在学生ボイス -演劇ワークショップ実践マイナー

学びのスタイル
在学生ボイス

実際にメジャーを履修している学生からのメッセージを紹介しています。

■社会学部 演劇ワークショップ実践マイナー
  黒木麻絢さん
大分県 大分豊府高等学校出身

大学でも演劇を学びたいと考え、高校の先生から勧めていただいたのが四国学院大学。入学当初は慣れない生活に不安が募り、実際にこのメジャーを選択するかどうかとても悩んだ時期もありましたが、外部の公演や先輩、同期の出演する芝居を見て、やはり舞台に立ちたいという自分の気持ちを無視することできませんでした。

演劇にはさまざまなマイナーがあり、選択していなくても授業を受けることができます。例えば「教育実践と舞台芸術」は、留学生や他のメジャーを選択している学生と一緒に芝居を作ったり、未就学児を対象とした体験型演劇を作る授業です。今年は新型コロナウイルスの影響で留学生との交流はありませんでしたが、自分とは全く違った環境にいる学生が普段どのようなことを考えているか、子どもたちと触れ合うことで自分にはない子どもならではのユニークな着眼点などに驚いたりと、常に新しい発見や価値観に気づかされる時間になりました。演劇というツールが、「演者からお客さんへ」といった一方通行のコミュニケーションではないことを体験できたのは、私にとって大きな発見でした。

大学の魅力の一つに、現在も演劇の最前線で活躍されている豪華な講師陣たちの講義を受けることができるという点があると思います。新型コロナウイルスの影響を大きく受け、授業が受けられないという時期がありましたが、都心部の大学より劇場での公演を再開する動きは早かったため、コロナ禍でも演劇という分野がどのように対応していくか、むしろこの状況下だからこそ伝えられることは何かを、実際に芝居を作っていく中で講師の方々と一緒になって考えることができました。上京しないと演劇を学べないと考えている人も多いと思いますが、私は四国学院大学だからこそ演劇を客観的に見つめられたかなと思っています。

大学生活では、たくさんの出会いやさまざまな経験が待っています。自分にはそれだけの自由と可能性があることを信じて、何事にもチャレンジしてください。

■社会学部 演劇ワークショップ実践マイナー
  宮地友希乃さん
高知県 高知工業高等学校出身

高校時代に演劇部に所属していて、もっと演劇を学びたいと思っていました。小さい頃からアニメや漫画も好きで、将来は役者や声優など演技をする仕事に就きたいと考え、基礎を学ぶことができる身体表現と舞台芸術マネジメントメジャー(現 身体表現と舞台芸術メジャー 通称:演劇コース)を選びました。授業は演劇に関係するメジャー・マイナーの授業を選択しており、2021年度から始まった「演劇ワークショップ実践マイナー」もその一つです。

「演劇ワークショップ実践」では、教育や福祉などさまざまな分野を絡めながら、自分たちで一から演劇をつくり、演じていきます。特に面白かったのは「社会福祉と演劇ワークショップ」という授業です。社会福祉と絡めていくことで「演劇と介護」、「演劇と障害」などつながりがないような分野と関わることができました。学生だけでなく地域の人たちと共演することも新鮮で、視野も広がったと思います。

演劇コースは演技以外にも、照明や音響、制作など演劇に関するすべてのことが学べます。ワークショップは学生が主体となって企画、準備をしていくので、私も出演していない時は裏方に回り、衣装作成補助をしていました。その衣装を着て役者が舞台に上がっていると、自分も舞台に立っている気持ちになれます。

他の学部や分野の授業が選択できるメジャー制度は、この大学の魅力の一つです。編集技術論は、写真だけで動画を作成したり、動画を編集する授業でしたが、元々編集作業は好きだったので、動画編集の課題の時は同じメジャーの友人を主役に短編ドラマを作りました。自分が演じるだけではなく、その映像を編集する作業も学べたことが面白かったですね。

