本学学生が筆岡小学校での学習発表会に携わりました。

2023年1月28日(土)、善通寺市立筆岡小学校にて学習発表会が行われました。
この学習発表会に向けて、「教育の中の舞台公演実習」の受講生と教員が、筆岡小学校5年生のクラスの活動に12月より関わってきました。
「教育の中の舞台公演実習」(担当教員:仙石桂子准教授、西村和宏准教授)の講義は、児童への実践的なアプローチを通じて、ドラマティーチャーとしての学びを深めることを目的としています。
作品の内容は、粟島に宿泊学習で行ったときの経験をもとに、児童からのエピソードや意見を交え、本学教員・学生、担任の先生等、多世代・他機関が関わりながら作成した台本で発表しました。

約二か月に及ぶ活動の中で、クラスであまり喋らなかった児童が演劇的なアプローチによって大きな声で発表できるようになったり、自分に自信がついて積極的に発言できるようになりました。
学生は、セリフを上手くつけられない児童に身振り手振りを提案したり、児童の意見をうまく引き出したりと、教員と児童の橋渡し役としての役割も担い、様々な経験を積むことができました。

児童と学生が「ドラマ教育」を通して交流し、成長できる本学ならではの取り組みとなりました。

筆岡小学校での稽古風景 筆岡小学校での稽古風景 筆岡小学校での稽古風景

今回の取り組みについて、四国新聞紙面(1月28日)にて掲載されました。
演劇で思いを伝えよう 四学大が筆岡小で授業 2カ月かけ共同創作