在学生ボイス -観光学メジャー

学びのスタイル
在学生ボイス

実際にメジャーを履修している学生からのメッセージを紹介しています。

■社会学部 観光学メジャー
村田ノエルさん
高知県 高知小津高等学校出身
さまざまな地域の観光を学び、地元の振興に生かしたい。

昔から旅行先などで歴史のある街並みを見るのが好きで、先生や先輩から観光学は現地に出向いて学ぶことができるメジャーと聞いて選択しました。「観光景観論Ⅰ」では、中津万象園の木々の植えられ方による景観の美しさを体感。「フィールド・プラクティカム」では、善通寺市内のレトロな建物を調査したり、岡山県の倉敷美観地区を見学するなど、想像していたとおりの内容でした。目標は地元高知県の観光振興を担う仕事をすること。観光を通して地元を知り、他県を知り、国外を知ることをテーマに楽しく学んでいます。

■社会学部 観光学メジャー
坂本恵さん
高知県 高知小津高等学校出身
いろいろな視点から「観光」をとらえる。

家族でよく旅行したり、友人に会いに一人で県外へ出かけたり、「旅行」は自分にとって身近な存在でした。地理が得意なこともあり、観光学メジャーは学びがいがありそうだと考えて選択しました。実際に旅を企画・実施し発表する授業では、ホテル宿泊を目的とした山陰の一人旅を企画。自分で作成した旅行を経験し学びにできるのはもちろん、他の受講生の旅行に対するさまざまな考え方を知ることもできました。観光について複合的な視点で学べ、たくさんの知識を得られるメジャーだと思います。

■社会学部 観光学メジャー
佐光杏美さん
愛媛県 小松高等学校出身

子どもの頃、両親がよく出張に連れていってくれていました。初めて見る景色、初めて味わう食べもの。その一つひとつに感動する度に、旅行が好きになりました。四国学院大学を選んだのは、オープンキャンパスで雰囲気がよかったから。リニューアルされたばかりの食堂も居心地がよく、メジャー制度など自由度が高いところにも惹かれました。

授業は観光学メジャーを中心に、自分の好きなこと、興味があるものを優先。イベント・文化ツーリズムの授業では、グループごとに一からツアーを考え、実際に自分たちで観光したのが楽しかったです。私たちのグループは女木島の日帰りツアーを企画。鬼が島の伝説を体感したり地域のお祭りを学んだりしたのも勉強になりましたが、夏の晴れた日で、海の美しさが本当に印象的でした。ツアーの企画は想像以上に大変でしたが、近場にもこんなにステキな場所があることを知り、地元の魅力を再発見できました。

また、通信情報加工ワークショップの授業では、自分の好きなテーマでホームページを作成。パソコンが苦手だったので難しいという印象でしたが、気づけば夢中になりました。動画を編集し地元のお店のCMを作ったこともあります。授業でのさまざまなチャレンジを通して、ものづくりという新しい分野に興味を持てたことがよかったと思います。

コロナ禍での観光業界は厳しいかもしれませんが、初めて一人暮らしを経験したことで、やりたいことが見つかれば県外にも出てみたいと思うように。学生生活の中で自由な時間が一番多い4年間。自分が少しでも興味を持ったら、たくさん挑戦してみてほしい。卒業する時に、楽しかったな、充実していたなと思えるような4年間を過ごしてほしいと思います。

■社会学部 観光学メジャー
恒石菜々子さん
高知県 山田高等学校出身

アニメで描かれるヨーロッパの雰囲気やK-POPが好きな母親の影響もあり、小さいころから海外に興味がありました。いつかいろいろな国を訪れたいという気持ちから、観光を専門で学べるメジャーがあることや留学制度が充実している点で四国学院大学に進学することを決めました。

一番学びたかった観光学以外にも、他にも国際関連の授業があれば積極的に履修しています。「日本の観光地論」は国内旅行のプランを考えて実行する授業で、私たちのグループは四国内の行楽地を2泊3日で巡る計画を作成。グループで和気あいあいと計画を考えるのがとても面白かったですね。「イベントツーリズム」は、実際に香川県内でツアーを考え、実際に現地に行き自分たちで考えた時間通りに行動してみました。

