『世界を広げ、生まれる繋がり』

文学部人文学科 英語メジャー 子川 冬実 さん
期 間: 2019年8 月30日~9 月 9 日
場 所: フィンランド
活動内容: 「多文化共生・国際社会福祉実習Ⅰ」

●「多文化共生・国際社会福祉実習Ⅰ」を履修しようと思ったきっかけを教えてください。
――私は、この授業を受講する前は正直福祉に興味がなく、どちらかというと英語や教育に関心がありました。教育新興国であるフィンランドの教育現場も見ることができるという理由でこの授業を取りました。しかし一方で、福祉に挑戦したいという思いもありました。新たな福祉の形を知ることで教育やその他の分野でも生かせられることがあるのではないかと考えたからです。また、海外に行くことが好きで若者に旅を広める学生団体である「TABIPPO」でも活動しているので、この授業を通してさらに自分の視野を広げたいと思いました。自分でフィンランドに行く勇気も無かったためいいきっかけになったと思います。

●事前準備は何をしましたか。
――授業の中でフィンランドに関する歴史や文化、医療に至るまで興味のある様々な分野を調べる機会がありました。私は教育の分野を調べました。フィンランドは教育や福祉の分野に重点を置いており、国民全体の幸福度も高い水準であるイメージを持っていました。しかし、フィンランドにも現在抱える多くの社会課題があることを知り驚きました。実際福祉が充実していることは事実であり、障がい者のコミュニティも多数形成されています。働く以外の選択肢が多くあるにも関わらず自殺率が低くなく、幼い子どもたちの薬物問題も日本より多いとのことでした。大切なのは問題を未然に防ぐ努力だと感じます。

●実習では、どんなことをしましたか。
――実習では、高齢者施設や障がい者施設、インターナショナルスクール、NGO の団体、演劇の団体などおよそ10の施設を見学させていただきました。演劇の団体は1年間の限定でした。20代の若者が大半で、以前虐待を受けたり、なんらかの原因で心の病を持ったりした方が演劇を通して自分を見つめ直す場でした。演劇を通し本来の自分と対話したり、同じ悩みを共有したりすることで気持ちが軽くなり、自分が大切な存在だと気づくことができているようでした。
見学した施設の中で一番印象に残っているのは、障がい者施設のワールヤーモです。音楽班や演劇班など4つほどの班に分かれて活動していました。実際に演奏や演劇で作成したムービーも見せていただきました。本格的なバンド演奏だったので驚いたのですが、楽譜の読めない方でも演奏できるように工夫が施されていました。楽譜には音階の代わりに色ごとで区別されたマークが描かれています。楽譜同様の楽器に貼られたマークを押さえる、叩くなどすれば演奏できる仕組みになっており、視覚化されていて本当に分かりやすいなと思いました。
高齢者施設では、折り紙や紙風船などを利用者さんと楽しみました。高齢者の方の中には英語が話せない人が多く、翻訳機能を活用したり、フィンランド語を調べたりしながら片言の単語でもコミュニケーションを取りました。言葉が通じなくても私たちが楽しそうにしているだけで利用者の方々もうれしそうだったので、私も訪問してよかったと心から思えました。

●実際に行き、どのようなことを学べましたか。
――教育関係で訪問したのは、小・中学校ぐらいの年代の子どもたちが通うインターナショナルスクールでした。日本よりもとても自由な点が多いと感じました。日本の多くの学校は一日の大半をクラスの中で過ごしますが、訪問した学校では休み時間や放課後廊下で勉強していたり、学年問わずみんなで共同学習をしていたりする姿が印象的でした。また、驚いたのは廊下に体を動かして遊ぶ電子ゲームがあったことです。教育機関である学校に一見一番ふさわしくなさそうでしたが、教育を日本のように限定し、他と隔離しないからこそ生き生きとした生活ができるのだろうかと思いました。
実際見学の時間は1~2時間と長くはなかったのですが、スクールソーシャルワーカーの方にも話をお聞ききすることができました。日本ではまだ馴染みはないかもしれませんが、福祉の国フィンランドでは学校と子どもを繋ぐうえでもスクールソーシャルワーカーは無くてはならない大切な存在となっていました。それほどスクールソーシャルワーカーの力の大きさを感じました。

