在学生ボイス -哲学メジャー

学びのスタイル
在学生ボイス

実際にメジャーを履修している学生からのメッセージを紹介しています。

■文学部 哲学メジャー
  大麻陽生さん
香川県 英明高等学校出身

高校生のころ、就職か進学か迷っていました。就職するなら自分の好きなことを仕事にしたいと思っていましたが、自分が何に向いているかわかりませんでした。そんな中、四国学院大学のメジャー制度を知り、いろいろな学問を学んで、自分は何がやりたいのか、何ができるのかを考えようと思い、進学を決意。

哲学については以前から興味があり、自分の将来のヒントになることがあればと思い哲学メジャーを専攻しました。今は哲学の授業を中心に、興味がある授業を積極的に履修しています。

哲学メジャーの授業は、一つのテーマに対して学生が意見を言い合うディスカッション形式が多いのが特徴ですが、新型コロナウイルス感染症が拡大して以降、大学に入れなかったり、リモートでの授業だったりと、他の学生を直接対面して話をする機会が少なくなったのが残念です。今まで受けた授業で面白かったのは「哲学演習」。自分の考えでは到底たどり着かない過程や結論を学ぶことで自分の視野を広げることができました。

哲学以外にも、興味のあるメジャーの授業は積極的に受けています。社会福祉学メジャーの「ソーシャルワーク演習」では、人に対して支援する時はその場しのぎではなく、計画を立てて行うことが重要であり、支援後のフォローも大切だということを学び、社会福祉の奥深さを感じることができました。

この大学のキャンパスはきれいで、大学生活を送るには素晴らしい環境です。情報関連機器は整備されているほか、バリアフリーの図書館や新しくなった食堂など設備も充実しています。恵まれた環境に感謝し、大学での4年間を大切にして、社会に出た時には、自立した大人になりたいと思います。

■文学部 哲学メジャー
  竹内美月さん
香川県 香川誠陵高等学校出身

哲学との出会いは高校2年の時。読書が趣味で、いろいろなジャンルの本を読んできましたが、哲学者サルトルの本と出会ったことで、さまざまな思想を知り、考えることが楽しいと感じました。その頃から大学で哲学をもっと深く学びたいと思い、哲学メジャーを選択しました。

哲学の授業は少人数でのディスカッション形式がほとんど。私が特に面白いと感じたのは「倫理・価値・社会・宗教Ⅰ」です。倫理に関する論文が授業の中で取り上げられるのですが、民主主義や死生観などについて一般的な考えを改めて正しいのか問い直し、深く考えることができました。授業を受けるまでは、哲学の歴史をただ覚えるだけではないかと考えていました。実際の授業では考え方を学んだり、一つの事柄に対してさまざまな哲学者の考えが紹介されたりと、哲学の奥深さを学ぶことができるので楽しいですね。ただ、新型コロナウイルス感染症の影響で休校やオンラインになるなど、直接会って議論する場が減っているのが残念です。

哲学の考え方は、他の学問にも応用できると思います。それを感じたのは「日本史通史」。ただ歴史を覚えるものではなく、歴史を「複眼」で見ることに重点が置かれており、一つの歴史的事柄に対してさまざまな視点から考えるという点で、哲学的な考え方と似ていると感じました。

哲学を学んでいることで、何気ない日常のいろいろな出来事について「考える」きっかけを与えてくれるのが哲学の魅力ですね。哲学は難しいと思うかもしれませんが、学んでみると全ての学問に通じているので、視野が広がって楽しいと思います。

■文学部 哲学メジャー
  桃谷優太郎さん
香川県 尽誠学園高等学校出身

哲学に興味を持ったのは、2年の春。体系的な話ではなく、哲学者の主張を題材にして、それに対して理論を展開していく内容でとても面白かったです。講義を受けていくうちに、哲学的な考え方が好きになり、他の講義も受けてみたいと思うようになりました。文学や社会学、心理学など、どの授業も哲学に通じていると思います。哲学的な視点で受けると、新たな自分が見つけられると思います。

