演劇コース以外の部員から受ける刺激は大きいと思います。劇団Nuts’の部員の演劇経験値はバラバラです。演劇をしたことがない人からすると「なんで!?」と思うことが毎回ありますし、足並みが揃わないこともよくあります。でも、経験値が違う部員がいるからこそ、演劇の当たり前にとらわれない発想も生まれるし、私自身初心に戻って演劇と向き合うことができると感じています。演劇コースの人も、演劇コースではない人も、劇団Nuts’でしかできないことを体験できていると思います。

後輩のみなさんへ

――私は俳優志望でしたが、演劇の世界にいるうちに、舞台芸術を企画したり、裏方として支えることもおもしろいと感じるようになりました。そのような可能性を見つけるために、好きなことを続ける意味があるのだと思います。四国学院大学は演劇に限らず、社会福祉、スポーツなど、さまざまなことを学んでいる学生がいるので、視野を広く持つことができます。その中でも自分のペースでできることから取り組んでいく、バランスよく取り組むことが大切です。演劇をやりたい人、舞台芸術を盛り上げたい人、大歓迎です。もちろん経験は問いません。自分を表現できる空間、「劇団Nuts’」に興味を持ってもらえればと思います。また、演劇に本気で取り組みたいと考えている方にとっても四国学院大学はとても良い環境だと思います。贅沢な講師陣による本格的指導を受けることのできる演劇コースに、劇場の管理やスタッフワークに関する経験を積むことのできるノトス・プロダクション、ここまで紹介させていただいた劇団Nuts’など、演劇に関わる多くの機会があります。ぜひ自分に合ったペースと場所で演劇を楽しんでいただけたらと思います。


劇団Nuts’
劇団Nuts’ HP

『音楽を通して出会えたもの』(吹奏楽団)

文学部 文学メジャー 2021年度卒業 玉浦 未菜 さん

香川県立三木高等学校出身。四国学院大学吹奏楽団部長。

硬式野球部の応援やオープンキャンパスでの演奏など、さまざまな場所で活動している吹奏楽団。部長の玉浦さんに吹奏楽団の魅力を話してもらいました。

 

 

吹奏楽団に入部したきっかけは?

――中学・高校と吹奏楽部に所属していましたが、大学では、新しいことを始めようと思っていて、文芸サークルに入部する予定でした。でも、心の片隅に音楽を続けたいという気持ちがあり、迷っていました。そのような中、吹奏楽団の見学へ行くと、中学校のときの先輩がいて、迷いは消えました。演奏は楽しいし、良い仲間に出会えたので、「自分の居場所はやっぱりここだ!」と。楽器はフルートです。音色が優雅で、見た目も上品なので、フルートは他の楽器にはない特別感があると思います。

 

どのような活動をしているか教えてください。

―― 大きなイベントは、硬式野球部の応援、大学祭でのコンサートです。特に野球部の応援は人一倍力が入ります。四国学院大学硬式野球部は全国大会出場の常連校。全国大会は東京ドームや明治神宮球場で行われます。私も東京ドームでの演奏を経験しました。協定校の高校生と一緒に演奏し、迫力ある応援を目指しています。曲を選んだり、間奏を入れるためにアレンジしたり、練習はとても大変でした。吹奏楽団だけでなく、野球部の応援メンバーとも、何度も合同練習を行いました。当日は、緊張している選手が力を出し切ることができるように背中を押してあげたいという気持ちで、演奏しました。選手をサポートすることも吹奏楽の応援の役割だと思っています。当日は試合に出場している選手、スタンドで応援している選手、みんなが一体となって戦っている気分でした。また、普段の練習では、音色やリズム、細かいことに気を付けていますが、野球の応援は大音量で思いっきり演奏できるので気持ちよかったです。その他にも、オープンキャンパスでのミニコンサート、ダンス部とのコラボ演奏など、主に学内で活動しています。

吹奏楽団の魅力を一言で表現すると?