●様々な施設を見学して、驚いたことはありますか。
――どの施設も美術館のように絵画が飾られていてとてもお洒落だったことです。高齢者施設に飾ってある絵は、子どもや動物の絵が多かったように思います。利用者の方が安心し、リラックスした状態で暮らせるような工夫の一つなのかなと思いました。飾られている絵は月ごとで交代されているようです。これから有名になるだろう今はまだ無名のアーティストの方々の作品を飾っているそうです。多くの方に見ていただけることでアーティストとして売れやすくなるという手段も兼ねていました。
一番驚いたのは市役所です。日本で市役所と聞くと、白などで統一されたシンプルな内装を想像しがちですが、そのイメージは完全に打破されました。スーパーマーケットの一室にあり、カラフルに装飾された壁にはおしゃれに絵画が飾られていました。入り口にはドリンクだけではなく、お菓子やフルーツ、キッシュまで様々な軽食が用意されているのも印象的でした。
また、図書館には日本の折り鶴が人気なのか沢山天井から吊られており、NGO 団体の施設もカラフルでまるでカフェのような雰囲気でした。

●行く前の想像と違った点はありましたか。
――日本より、スクールソーシャルワーカーの威厳があると感じました。多くのソーシャルワーカーが厳格な雰囲気だそうです。私の偏見ですが福祉に携わる方のイメージとして優しそうという印象がありました。もちろん、フィンランドのスクールソーシャルワーカーが優しくないと言いたいわけではありません。優しさだけで務まるお仕事だとも当然思ってはいないですが、困っている生徒に優しく寄り添うといったイメージのみが私の中で先行していたからだと思います。日本ではほとんどの場合、生徒の方からスクールソーシャルワーカーに相談に行くことで対応してくれます。しかし、フィンランドの場合はスクールソーシャルワーカー側から困っている生徒に対して積極的に働きかけていました。学校を既定の日数以上連続で休んでいる生徒がいると、すぐさま家庭に連絡するなどして対応します。特定の曜日だけ休んだりする場合もすぐに連絡があるそうです。ある意味で教師よりも生活面では権利があるように感じました。不登校に関しては日本よりも問題視されており、その意味では多様な生き方を排除されていると捉えることもできるでしょう。ただ、やはりフィンランドの福祉教育には学ぶべきところが多々あると感じました。先ほどの例のような一見厳しく見えてしまうことも含め、「生徒と向き合う」姿勢を一貫しているからです。生徒と対談する際、スクールソーシャルワーカーはデザインを交えながらその子の長所をどんどん書き出していました。また、生徒が良い行動を取った場合にはニコニコマークを見せるなど視覚的に分かりやすい指導をされていると感じました。