帰ってからフィードバックを行い先生からの評価してもらいましたが、友達と調べながら現地について考え、実際に現地に行った時はとくに楽しかったですね。

メジャー以外で面白かったのは「国際交流入門」です。新型コロナウイルス感染症の影響で外国人との交流はありませんでしたが、映画を見て、自分たちで内容をさらに調べることで他の国の歴史を知ることができました。グループワークがあるので新しい友達もできます。

授業でいろいろなプランを立てていくうちにやりがいを感じ、将来は観光業界で働きたいと思っています。コロナ禍で留学や外国人との交流は難しく、映像でしか見ることができませんが、いつかは自分で海外旅行のプランを立て、この目で世界を見てみたいと思っています。

■社会学部 観光学メジャー
太田幸寿さん
香川県 高松北高等学校出身

1年次は社会学部という大きな枠組み内で受講したい科目を選び、履修してきました。2年次からは、自分の学びたいジャンルを選択しなくてはならず、まだ将来の進路を明確化できていなかったため、期限直前まで悩んでいました。そんな中、本当に自分が興味を持てるもの、夢に直結せずとも何かしらを吸収できる学問を選ぼうと思い、観光学メジャーを選択しました。

四国学院大学は、他メジャーの科目も履修できるので、専門的な学問を学びつつ、加えて自分が楽しんで受講できそうな科目を選択しています。また、社会に出ても役に立つ英語の授業を各学期必ず受講していました。

観光学メジャーの「フィールドプラクティカム」では、特定の観光地を選択し、自由なテーマで調査しますが、これがとても楽しく、確実にためになったなと思います。観光地の事を知るための情報収集(検索や現地調査、インタビューなど)、それをまとめる能力(レジュメやリーフレット作成など)、発表するプレゼン力など、実践的に学習することができました。私は香川県の屋島の観光地を調査し、実際に足を運んでみて感じた改善点やアピールポイントなどをまとめて発表しました。

観光学と言えば、旅行業務取り扱い資格や世界遺産検定などを学べるのかなとイメージする人も多いでしょうが、観光学メジャーでは専門的な学問だけでなく、観光地における環境問題や航空業など観光に関するさまざまな話題について学ぶことができるのは想像以上で、観光に対する思いもより強くなりました。

四国学院大学ではさまざまな分野の学問を選択・履修することができ、自分の将来の夢の発見につながることもあります。自分の選んだ道を前向きに捉え、何事にも好奇心を持って行動することで、より良い大学生活を送ることできます。

■社会学部 観光学メジャー
  好井柚樹さん
香川県 琴平高等学校出身

観光学メジャーを選んだ一番の理由は、旅行が好きだったこと。友人と海外へ行ったり母と二人旅を楽しんだりするのはもちろん、ノープランで出かけるのも大好きです。私が思う旅の魅力は、初めての場所を訪れることにワクワクする冒険感と、何度訪れても季節によって見え方が違う感動。そこに観光のテーマや地域の歴史を盛り込み、自分でプランニングしてみたいと思いました。

「フィールドプラクティカム」の授業では自らテーマを決め、予算やタイムスケジュールを組んで旅をします。私は、自転車で巡る男木島・女木島の旅を企画。車では行けないコアなスポット、島の人との出会い、何より島の自然を肌で感じることができました。先生や友人の視点から自分が立てた計画表を深掘りできたのも面白く、友人が企画したフードツーリズムや聖地巡礼、登山といった自分にとっては初めての旅に触れる機会も。新たな興味もどんどん湧き、今はアニメや映画のロケ地巡りをプランニングしたいと思っています。他の授業も有意義なものが多く、やはり観光という人々の娯楽に関わる分野だからか、どの先生も楽しそうに講義してくれます。だからこそ学ぶ側も面白く、意欲を持って勉強できるのも魅力だと思います。