――団結力です。現在部員は15名。小人数なので、足りない楽器やパートをどう補うか、みんなで話し合い、考えます。足りない部分は、工夫する。そのようなことを繰り返していくうちに、自然とまとまってきたと思います。ソロで演奏するのも楽しいのですが、みんなでひとつのものを作る達成感は一人で味わえないことだと思います。

 

サークル活動を通して成長したことはありますか?

――自分の考えに自信が持てるようになりました。引っ込み思案な性格でしたが、吹奏楽団の部員が私の考えを受け止めてくれたので、少しずつですが、サークル以外の場所でも、自分の思いを伝えることができるようになりました。勇気を持って行動に移すことが、新しい景色が見えてくるきっかけになることもあります。またフルートの技術も向上したと思います。私は自分の演奏を必ず聴いてもらうようにしています。そうすることで、違った視点からアドバイスをもらえ、フルートの上達につながるからです。
四国学院大学は先生と学生、学生同士の距離がとても近い大学だと思います。大学の先生が「吹奏楽団の活動は順調?」と声をかけてくれることもあり、気にかけてくれているんだなあと嬉しく思っています。高校生のときに参加したオープンキャンパスでも、ピア・リーダー(1年生のキャンパスライフ全般をサポートする上級生)の方に親切にしてもらったり、落ち着いていて過ごしやすい雰囲気を感じていました。入学後もそのイメージは変わっていません。

これからの目標を教えてください。

――まずは部員を増やして、学内外のさまざまな場所で演奏したいです。四国学院大学はクリスマスの時期になるとイルミネーションやチャペルでのクリスマス礼拝など、多彩なプログラムを実施しています。そこで、ハンドベル・クワイアや清泉礼拝堂聖歌隊などのサークルとのコラボに挑戦したいと考えています。クリスチャン系の大学にしかできない演奏になると思います。
吹奏楽団は部員を募集しています。音楽が好きな人、一緒に演奏しましょう!今しかできない経験を一緒にしましょう!


吹奏楽団

『継続することの大切さ』(水泳部)

社会福祉学部 子ども福祉メジャー 2021年度卒業 大井 孝菜 さん

香川中央高等学校出身。2019年に「四国学院大学水泳部」を創部。第54回中国四国学生水泳選手権大会女子100メートル背泳ぎ3位入賞。

2019年に水泳部を立ち上げ、日々水泳に関わっている大井さん。選手として水泳に取り組むようになったこと、スイミングスクールでの指導を通して学んだことなど、水泳に対する真っ直ぐな思いを語ってくれました。

 

 

水泳を本格的にはじめようとしたきっかけは?

――小学校5年生のときの県大会に出場できず、悔しい思いをしたことです。水泳は3歳から始め、スクールに通っていました。私の通っているスクールには選手コースと一般コースがあります。選手コースはクラブチームの大会に出場し、国体やジュニアオリンピックを目指すコースです。一般コースは泳力向上のためのコースで、泳げるようになることが目標です。水泳を始めてからずっと一般コースに所属していましたが、小学校5年生のときの悔しさを機に選手コースに変更しました。家族の後押しもあり、選手として水泳をやろうと決意しました。

 

普段はどのような練習をしていますか?

――毎週2回、香川県内の競泳プールでの合同練習を行っています。それ以外の日は個人練習に励んでいます。合同練習では、各自で練習した仕上がりをお互いに確認しています。現在部員は7名。水泳経験者から未経験者までさまざまです。練習は真剣に取り組み、練習が終われば、和やかな雰囲気になる、切り替えがしっかりできるチームです。水泳部を創部するまでは、ひとりで練習するだけだったので、心細いときもありました。今は合同で練習する機会があるので、他の部員の存在が心の支えになっています。

 

 

 