●フィンランドの生活文化や食文化に触れることはできましたか。
――基本的に午前中に実習施設を回り、15時頃から自由だったので観光をしていました。首都ヘルシンキとタンペレに滞在しました。ヘルシンキとタンペレは電車で2時間ほどの距離です。首都と聞くとどうしても東京都のような人口密度が非常に高い地域を想像しがちですが駅を離れるとそれほど人も多くなく、ゆったりとした雰囲気で大変落ち着きました。ただ首都というだけあり施設等は大変充実しており、文化財に指定されていそうな建物や劇場などのアート施設も多数ありました。
買い物や食事は物価が高く、大変困りました。軽食だともっと安いですが、基本的に日本円で一食当たり2000円近く外食するとかかってしまいます。だから、ホテルの朝食をしっかり食べなるべく昼食を抑え、夕食はお菓子だけで済ませるなんてことも多々ありました。25%もの消費税が福祉をここまで徹底できる大きな理由の一つなのだなと実感しました。水などの液体類が特に高いと感じました。安いマーケットでは 0.6 €程ですが、平均的に3€と水1本350 円ぐらいだったため安いマーケットで買いだめしていました。ジュースや水よりも、お酒の方が安かった気がします。また日本だとマーケットは何も買わなくても店から出ることができますが、フィンランドのマーケットは入口と出口が一方通行でレジ通らないと出にくい仕様となっていました。
フィンランドでは日本文化が人気なのか、日本料理の店も多かったです。空港に着いて一番初めに目についたのはラーメン屋さんでした。街中にはお寿司屋も多数ありましたが、フルーツ寿司などかなり独自にアレンジされたメニューが多く斬新でした。やはり北欧というだけあり、サーモンが新鮮でとても美味しかったです。
フィンランド料理では、ライ麦粉と小麦粉の生地にライスプディングやマッシュポテトじゃがいもやチーズなどを包んだカレリアンピーラッカやキッシュを食べました。素材を生かした自然な味の料理が多かったです。サーモンなどの海産物を生かしたフィンランド料理も食べてみたかったのですが、どれも学生の私には高額で食べるのを諦めました。
食事以外に印象的だったのはコスプレです。ムーミン博物館に行った時、近くのホールでイベントがあり、日本のアニメやゲームのキャラクターのコスプレをしている人が沢山いました。フィンランドと日本は決して近い国ではないにも関わらず、お互いの文化を尊重しあっていて嬉しくなりました。
日本と異なっている点で驚いたのはテレビ番組です。日本では民放局など日本独自のテレビ局がありますが、フィンランドではスウェーデンやイギリス、ドイツ、フランスなど他の国の番組に字幕をつけて放送しています。メディアが発達していないと言うこともできますが、このことで幼い頃から様々な言語に触れるという利点もあると感じました。また、フィンランドにはコメディアン(お笑い芸人)の職業が無いらしく大変驚きました。そのためかバラエティ番組もほとんど無く、ニュースやドキュメンタリーなどが番組の大半を占めていました。家族の団らんや息抜きとしてテレビを見るというよりは、世界の現状を知るなど情報獲得のための手段として認識されているのかなと感じました。個人的な意見になりますが、寒いフィンランドではどうしても家の中でいる時間が多くなります。そのための娯楽としてテレビなどの媒体をより充実させたらいいと考えます。実際12月ごろの自殺率が高いこともデータとして証明されており、早急な解決案の提供が必要なのではないかと感じました。

●日本とフィンランドとの違いはどんなところで感じましたか。
―日本と離れた国であるにもかかわらず、どこか日本と似た雰囲気があり安心して過ごすことができました。どことなく街の雰囲気が日本と似ていたからというのももちろんあるかもしれませんが、シャイな人が多いという日本と似た国民性だからかもしれません。
ショッピングモールで特に日本との違いを感じました。日本ではショッピングモール内では必ず歩きますが、スクーターやスケートボードでモール内を移動している人を度々見かけました。犬を連れて歩いている人もいました。電車内でも同様犬を連れて乗ることが許可されており、頻繁に見ることができます。フィンランドでは大型犬を飼っている人が多く、店や電車内でも吠えずにおとなしい犬が多かったように思います。
交通の面では、ベビーカーや車イスの方も電車やバスに乗りやすいようにスペースが広くなっていたりスロープがあったりして、バリアフリーの気遣いがありました。ただ、点字ブロックが無かったのが少し残念だなと感じました。また、ヨーロッパは古いものを大事にするのと、景観を守ってか石畳の道や古い建物が多く、電車やバスはバリアフリーが充実していても普段の生活では非常に段差が多いように感じました。街並みに対応するように車イスのタイヤが日本のものより太くてパンクしにくい作りになっており工夫されていました。
フィンランドは日本に比べてジェンダーの理解が進んでいました。その例としてトイレが挙げられます。女性用、男性用と分けるのではなく、女性と男性の真ん中のマークも描かれていました。このことで性別に対する悩みが無くなる人もいるでしょうし、日本で問題となっている女性トイレの混雑を防ぐことも出来るのではない赤と思いました。
ジェンダーの他にもフィンランドはIT が進んでいる国でした。ヘルシンキの中央図書館にはVRを体験できるほか、自分でアプリを製作できるブースや、3D プリンターも申請すれば利用できるようになっていました。

