心理学・カウンセリング

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心豊かな社会のために、支え励ませられる人になる。
家庭・学校・職場・福祉施設・地域社会と様々な場に心理的援助を必要とする人々がいるのに、サポート体制は未だ十分ではありません。
心理学・カウンセリングメジャーでは社会の様々な分野で課題とされている心理的問題について学び、それを理解し、解決するための心理学的教養を身につけます。他人の心に寄り添える人間、悩める人たちが自分の苦しみを自ら担いつつ生き抜いていけるよう支え励ますことのできる“人格”養成を目指します。
より心豊かな社会のために。

カリキュラム

基礎科目

■基礎カウンセリング
さまざまな問題を抱え、その解決を求めようとする個人や集団に対して、心理的援助を行う行為をカウンセリングと呼び、相談、相談面接と訳されます。教育・福祉・医療・保健・産業・司法など、生活のあらゆる領域で生かせる基礎的理論と方法を学びます。

■心理学概説 ■心理判定法 ■心理学史

専攻科目

■集団と心理
集団と個人の関係について学びます。人は集団に支えられたり、傷つけられたりします。人と人とが支えあうような集団づくりについて学びます。

■学校心理学
学校教育の中で発生する問題に対処するための心理学的基礎を研究・実践する領域です。キーワードは、教育相談、発達、臨床、障害、学習、適応性などで、広範な複数の心理学領域をカバーするものでもあります。関連資格に、学校心理士があります。

■青年心理学
子どもから大人への移行期という重要な時期である青年期の、課題と問題を概観していきます。青年期の心理的特徴の理解を通して、社会を見つめる目、他者理解のこころを養います。

■ライフサイクルと発達課題
人は一生を通じて成長しますが、成長過程において解決すべき課題があります。メンタルヘルスの保持・増進とライフサイクルにおける発達課題の克服について学びます。

■物語の深層
フロイトの精神分析学、ユングの分析心理学の知見を踏まえ、文芸作品の読解を試みます。人間の作り出す「物語」を通して人間の「こころ」を知ることを目指します。

■心理学研究法 ■心理統計学 ■福祉心理学 ■障害児・者の心理 ■高齢者の心理
■ジェンダーと心理学 ■産業心理学 ■コミュニティ心理学
■スクール・カウンセリング ■発達障害児の心理学 ■家族問題の心理 ■学習心理学
■心理臨床論 ■心理言語学 ■実験心理学A・B ■心理学的人間関係論
■心理学・カウンセリング演習 Ⅰ・Ⅱ

卒業研究  過去の研究テーマ例

●心理学誕生の歴史的研究 ●死者とのつながりが人に与えるポジティブな影響
●児童生徒の教師に対する不信感とその緩和 など

目指せるキャリア

●児童福祉施設職員 ●児童相談所職員 ●心理相談員・カウンセラー
●労務担当職員 ●厚生・福祉職員 ●公務員 ●大学院進学など

学びのスタイル  在学生の履修例

心理学・カウンセリングメジャー 2年次前期時間割

1 保育の心理学Ⅰ
2 心理学研究法 家族問題の心理 物語の深層 心理臨床論
3 障害児・者の心理 心理判定法 心理学概説 福祉心理学
4 児童ソーシャルワーク論 学習心理学
5

 

心理学・カウンセリングメジャー 2年次前期時間割

1
2 ユースカルチャー研究 社会学の理論と学説 国際関係論 スクール・
カウンセリング
3 心理学的人間関係論 ライフサイクルと
発達課題
4 実験心理学B 心理学・
カウンセリング演習Ⅱ
5 キャリアディベロップ
メント演習Ⅱ

 

文学部 社会学部 社会福祉学部 全学部共通科目ほか