実際にメジャーを履修している学生からのメッセージを紹介しています。
実験やプログラミングなど、「科学」を楽しく学ぶ。
科学教育マイナーは四国学院大学では珍しい理系の授業で、履修した授業では実験やプログラミングについて学びました。高校は理系クラスだったので、理科や数学は得意な方でしたが、実験の授業が少なかったのでとても新鮮。実験方法や器具の使い方やなど難しい部分もありますが、先生が丁寧に指導してくれます。環境問題など身近な話題をテーマにした授業もあり、社会的な要素も。小学校の教員を目指す人は科学的な知識を身に付ける場として、理系科目が苦手な人は科学の楽しさを知るきっかけとして楽しめるマイナーです。
幼い頃は消極的な性格でしたが、小学5年生の時の担任と出会い、私の長所を伸ばしてくれたことで自分に自信がつきました。父親が小学校の先生でしたので、その頃から父のことも尊敬するようになり、自分も教員の道に。地元で教員免許が取れる四国学院大学に進学し、学校教育メジャーを選択しました。
科学教育マイナーは2021年度から始まった、この大学には珍しい理数系のマイナーです。
このマイナーの科目で実践されている“自分で問いを見つける”という方法は、とても参考になりました。こうした方法は、教員を目指す人にとって欠かせない視点や思考を学ぶ機会になります。小学校教科「算数」や「理科」の指導法を学ぶ大前提となる原理的な方法論や思考方法を深く知る意味でも、学校教育メジャーと併せて学ぶのにお勧めです。
四国学院大学は、先生との距離が近く、いろいろと気にかけてくれるので、近況報告や進路のことなど気軽に相談しています。また教員志望の同級生も多く、一緒に相談しながら授業を作ったり、目標を持った仲間と互いに励ましあいながら教員を目指しています。教育実習に行く際も、先生から励ましの言葉をもらい、とてもうれしかったのを覚えています。
将来は、子どもたちのモデルとなれる先生になり、一緒に成長していきたいと思います。一緒に働く先生や地域の人、保護者などいろんな人とのつながりが大切にし、協力しながら子どもの成長を喜び、自分も成長し続けていく人となりたいです。
大学生活はあっという間だからこそ、目標と目的を持っていろいろなことにチャレンジしてください。新しい発見が必ずあると思います。
小学校の時の担任が子ども心のある先生で、その当時から憧れがあり「大人になったら先生になろう」と決めていました。進路選択の時もその先生のことが頭にあり、小学校の教員免許が取得できるこの大学に入り、学校教育メジャーを専攻しています。また、大学1年生の頃からスタディアフタースクール(学童保育)のアルバイトを始めたことで、子どもと関わることに楽しさを感じ、教員への思いがより強くなりました。
授業は教員免許取得に必修な科目で時間割が埋まることがほとんどですが、空きコマに興味のある授業を入れており、科学教育マイナーの授業も選択しています。科学教育マイナーの授業は、幅広い知識が求められる小学教諭を目指す人にとっては、理数系の内容や環境などの社会問題についても学ぶことができます。
小学校教員はさまざまな科目を教え、マルチに活躍することが求められています。私は興味のあることにはできる限り挑戦するようと考えています。経験することで力になり、自らの教養を高めることにつながります。
専攻以外の授業も自分のためになるものが多いです。1年生の授業で学んだパワーポイントの作成やプレゼンの仕方は、大学の委員会に生かされており、大学の授業がきっかけで社会学というジャンルに触れることができ、メディアやSNSの情報に踊らされることの危うさを知ることができました。大学の授業は高校とは異なることが多く、驚くことがたくさんあります。生活の中では気づけないことに着目し、気づきから学びにつなげることの重要性を実感しました。
理想は、ただ授業を教えるだけでなく、教科書に載っていない「勉強の面白さ」を伝えられる先生になること。これからもチャレンジ精神を大事にしていきたいです。
この大学に入る前に、別の大学の理学部に進学していましたが、このまま勉強して就職するのは何か違うと感じていました。大学を辞めて地元に戻り、放課後児童クラブのアルバイトをしているうちに、「この子たちには目的意識を持ってほしい」と思うようになりましました。子どもと接するのが好きだったので、学校の先生になって子どもたちの成長を手助けしようと思いました。
教員免許を取得するために進学したので、入学前から学校教育メジャーに決めていました。学校現場で実際に従事されていた先生方の授業はどれもタメになりました。国語科指導法や数学概論、英語科教育法など教科教育法に関する授業は、実際の現場観を踏まえた上での内容であったので、実習でも活用できたと思います。メジャー以外でも、教育現場の現状を顧みて必要だと思う内容、事柄については、メジャーを超え、履修しています。法律では学校の運営、心理学では子どもと接する際の心構えなどについて学ぶことができ、どの授業も楽しかったです。
高校と前の大学では理系でしたので、理系の授業が少ないと感じていました。文系の大学ですので当然ですが…。2021年度から科学教育マイナーがスタートすることを聞き、副専攻として選択しました。理数系の授業は、公式にいたるまでのプロセスや理論的な思考など、理解できると面白い科目。文系寄りの授業が多い中、四国学院大学初の理数系マイナーが誕生。どんな授業になるのか期待しています。
自分の将来について具体的に考えることで、今やるべきことが見えてきました。今は教員免許を取得し、大学生活で教員としての資質を身に付けることが目標。子どもの将来を常に考え、支えることで地域や社会に貢献していきたいですね。
大学に入学した時から、小学校教員になりたいと考えていました。兄がこの大学を卒業して小学校教員になっていることもあり、私にとっては身近な職業でもありました。小学校教員は全ての科目を教えるので、子どもと接する時間も多く、子どもの成長を近くで見ることができることにやりがいを感じています。
メジャーは学校教育を迷わず選択しました。授業は教員免許に必要な物を中心に選択しています。各教科の指導法の授業はどれも実践的な模擬授業があり、面白く勉強になりました。特に体育の指導法では、先生から具体的な指摘もあり、実習でも役に立ちました。実習では、実際の現場で子どもたちとの触れ合いを通し、目標がより明確になりました。
時間があれば学校教育メジャー以外の授業も積極的に選択しています。2021年度から始まる科学教育マイナーは、教員になる上で必要な知識を習得でき、自分の可能性を広げることができる内容であると期待しています。専攻メジャー以外では、情報加工学や心理学の授業を受けました。情報加工学のマーケティング論は、商品の価値について多角的な考え方があること学び、とても面白かったです。
授業以外では、ピア・リーダー委員会とバレーボールサークルに所属しています。ピア・リーダーでは、大学祭の総合司会を経験しました。人前で話をする機会を与えてくれて、自分でも成長できたと感じています。
大学生活でしか経験できないことがたくさんあります。これからも興味を持ったことには全力で取り組みたいと思います。そして多様な価値観を尊重し、さまざまなことを吸収できる小学校教員になり、子どもたちの成長する姿を見守っていきたいです。