授業では基礎を学んでいくことが多く、演技を磨くためには、基礎が大事だということをあらゆる点で感じました。まだまだ演技の時に自信の無さや不安が顔や動きに出ることが多くあるので、基礎を大切にして経験を積み、どんな役でも堂々と自分を表現できる役者になりたいです。

■社会学部 演劇ワークショップ実践マイナー
  中平早紀さん
広島県 盈進中学高等学校出身

高校時代は演劇部。たった4人の小さな部でしたが、県大会まで進むことができた時、「このまま終わらせたくない、もっと舞台に立っていたい」と強く思いました。演劇コースのある四国学院大学は、そんな自分にとって最適な場所。メジャー・マイナー制度で幅広く学べるので、興味があるものはすべて選択しました。

中でも豊富にある演劇ワークショップでは、役者だけでなく裏方も含めた舞台全体を学べたことで、専門分野以外を知ることの大切さを実感。例えば、留学生や日本語教員を目指す学生も参加している「教育実践と舞台芸術III」の授業では日本語の発音やアクセントを基礎から学ぶのですが、授業後に台本を読むと発声が全然違います。また、「創作表現法」の授業では小説を学んだ上で、自分で書く経験をし、演じるのではなく(台本を)作る側も楽しめました。学習したものを実践してみることで多くの発見があり、違った世界が見えてくると思います。

新しいマイナーとして加わった「演劇ワークショップ実践」では、コミュニケーション能力や交渉力、主体性・多様性と幅広く学べますが、実践することで大きく変わってくると思います。個人的には、最近始めたインプロ(即興演劇)を授業としてもっと学んでみたいと思います。すごく面白いので、たくさんの人に知ってほしいです。

バラエティ豊かな授業を通して必ずしも演劇コース=役者ではないことに気づけたので、将来は演劇以外の仕事で生活基盤を整えるつもりです。でも、演劇が好きなのは変わらないし、相手の目を見て話すことが苦手だった自分を変えてくれた大切な存在。この先も、私の日常の中に演劇があったらいいなと思います。

■社会学部 演劇ワークショップ実践マイナー
  太田奈緒さん
青森県 青森中央高等学校出身

演劇の魅力にはまったのは高校時代。顧問の先生が四国学院大学の非常勤講師で、少人数体制でのびのびと演劇に打ち込める場所だと推薦されたのがきっかけです。オープンキャンパスに参加し、環境の良さやワークショップの楽しさを体感できたことで学びたい気持ちを確信。地元の青森から遠く離れているため親の反対もありましたが、自分の意志は固く譲る気はありませんでした。

実際に学生生活が始まると、改めて演劇が好きだ、この大学を選んで良かったと思えることばかり。授業ではたくさんのワークショップが設けられていて、特に「身体表現ワークショップI~Ⅳ」は演劇やダンス業界で名のある方々と触れ合い、学外に出ないとできないような有意義な経験をしました。他にも、演者や舞台技術などの裏方はもちろん、教員や企業人を目指す学生たちに向けたワークショップも。特に教育現場では、子どもたちと関わる上でとても役立つ経験になると感じました。

どんなシーンにもコミュニケーション能力は大切だと思う中で、マイナーとして新たに始まる「演劇ワークショップ実践」は、数あるワークショップの進化版だと考えます。マイナーの選択はその分時間を要しますが、どんな道に進むにしろ必ず将来に役立つものだと思います。

学生生活を振り返ると、より多く経験するためには1年生のうちに先生や先輩からとにかく情報を得ることが大切だと感じます。人と関わることで必要な情報を得られるので、自分の行動次第で充実度が大きく変わってきます。私自身もさまざまな人と関わり、そこで得た情報からミーティングに参加したり、授業選択の参考にしたりしました。卒業後は一旦演劇から離れて就職しますが、まずは社会人として働く日常を安定させる予定です。でも、ここで学んだことや演劇への思いは変わらない。演劇はいつも日常の中に置いておきたいです。