リエゾン・センターを開設しました

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企画Ⅰ「ドラマチック・コミュニティー:演劇がつなぐ人と地域と文化
2013年12月21日(土)~23日(祝・月)
参加費:一般の方 5,000円

私たちが住む世界、社会がますますグローバル化する中、自分たちとは異なる言語、文化背景を持つ人々とどのように意思疎通をしたらいいのでしょうか?国際表現言語学会は、学会活動を通して、「演劇」的な見方、アプローチが、文化背景の異なる人々をつなげる役割を担うことを目指している学会です。
四国学院大学は中四国初の本格的な演劇専攻コースのある大学です。学会では、研究発表をはじめ、国際表現言語学会理事で劇作家平田オリザ氏のワークショップ、四国学院大学の学生による演劇上演など盛り沢山の内容が展開されます。
また、特に四国学院大学リエゾン・センター開設の特別企画として香川県下の教育関係者や関心ある一般の方々にオープンとし、地域社会へのささやかな貢献ができればと考えています。

第1日

13:30~14:45 基調講演『Communication in the 21st Century』 コーディ・ポールトン(国際表現言語学会IAPL 会長)
15:00~17:30 『日本語学習者のためのシナリオ』 上演 演出:西村和宏(四国学院大学) *上演後アフタートークあり

第2日

10:00~12:00 コミュニケーションワークショップ -演劇を授業に導入するヒント- 平田オリザ(劇作家、四国学院大学) 
13:00~16:50 研究発表Ⅰ
17:10~18:40 ワークショップ 『絵の身になって鑑賞しよう』 竹内利夫(徳島県立近代美術館上席学芸員) Gehrtz 三隅友子(徳島大学)

第3日

10:00~12:00 ワークショップ 『小学生と楽しむドラマワーク』 宮崎充治(桐朋小学校)
13:00~15:40 研究発表Ⅱ
16:00~17:30 パネルディスカッション 『ドラマチック・コミュニティ ~演劇がつなぐ人と地域と文化~』
平田オリザ、宮崎充治、西村和宏、Gehrtz 三隅友子

 

企画Ⅱ「体罰問題をスポーツ文化から考える」
 2013年12月4日(水)17:00~18:30
参加費:無料

 2012年末、大阪市立桜宮高校バスケットボール部において、顧問教諭の体罰を背景として生徒が自殺するという痛ましい事件が発生しました。この事件を契機に、これまでにない規模で全国的調査が行われ、潜在化していた体罰等の実態が明らかになってきました。また、多くのスポーツ活動における暴力的な指導も問題となり、柔道をはじめとしてスポーツ界における指導のあり方も問われてきています。
このようなことから、リエゾン・センター開設特別企画として、学術講演を開催いたします。講演では、専門家をお招きして「わが国に『文化とスポーツを根付かせる』うえで、今後どのような『スポーツ観・指導観』が必要なのか」という視点から、『体罰』の問題を考えてみたいと思いま
す。

講師:森田啓之
兵庫教育大学大学院教育研究科 准教授
兵庫教育大学学長特別補佐(社会連携担当)

健全な子どもが育つには、「学校(学校での学び)」だけでは不十分で、「地域(学校外での学び)」と連携した教育が重要であると考えています。体育やスポーツにおいてもこのことは同様で、「学校」と「地域」の両者を視野に入れつつ、実践を念頭に置いた体育・スポーツの原論をこれまで展開してきました。実際、兵庫県をはじめ多くの市町におけるスポーツ振興計画の策定などに深く関わっています。
ちなみに、本年6月には、兵庫教育大学主催のリレーシンポジウム「いじめと体罰」において、コーディネイターをつとめました。


お申込方法

企画Ⅰ:国際表現言語学会(IAPL) 「ドラマチック・コミュニティー:演劇がつなぐ人と地域と文化」
参加ご希望の方は、12月9日(月)までにリエゾン・センターへお申し込みください。*教育関係者の方は所属(学校名など)もお伺いします。
3日間すべてでも、1日のみの参加でも可能です。
また、ワークショップの定員は30名です。

企画Ⅱ:講演会 「体罰問題をスポーツ文化から考える」
原則、お申し込みの必要はありませんが、混雑が予想されますので、お名前、ご住所を前日までにリエゾン・センターにご連絡いただければ、お席を確保いたします。

四国学院大学リエゾン・センター
TEL : 0877-62-2111(内線 545)
Email : liaison@sg-u.ac.jp