●今回の実習を通して、自分が変わった点はありますか。
――福祉に対するイメージが大きく変わりました。今まで働く人は大変そうという意識しかありませんでした。利用者もどことなく疲れていて、元気がなく人生の最後の場となってしまうイメージがあったのです。病院に似ていて壁が白く、施設内は消毒の匂いがする所など、マイナスなイマージでした。しかしフィンランドの高齢者施設に訪問することで福祉の新たな考え方を知れた気がします。日本は「病院」同様施設として衛生面を徹底しており、様々な規定が厳しいのだと思います。フィンランドは「家庭」に近く、利用者本位であることが前提なのではないかと思いました。廊下に絵や利用者の方の思い出の品を飾るなどの工夫がなされていました。個人の部屋も日本より広く、私物も多く持ち込めるようでした。施設内は家具を含め様々な色であふれていました。また、施設内にペットがいたり、介護士もアクセサリーを付けていたりとかなり家庭に近かったです。実際に利用者の方は生き生きとされており、居心地がよさそうでした。最も印象的だったのは介護に携わる職員の方々の楽しそうな様子です。利用者はもちろん、職員の方々同士も大変仲がよさそうでした。職業に誇りを持っているからこそやりがいを感じられるし、楽しめるんだろうなと感じる場面がしばしばありました。利用者の方と休憩中にはお菓子を食べながらUNOを楽しんでいて、自由度も高くゆったりとしていました。これは、介護士などが充実度も給料面でも高く、かなり人気のある職業だからこそ出来ることでもあります。それだけ利用者一人当たりの介護士の割合が高いため、時間にも気持ち的にもゆとりが生まれ、結果的に利用者にいい影響を与えられているのです。
見学した施設には寝たきりや重症の方がほとんどいませんでした。リラックスして生き生きと過ごせていることも理由の一つなのかなと感じました。日本では隔離されているイメージからか、利用者の方が自分はまだ家でも居れるのに施設に入れられた、家族に追い出された、という意識を持つ人もいるようです。フィンランドではその意識は無く、家族も一緒に外で散歩ができていました。施設の外には湖などの自然が広がっていて、とても景色が良かったです。

●今回の実習を通して、自分が成長したなと感じるのはどんなところですか。
――英語力が磨けたと思います。私は英語メジャーを専攻しており、将来は間接的にでも英語を使った仕事がしたいと考えています。英語力を磨きたかったため、以前瀬戸内国際芸術祭で簡単なガイドのアルバイトをしていました。しかし完全に日本語を遮断した環境ではないにせよ、自ら海外に行くことで生きた英語だけではなく、同時に文化も知ることができました。英語を学ぶのではなく、英語を用いて何かを学べる、英語が「手段」となることが私の目標です。今回の研修で様々な施設に訪問させていただきインタビューをしましたが、英語をもう少し理解できるようになればコミュニケーションが円滑になるのに、とじれったい思いでした。言語に阻まれて学べることが少なくなることは避けたいです。

●これからの将来にどう活かしていきたいですか。
――中・高の英語の教員免許を取ろうと考えています。今回の実習で英語力ももちろんですが、福祉分野はかなり活かせると思います。福祉も教育同様人と人が関わることで成り立つ分野です。一人たりとも同じ人はいないからこそ、福祉はどの職業においても大切な知識となるのではないでしょうか。どの分野にも共通することですが、「知る」ことこそに意味があるのだと思います。
また、旅についてSNSなどで情報発信をしていました。目を通してくださる方もいて、より発信するということに対しての意識が向上したと感じています。まだ、将来の明確な目標はありませんが、「伝える→繋がる」ことが私の永遠のテーマです。これからも好きなことをやり切ってそれを発信していけたらと考えます。繋がるというのはものごと、人脈、知識などあらゆることにおいてということです。どんな自分になることも出来るからこそ、面白いと思います。

