「3.11から学ぶ~震災と原発事故から、希望への歩み~」が開催されました。

2017年11月30日、本学711教室にて「3.11から学ぶ~震災と原発事故から、希望への歩み~」と題し、2011年に発生した東日本大震災に関連するドキュメンタリー映画の上演とレクチャーシリーズ(第2回)を行いました。
ドキュメンタリー映画では、日系カナダ人女性映画監督である、リンダ・オオハマ氏による『東北の新月』を上映しました。2年半以上に及ぶ取材ロケを通じて制作された災害に打撃を受けた被災者住民の心の快復をめぐる映像で、上映後は監督から現地の状況、参加者の皆さんへの思いなどをお話しくださいました。

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レクチャーシリーズ(第2回)では、福島県立ふたば未来学園高等学校校長の丹野純一氏をお招きし、「演劇やプロジェクト型学習を通した21世紀型資質能力の育成 ―福島県立ふたば未来学園高等学校の実践的取組を通して―」をテーマに講演いただきました。
ふたば未来学園高等学校の開校の経緯・背景に始まり、地域の復興の課題を見つめるために実施している演劇教育や、アクティブ・ラーニングを取り入れている授業の紹介をしていただき、生徒たちの反応や成長の様子も教えていただきました。
参加された先生方は斬新な取り組みに驚かれながらも、熱心に聞かれ、今後の指導方法について考えを深められました。

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レクチャーシリーズ(第3回)は2018年2月26日(月)に本学教員の赤井勝哉(文学部長)による「もっと笑いを!落語と英語と日本語と-ことばの教育・学習に活かす翻訳論と落語学からのヒント-」を開催予定です.