実は、入学当初は将来的に必須となる英語を学ぼうと文学部に入りました。でも、この大学にはメジャー制度という幅広い選択肢があります。英語も大切だけど今は自分が学びたい分野を優先しようと決め、社会学部に転学部しました。講義自体が楽しいのはもちろん、大学ならではの自由な時間を生かし、ピアリーダーや接客のバイトなどを通して人との交流を楽しんでいます。コロナ禍で気軽に旅行できない時代ですが、ここで観光を学んだからこそ自分と同じ旅好きの友人と出会え、大人になっても充実した趣味が持てるのではと思います。卒業しても、「観光が好き、旅が好き、人と関わるのが好き」という気持ちを忘れない社会人でありたいです。

■社会学部 観光学メジャー
  松田まなかさん
愛媛県 北条高等学校出身

高校の頃、県外からやってきた人たちが地元のシャッター街を活性化しようとイベントを開催するようになって、私もその活動に参加していました。観光学に興味を持ったのは、それがきっかけです。高校時代に頑張っていた英語も続けたくて、英語メジャーをマイナーとして取っています。

特に面白いなと思ったのは、ツアーを企画・実施する「フィールド・プラクティカム」の授業。現地の人たちや観光客、いろんな人たちの実際の声を聞くのはとてもためになるし、行動力や企画力も磨かれます。友人たちの意見もいい刺激になっています。

学内の留学生との交流や海外での経験も、異文化理解に活きています。国際セミナーでは、韓国の姉妹校に一週間滞在して学生同士で交流を深めました。考え方や生活の違いを目の当たりにして、やはり「現地で体験する」重要性をかみしめました。

学びが深まるにつれて、自分のやりたいことの視野がグッと広がります。大学は学ぶだけでなく、さまざまな人たちと関わるチャンスのある場でもありますから、積極的に多くの人とかかわる姿勢で学生生活に向き合うのが大切だと思います。

私自身も旅好きで、将来は旅行関係の仕事に就きたいと考えています。大学で学んだことを生かして、地域活性化・地域貢献をテーマとするツアーなどを企画したいと思っています。

■社会学部 観光学メジャー
  齋藤彰仁さん
香川県 観音寺総合高等学校出身

入学時はやりたいことが漠然としていましたが、好きな旅行について本格的に学びたくなり、2年生の後期から観光学メジャーに変更しました。幼少期から母の出身である九州地方を中心に、よく旅行に連れて行ってもらった影響が大きいですね。

3年次の前期に履修した授業「イベント・文化ツーリズム」では、自分たちで一から旅行プランを作成し、実際に神戸に行きました。その後、反省点や改善案を探り、コーディネーターの難しさややりがいを肌で感じることができました。観光学を学ぶ上では、明るくポジティブな面ばかりではなく、例えば神戸なら阪神・淡路大震災など、災害や歴史といった側面も知っておかなければなりません。そこで、平和学メジャーや国際文化マネジメントメジャーの授業も一部履修しました。平和学では人権問題を、国際文化マネジメントでは韓国の食文化や習慣を学び、視野が大きく広がりました。3年次の後期に履修した「フード・ツーリズム」も、カルチャーショックを受けた科目の一つです。世界各国の食文化を学んで調理実習をしましたが、中でもうどんのような食感のフォーというベトナム料理がおいしかったです。

旅行業界の第一線で活躍する非常勤講師から、現場の実態を聞くことができるのも大学ならではですね。「海外旅行実務」と「国内旅行業務」という科目がそれに当たり、Eチケットの控えの見方やよくあるトラブルなど、どの話も興味深く、改めて働きがいや大変さを実感しました。専攻メジャー外では、「広告宣伝論」がおもしろかったです。情報発信ツールが多様化する中で、どれが良い・悪いというより、幅広く発信することの重要性に気づきました。

観光学は、座学だけでは得られない経験や刺激に満ちあふれています。世界に目を向けると、日本の良さも分かります。将来は旅行業界に進み、働きながら国内旅行業務取扱管理者の資格取得を目指します。カリスマ性を持ち合わせ、人をワクワクさせるキーパーソンになりたいです。