●海外研修や海外に興味がある後輩に向けて、アドバイスやメッセージがあればお願いします。
――海外で研修できるのは本当に恵まれたことだと思います。今までの価値観が壊されるくらいの衝撃を受けることもあるかもしれませんが、日本で経験できないことや、ただ単に旅行をしたのでは知られないことも沢山あるからです。また、研修の合間の観光はこの上なく楽しいので楽しみにしておいてください。
また今まで英語が分からないから、海外は怖いイメージがあるから、海外に行くのはお金がかかるからなど、様々な理由で海外に興味はあるものの一歩を踏み出せなかった人は沢山いると思います。しかし、行ってさえしまえば実際何とかなるんです。言語が通じなくても案外意思疎通できますし、今なら翻訳アプリを使うと簡単です。海外は安心とは言い切れませんが、安全な日本でも様々な事件があります。必ず安全な場所などないからこそ、怖さを理由に行かないのは損だと思います。安全面を徹底するならば比較的治安のよい国に行く、今回のような授業などに参加する、旅行会社のプランなど大人数で行く、保険をかけておく、ガイドをつけるなど選択肢は多様です。大切なのは知っておくことではないかと思います。最近では海外もLCCという格安航空を使うと近場だったり、セール中とであったりすると往復でも1万円かもっと安く行くことも出来ます。様々な選択肢があり、自分たちで選べるようになった時代だからこそどこにどのようにお金を使うかの判断が難しいですが、食わず嫌いにはならないようにしてほしいです。実際私がこれほどまでに海外旅にはまったのも大学生になってからです。今回の研修も海外に踏み出す大きな一歩となりました。それまでは時間とお金を理由にしていましたが、最短2日もあれば行くことができるので、言い訳でしかなかったのだと気づきました。情報を得ていないと行動範囲が狭まると感じた瞬間です。今はSNSなどで簡単に知ることも気軽に繋がることも出来ます。それらのツールを活かし、より面白く自分らしい旅を私も見つけていきたいです。2週間ほど前にマレーシアに行ってきましたが、その旅で私は夢中になれるものを見つけました。ずっと旅が好きな理由を考えていました。正直旅行も好きですが、どちらかというと昔から観光よりも宿泊施設にワクワクするタイプでした。出てきた結論はやはり「繋がり」でした。私の価値観として誰かに会うためならどこまででも行くというのがあります。今回マレーシアで単に安いという理由だけで初めてホステルに泊まりました。一泊ジムやプールも付いて600円ほどという破格さでしたが、そこには充実したサービスだけではなく、どんな豪華なホテルで感じるのともまた違う人の温かさがありました。ホステルに来るお客さんのほとんどが私と同じくバックパックで旅をするバックパッカーと呼ばれる人でした。ホステルなので当然相部屋にはなりますが、だからこそ他の宿泊者との距離感は近くなります。今回は中国からフランス、モロッコに至るまで世界中の方々に出会うことができました。旅先で出会う特別感はもちろんのこと、様々な地域から来ているため多くの考え方や習慣、さらには色んな職業の方と出会うことができます。居心地が良すぎて一泊だけの予定でしたが急遽滞在期間を延ばしてしまうほどでした。帰国後も交流があるので面白いなと思います。また、ホステルの宿泊客は前提として旅が好きという共通の趣味があることが多いため、仲良くなりやすいのだと思います。いつかまたあの場所に、そして自分でもホステルを経営したいという夢も出来た瞬間でした。
旅は決して旅が好きな人だけがするものではありません。新しいことに挑戦したい人、今の境遇に満足できていない人、何か悩んでいることがある人、出したい答えがある人などにも旅をして環境を変えることは重要だと思うからです。旅をしている時に答えが出るかもしれないし、充実した旅でしばし悩むことから解放されるかもしれません。研修が研修だけに終わらないで、それぞれ各自の夢や目標、趣味などに繋がったらこの上なく楽しいだろうなと思います。旅が好きな方はぜひ私と語り合いましょう。
取材していただき、ありがとうございました。読んでくださった方も、本当にありがとうございました。