第54回中国四国学生水泳選手権大会(2019年)にて入賞したそうですが、当時のことを聞かせてください。

――四国学院大学の選手として初めて出場した大会です。女子100メートル背泳ぎで3位に入賞することができました。当日はとてもいい感覚で泳げたと思います。まさか入賞できるとは夢にも思っていなかったので、驚きましたが、とても嬉しかったのを覚えています。中国地方の選手と競う機会はなかったので、いつもと違う会場の雰囲気を感じたり、他の選手の泳ぎを見たり、良い勉強になりました。大会によって違いがあるかもしれませんが、チームからエントリーできる人数は限られているので、レースに出場できる人とできない人がいます。レースに出場する選手は自己ベストを出すために全力を尽くします。出場できなかった選手も、応援に全力を尽くします。水泳は個人競技でもあり、チーム競技だということを実感した瞬間でした。
水の中では浮力によって、体は楽に感じます。また、全身にバランスよく負荷がかかるので、陸上で運動するよりも効果的な運動ができます。水の中では大きな怪我をする可能性も低いので、運動不足の人や運動が苦手な人もチャレンジできるスポーツだと思います。

今後の目標を教えてください。

――来年のインターカレッジ(大学対抗のスポーツ競技大会)や、四国マスターズに出場し、自己ベストを更新することです。新型コロナウイルスの影響でほとんどの大会が開催中止になっていますが、今は力を蓄える時期だと考えて、個人練習に取り組んでいます。
将来は水泳のインストラクターになりたいと思っています。現在、スイミングスクールで2~3歳の幼児クラスを指導しています。この年齢は、母親と離れるのが不安だったり、水に慣れていない子どもたちがたくさんいます。2歳の子どもたちへは言葉で説明するのが難しいので、動作を真似してもらいます。3歳になると、言葉が分かる子も増えてくるので、単語と単語をつなぎながら、分かりやすく説明できるように心がけています。子どもへの接し方や、子どもの成長の仕方などを子ども福祉メジャーで学んでいるので、水泳の指導にとても役立っています。選手として泳いでいるときは気付かなかったことも、指導する立場に立つと見えてくることがたくさんあります。教えることが一番の勉強だと思っています。
私は水泳をやめようと思ったことが何度もありました。ひとつのことを続けていくのは根気が必要で、大変なことです。でも大切なのは「好き」という気持ちを見失わないことだと思います。悩んだことも失敗したことも、必ず良い経験になりますので、後輩のみなさんも真剣に取り組めることを見つけてください。


水泳部

『本格的なアウトドア体験を』(キャンプリーダー会トムソーヤ)

社会学部 観光学メジャー 2021年度卒業 安藤 健さん

高校時代は山岳部に所属し、インターハイ出場も経験した。大学での専攻は観光学メジャー。また、キャンプリーダー会トムソーヤの部長としてキャンプやレクリエーションを企画している。

兼部可能、毎月部会を開く、月に一度アウトドア活動を行う。入部条件は、年に一度、活動に参加すること!キャンプリーダー会トムソーヤとはどのようなサークルなのでしょうか?部長の安藤さんに教えていただきました。

 

キャンプリーダー会トムソーヤとは?

――キャンプリーダー会トムソーヤは、アウトドア活動を行うサークルです。現在30名で構成されています。キャンプ場での活動は、火おこし、炊飯、テント張りなどです。キャンプでは、家電製品をほとんど使わず、火で調理します。最初は不便だと感じるかもしれませんが、非日常の楽しさ味わうことができます。また、夜は仲間と焚き火をしながら、語り合うこともキャンプならではの楽しみだと思います。キャンプ場での活動以外にも、バーベキューやボランティア活動をしています。自分たちがやりたいと思ったことを計画し、取り組んでいけるサークルです。

入部したきっかけを教えてください。

――きっかけは、新入生へのサークル紹介で、トムソーヤを見つけたことです。トムソーヤの活動は本格的です。キャンプで火をおこすとき、火打ち石の摩擦を利用する方法がありますが、現在ではあまり使われていません。僕たちは、着火剤を使わず、ファイヤースターターという道具を利用して火をおこします。その他にも、ランタンやクッカー(屋外で使用される携帯用の小型調理器具)もあり、キャンプアイテムも充実しています。このサークルなら本格的なアウトドアができると思い、入部しました。
第一次キャンプブームのころ、父親と一緒にキャンプに出かけていました。夏と冬、年間2回のキャンプが恒例で、香川県のまんのう公園や、徳島県の岳人の森へ行っていました。僕自身も、高校時代は山岳部に所属しており、アウトドアや自然を身近に感じる環境でした。

忘れられない活動はありますか?