哲学と聞くと「難しい」と感じるかもしれませんが、そんなことありません。人世は哲学無しでは成り立たず、どんな学問も哲学に通じる部分か必ずあります。さらに、創造力を作ることもできる学問なので、学んでおいて損はないと思います。私は平和学と哲学の授業を中心に、自分のインスピレーションをもとに自分で学習できる講義を選択しています。

新たな発見という点では、どの講義もそれぞれの魅力があります。専攻メジャー以外の授業では、金泰勲先生の人文科学の基礎がとても面白かったです。自分の興味があることを歴史的に紹介するもので、何でもできるのが良かったです。

四国学院は小さな大学なので、生徒と教授の距離が近く、何でも話しやすい環境です。わからないことはすぐ聞けるし、思ったこと考えたことなどを話すことができるので、困った時は先生を有効に活用しています。いろいろな知識も増え、考え方の幅も広がるので、とても楽しいです。あとは図書館がおすすめです。レポートや卒業論文の参考になる資料がそろっています。特に旧館は言葉では言い表せないので、一度本を借りに行ってほしいです。

■文学部 哲学メジャー
  小笠原拓哉さん
香川県 高松東高等学校出身

オープンキャンパスで哲学の話を初めて聞き、問題を解決することを重視するのではなく、「なぜ?」を繰り返しながら、問題を掘り下げていく独特の考え方にひかれました。他の学問にはない考え方であり、大学に入ったら哲学メジャーを受講しようと思っていました。

哲学演習の授業は基本ディスカッション形式です。議論が白熱して、新たな議論に展開していく過程が面白いです。内容によっては、驚かされる部分がたくさんあります。教科書問題を取り扱ったディスカッションでは、現代の日本が抱える問題は何かというような議論につながり、改めて哲学の奥深さを学びました。また、意見の肯定否定よりもなぜそう考えたのかを重視するので、予備知識などがなくても自分の意見さえ持っていればそこから新たな議論に行きつきます。

授業は哲学だけでなく、科目名を見て面白そうなものを選んでいます。社会学の授業では、日本の政治問題(主に外交、国内政治の問題)を取り上げた際、ニュースや新聞で扱われていたことがはっきりと分かるようになり、とても面白かったです。「社会倫理学入門」では、実際にテレビや新聞で報道された問題などが授業のテーマになっていたので、比較的入り込みやすかったです。

将来のことはまだ具体的に考えていませんが、人から好まれるような資質(感じの良さや、常識、礼儀などの対人関係において基本的なこと)をより向上させ、何かの問題に直面した時に、向き合ってじっくり考えられる社会人になりたいです。

■文学部 哲学メジャー
  齋藤大致さん
滋賀県 比叡山高等学校出身

高校時代に同級生と「とある魔術の禁書目録(インデックス)」というアニメを見て、善と悪について考えるようになったことが、哲学にハマるきっかけでした。何かをする上でそこには必ず哲学があり、さまざまな分野に通じる学問です。

哲学の授業は、座学ではなくディスカッション形式の演習が多いのが特徴です。与えられたテーマに沿って、参考となる教材を探して読み、レポートにまとめて発表し、ディスカッションしています。ディスカッションでは、テーマに対して賛成と反対に分かれ意見をぶつけ合うことがとても楽しいです。時には自分と異なる立場で話をしないといけない時もありますが、自分とは逆の意見も理解することができ、視野が広がります。哲学を学んでいくうちに、確率や倫理、社会などいろいろな事を幅広く考えるようになりました。

哲学メジャー以外で面白かった授業は、政治学系統の授業です。現代の日本のあり方などを考えさせられました。社会学の授業は、先生が哲学的な部分を取り入れていると感じるので、面白いです。

大学での学びを通して「考える力」を身に付け、あらゆる問題に対して、無視せず向き合っていきたいと思います。哲学も一見無駄なものに思えますが、学んでみると物事を多角的に捉え、視野が広がる素晴らしい学問です。