公開日 2020年11月11日
四国学院大学コロナ対策本部長
学長 末吉高明
はじめに
新型コロナウイルス感染が発生して以来、本学は、4月20日「学長メッセージ:緊急事態宣言に対する四国学院大学の対応と指針」の公開を初めてとして、学生向けおよび教職員向けの「新型コロナウイルス感染症への対策について」は、3月以降、適宜改訂を行い、11月4日には第14版を公開している。また、教職員を対象とした新型コロナウイルス感染症に対する「教職員行動指針」もまた、11月4日に第12版を発出してきたところである。
以上のような、四国学院大学における新型コロナウイルス感染症の対策については、4月に設置した「四国学院大学新型コロナウイルス感染症対策本部(以下、「対策本部」と略)」を中心に、新型コロナウイルス感染症への対策方針を決定してきた。例えば、4月の授業開始時期の策定、遠隔授業の基盤整備と展開などの諸決定など、急激な感染症の拡大に適切に対応するための措置の策定などであった。
その後、新型コロナウイルス感染症は、全国的には一定の鎮静化の状況に落ち着いてきたようになっていたが、感染の完全な収束には至らなかった。しかも、10月に入って以降、気温の低下に伴い、感染の拡大が散見できる状況になっている。これら総体状況を踏まえつつ、4月以降の「対策本部」の議論の蓄積(「新型コロナウイルス危機対応SGU教育継続計画Ver.2.0(案)」等の策定)を勘案して、今後の四国学院大学の新型コロナウイルス感染症対策の基本的な対応方針を次のように確定することにした。
1.対策の基本方針
対策の基本指針として次のことを決定する。
冬季に向けて、これまでの「SGU教育継続計画」を前提にしつつ、現状を勘案して新たに「四国学院大学における新型コロナウイルス感染症への対応指針(「SGU教育継続計画」改訂版)」を策定し、大学の感染防止の方針をより一層明確化する。
- ①「対応指針」は、本学の学生、教職員及びその家族の健康・安全を確保することを第一義的に考え、新型コロナウイルス感染症の拡大(感染リスク)防止を目的とする。
- ②「対応指針」は、感染リスクの防止を最大の目的として設定するが、その対応において本学の学生、教職員の基本的人権を阻害(社会的リスク)することがないように最大限留意する。
- ③四国学院大学は、建学の精神から、コロナ感染の防止と同時に、コロナハラスメント防止に取り組み、香川県『NO コロナハラスメント』啓発キャンペーンに賛同している大学としての立場を堅持し、感染の個別具体的な状況に関しては、必要以上に公表することはしない。
2.四国学院大学における新型コロナウイルス感染症への対応指針(「SGU教育継続事業計画」改訂版)について
詳細に関しては、別紙の「四国学院大学における新型コロナウイルス感染症への対応指針(「SGU教育継続事業」(改訂版)」を参照のこと。
なお、「「SGU教育継続事業」(改訂版)」における制限レベルは、感染状況の日々の変化が大きいため、概ね、2週間を単位として感染状況の確認を行い、その都度、必要に応じて変更等を行っていく。
以上
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