――一昨年と昨年、高知県の四万十市へ行き、ラフティングや飛び込みを体験しました。ラフティングとは、仲間たちとゴムボートに乗って、パドルを漕いで川を下っていくスポーツです。トムソーヤの先輩の地元が四万十市でしたので、安全にラフティングができる場所を紹介していただきました。一昨年は、台風の後でのラフティングを体験しました。川は増水し、流れが速く、濁流。澄み切ったブルーの四万十川はどこへ行ったのかと思うほどでした。1時間でまわるコースも30分でまわれました。一緒に行った部員のうち、数名が下流に流されてしまうというアクシデントもありました。トムソーヤの部員は安全な流され方を知っています。川の流れていく方向に足を上げ、足の先にある岩を蹴って流されていく。手を組み、口に水が入らないようにします。無事に下流に到着したときは、達成感を味わうことができました。それと同時に自然の怖さも体験し、アウトドアの中で、さらなる安全対策を考える機会となりました。

 

トムソーヤの活動で得たものは?

――トムソーヤのさまざまな活動を通して、人とよく話すようになり、心が豊かになりました。高校で所属していた山岳部は、大会に出場し、点数を競うためのものでした。熱心に教えてくださる顧問の先生がおり、真剣に取り組んでいましたが、競技の面が強く、人間的な成長はなかった気がします。アウトドアは、日常から離れて、自然と触れ合うことができます。でも、トムソーヤの目指すものはそれだけではありません。活動を通して、仲間ができたり、自分の深いところを打ち明けられるようになります。それがトムソーヤの活動の醍醐味ですね。四国学院大学の文化系サークルの中では人数の多いサークルですので、いろいろな人と関わっていく中で自分の世界も広がりました。昼休みや放課後に部室を開けると自然と部員が集まってくる。そんな雰囲気のサークルです。入部して信頼できる仲間も見つかりました。

 

今後取り組みたいことを教えてください。

――新型コロナウイルスが終息したら、少年キャンプのボランティアを計画しています。以前、丸亀の畔田キャンプ場で少年キャンプの手伝いをしたことがありました。着火剤を使わずに火をおこしたり、石の重さ当てクイズをしたり、子どもたちにとっては少し難しいものもありました。子どもは素直で好奇心旺盛で、どの子も目を輝かせてくれました。失敗しても諦めず、何度も挑戦する姿は、僕も見習いたいと思いました。
現在、観光学メジャーでインバウンドの観光客に注目しています。海外から来る観光客は、日本のどこに来ているか、どのようなことを求めているか、日本人との感覚に違いについて学んでいます。経験豊富な教授から学ぶことはたくさんあります。

後輩のみなさんへ

――キャンプをしたり、イベントを企画するサークルと聞いて、苦手意識がある人もいると思います。僕も最初はそうでした。でも思い切って入部して本当に良かったです。やってみないと分からないことはあります。その環境に飛び込んで体験しないと、その本質は分からないと思います。新しい環境でも思い切って飛び込んでください。キャンプに興味のある人、初心者だけどアウトドアをやってみたい人、大歓迎です。

ドローンを使って撮影された四万十市での活動

 


キャンプリーダー会トムソーヤ

『サッカーとともに成長した人間性』(サッカー部)

文学部 英語メジャー 2021年度卒業 坂東 宥吾さん

四国学院大学香川西高等学校出身。第2回全日本大学サッカー新人戦四国選抜チーム選出。第3回全日本大学サッカー新人戦四国選抜チーム選出。第34回デンソーカップ中国・四国選抜チーム選抜。U-19全日本大学選抜WEST選出。サッカー部のキャプテンとしてチームを引っ張る。

「四国を代表するチームになること」を目標に、サッカーを通して様々な経験を重ねるサッカー部。近年は、四国大学サッカーリーグ1部優勝、全日本大学サッカー選手権大会や総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントへの出場など、実績を上げている。「僕にはサッカーしかなかった」と話す坂東さんに、視野を広げて物事を捉える大切さやサッカーを通して学んだことを話してもらいました。

 

サッカーをはじめたきっかけを教えてください。

――父のサッカーの試合を観に行ったことがきっかけで、5歳からサッカーを始めました。小学校、中学校はクラブチームに所属していました。高校へ進学する際に、県外の強豪校からスカウトされていましたが、香川のサッカーのレベルを上げたいと思い、地元のサッカー強豪校へ進学しました。その思いは、大学進学のときも変わっていなかったので、迷わず、四国学院大学へ入学しました。大学1年生のとき、四国大学サッカーリーグで優勝し、全国大会へ出場しました。高校サッカーの一番の大舞台である選手権大会には3年間出場できず、この悔しさを大学で晴らしたいと思っていましたので、全国大会の出場が決まったときはうれしかったです。今年は「四国を代表するチームになる」ことをチーム目標に掲げています。天皇杯、インカレ、総理大臣杯の全てにおいて全国大会出場を目指しています。また、人間性でも四国を代表する選手・チームになれるように、地域貢献活動、ボランティア活動など、地域との交流も大切にしています。

サッカーを続けている中で印象に残ったことは?

――2020年3月から2週間程度、ドイツへサッカー留学をしました。留学の目的は、本場ドイツで本物のサッカーに触れること、大学サッカーに活かせるものを見つけることです。ドイツはリーグが10部以上あり、所属チームも圧倒的に多いのが特徴です。人工芝のグラウンドを持っていたり、クラブハウスがあったりと、ヨーロッパの中でもドイツのサッカー環境は充実していると思います。僕は、5部チームの練習へ参加し、サッカーの技術を磨きました。ドイツでは英語でコミュニケーションをとることが多かったのですが、自分の英語力の無さを痛感しました。英語は高校生の頃から得意でしたし、大学でも語学の習得に集中していましたが、スムーズにコミュニケーションをとれるようになるには時間がかかりました。自分の考えを伝えることで、選手として認められます。伝えるためには、外国語が必要です。事前にしっかり勉強し、準備をしておくべきだと思いました。オフの時間を利用して、ケルンの大聖堂へ行きました。駅前から見上げた大聖堂は、157メートルの高さがあり、迫力満点です。内部は色鮮やかなステンドグラスから光が差し込み、とても幻想的でした。また、デュッセルドルフやオランダも観光し、異文化に触れることができました。
帰国後、新型コロナウイルス感染症の影響拡大により全体練習ができない日々が続きました。当たり前していたサッカーが突然目の前から消えたような気持ちになりました。当時は、チーム全体も、僕自身もモチベーションが下がり、精神的に疲弊していたと思います。何かできることはないかと考えていたとき、以前、若年層の献血者数が減少している話を聞いたことを思い出しました。部員に声をかけ、献血活動を実施してはどうかと提案しました。献血は目に見えない支援ですが、自分が献血することで、だれかを助けることができると信じて取り組みました。献血活動は社会とのつながりを感じることができる良い機会になりました。また、小学生を対象としたサッカー教室も実施しました。運営から指導まで、すべて大学生で行い、サッカー少年たちにも好評でした。普段とは違う雰囲気でサッカーができ、少年たちに教えることでサッカーの基本や原点を振り返ることができました。ドイツでの経験、出会った人たちが僕を変えてくれました。サッカーだけでなく、地域貢献活動を提案できたのも、自分で考え、積極的に動く姿勢を留学で身につけることができたからだと思います。サッカー留学を通して、様々な角度、視点から物事を捉えることができるようになりました。

 

地域貢献活動を通して成長したことは?

――サッカー以外のことにも目を向けることができるようになりました。幼いころからサッカーを続けてきたので、僕にはサッカーしかないと思っていましたし、サッカーがすべてだと思っていました。チームのメンバーたちもサッカーだけしておけばいいという考えでした。でも、献血活動、ジュニアサッカー教室など、地域貢献活動を通して、サッカー部としての強みを生かし、自分たちの力を社会に還元することができました。社会に目を向け、さまざまな視点で物事を捉えれば、活躍の場所はグラウンド以外にもたくさんあることを、実感しています。

キャプテンとしての心構えを聞かせてください。

――ありきたりかもしれませんが、積極的にコミュニケーションをとることを意識しています。サッカーはチャンスが多いチームが勝てるわけではありません。自分のコンディションが良くても勝てない日もあります。うまくいかないことがサッカーにはあります。だからこそ、チームの雰囲気は大切です。キャプテンとして、プレイヤー、マネージャー、監督、全員がコミュニケーションをとれるように自分から声をかけています。また、試合で最大限のプレーができるようにメンタルコーチングも勉強中。「心技体」という言葉があるように、最初は心、心の部分をしっかり自分でマネジメントできればと思っています。

これからの目標を教えてください。

――まずは、四国で優勝し、全国大会へ出場することです。天皇杯、インカレ、総理大臣杯の全てにおいて全国大会へ出場し、勝ちたいです。卒業後はプロサッカー選手かサッカーの指導者になりたいと思っていますが、まだ明確に決まっているわけではありません。自分の信念を持って、自分で考えて行動できるようになりたいです。現在は、指導者ライセンスの取得に力を入れています。また、高校生の頃から、英語が得意でしたので、大学でも英語を専攻しています。四国学院大学は専攻以外の授業も受講することができます。サッカーをやっていれば、おのずとスポーツの知識は身につきますので、英語を専攻しながら、健康スポーツ科学の授業も受講しています。メジャー制度は選択肢が多く、視野を広げるのには最適だと思っています。

後輩のみなさんへ

――四国学院大学サッカー部は、サッカーだけでなく、人間的な成長も期待できるチームです。サッカーの技術を磨くことはもちろん、メンタル、フィジカル、すべて並行して成長させることができます。大学生は時間もあり、自由もあります。それを遊びに使うことも大切。でもせっかく大学生という貴重な時期なので、知識や情報を得て、社会に目を向け、社会とつながりを持ってほしいと思います。僕はそれに尽力しています。海外へ行ったり、本を読んだり、いろいろな人と出会ったり…ヒントはたくさんあります。可能性は無限大です。ぜひ、サッカー部に入部して、一緒に全国を目指しましょう!


サッカー部

2020年度第1回レクチャーシリーズ(講師:藤田孝典)を8月21日(金)に開催します。

8月21日(金)15:10~16:40、本学にて、藤田孝典氏(四国学院大学 学長特別補佐・客員准教授)を講師にお招きし、第1回レクチャーシリーズ『コロナウイルスで明らかになった日本の貧困と生活困窮問題』を開催いたします。
参加無料となっておりますので、ぜひご参加ください。
なお、オンラインでの参加も可能ですので、ご希望の方は下記ちらしより詳細をご覧ください。
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、イベント開催を中止せざるを得ない場合があります。中止または延期の場合には、本学ホームページでお知らせいたします。

 お申込み方法
勤務校・勤務先、氏名、職務・役職をご記載のうえ下記チラシのFAX申込書またはE-mailにてお申込み下さい。

お問合せ
四国学院大学リエゾン・センター
〒765-8505
香川県善通寺市文京町3-2-1
TEL:0877-62-2111(内線545)
FAX:0877-62-2208
E-mail:liaison@sg-u.ac.jp

*かがわコミュニティ・デザイン(KCD)推進事業
*香川県下高校との連携企画

主催:四国学院大学
後援:香川県教育委員会/大学コンソーシアム香川/香川県社会福祉協議会

 

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