高知さんさんテレビ「Go to キャンパス」で、四国学院大学が取りあげられます。

高知県限定ですが、高知さんさんテレビ 「Go to キャンパス」で、四国学院大学が取りあげられます。是非ご覧下さい。

放送予定日
6月18日(火)20時54分~
7月16日(火)20時54分~
8月 6日(火)20時54分~
8月20日(火)20時54分~
9月17日(火)20時57分~
高知さんさんテレビ

国際テント2019を開催します。

第8回「四国学院大学国際テント」を本学キャンパスにて開催します。

本年のテーマは「アジアの文化を見聞しよう~フィリピン・日本・韓国・台湾~」
(Aspects of Culture in the Philippines, Japan, Korea, Taiwan)です。

今年は特に、本学の学術交流協定校である台湾の中華大学から、約30名の教員学生の皆さんが、日本研修の一環として参加されます。
それぞれの文化の一端を発表したり、交流会を楽しんだりして、東アジア地域の多様な文化の理解を深めたいと願っております。

また、毎回国際色豊かな手料理が並ぶ好評の歓迎夕食会も、多くの有志の皆様にご協力いただき開催します。

国際文化交流に関心のある学内外のたくさんの皆様のご参加を心よりお待ちしています。


■日時:2019年6月28日(金)・29日(土)

■場所:四国学院大学キャンパス

■定員:100名 ※参加費無料・要申込

申込締切:2019年6月24日(月)12:00

■日程

6月28日(金)

17:00~ 登録受付

18:00~20:00 開会式、歓迎夕食会~世界の食べ物と歌舞音曲の夕べ~

6月29日(土)

13:00 受付

14:00~16:30 「東アジアの文化見聞~プレゼンテーションとパフォーマンス~」

16:45~17:45 「さよならティーパーティ」


▼国際テント2019 チラシ PDF

※6/29(土)の日程・場所は変更の可能性があります。

≪お問合せ・お申込先≫
四国学院大学国際オフィス 担当/風折
TEL/FAX 0877-62-2158
E-mail kokusai_office@sg-u.ac.jp

四国学院大学 中学生・高校生 子育て支援活動インターンシップ2019参加者募集

四国学院大学 中学生・高校生 子育て支援活動インターンシップ2019
インターン生を募集します!!

四国学院大学では、将来、子どもや子育て家庭を支える保育士や子どもに関わる仕事をめざしている未来の担い手である、中学生、高校生を対象とした、子育て支援活動インターンシップ2019のインターン生を募集いたします。
このインターンシッププログラムは、本学が長年取り組んでいる地域に対する子育て支援活動である「こどもひろば」通して、本学学生と共に子育て支援活動に取り組み、将来の進路を考えてもらう機会として提供するために企画しました。子どもに関わり、子育て家庭の姿に触れ、そして未来の自分の姿に思い重ねる3日間です。
インターン生となる中学生、高校生は、学年、学科(高校の場合)は、問いません。お申し込み方法は、お申し込みフォーム(QRコード)からお申し込みいただくか、メールに必要事項①~⑤を明記してお申し込み下さい。
<必要事項>
①氏名、②住所、③携帯電話番号、④メールアドレス、⑤所属学校と学年、⑤生年月日
申込み締切は、7月8日(月)正午まで。
なお、定員になり次第、参加申込の受付を終了とさせていただきます。

お問い合わせ先
四国学院大学 こどもひろば運営事務局(社会福祉学部内)
TEL 0877-62-2111(代) 担当:野崎・大山・吉田
FAX 0877-63-7251
E-mail:anozaki@sg-u.ac.jp

お申し込みフォーム

2019年度レクチャーシリーズ 大学・高校教育研究21 『「公共」を学ぶための探求型学習の在り方』

8月22日(木)14:00~15:30に、第1回レクチャーシリーズを開催します。

今回は講師に寺脇研氏をお招きし、探求型学習の在り方について講演いただきます。
高校でも大学でも、「主体的、対話的で深い学び」が求められており、社会が大きく変化していく中で、「公共」について学ぶことが極めて重要となっていくという視点で、これからの教育の在り方についてお話いただきます。
ぜひご参加ください。

 お申込み方法
勤務校・勤務先、氏名、職務・役職をご記載のうえ下記チラシのFAX申込書またはE-mailにてお申込み下さい。

お問合せ
四国学院大学リエゾン・センター
〒765-8505
香川県善通寺市文京町3-2-1
TEL:0877-62-2111(内線545)
FAX:0877-62-2208
E-mail:liaison@sg-u.ac.jp

*かがわコミュニティ・デザイン(KCD)推進事業
*香川県下高校との連携企画

チラシのダウンロードはこちらから

2019年度マイノリティ・ウィークを開催いたします。

2019年度マイノリティ・ウィークを6月17日(月)から22日(土)に開催いたします。
詳細は以下のリンクからご参照ください。
2019マイノリティ・ウィークパンフレット

マイノリティ・ウィークとは
本学では、1995 年に特別推薦入学選考を導入したことに伴い、社会におけるマイノリティ(被差別少数者)が直面する問題や課題について考え、よりよき共生の道を探るための1週間としてマイノリティ・ウィークを設けています。
マイノリティ・ウィークは、当初、学生、教職員有志によって始められましたが、現在は全学的行事として行われており、本年で 25年目を迎えます。

『大人になるために』(ピア・リーダー)

文学部 人文学科 英語メジャー 2019年度卒業 松本教生 さん
活動内容:ピア・リーダー

ピア・リーダーをはじめたきっかけは何ですか。

――入学してすぐの新入生オリエンテーション期間で、「赤いジャケットを着たすごい人がいる!」というのがピア・リーダーの先輩に対する最初の印象でした。十八歳の自分もあと二年すれば成人で、どうすれば大人になれるだろうか、と考えた時に、一週間支えてくださったピア・リーダーの先輩方の姿を見て、ピア・リーダーになれば自分も大人になれるかもしれない、と思ったことがピア・リーダーをはじめたきっかけです。

ピア・リーダー活動をするにあたって、目標などはありましたか。

――正直、目標という目標はありませんでした。ピア・リーダーになるための養成講座の時も、自分は周囲に比べて特筆する能力もありませんでしたし、人見知りな方だったのですが、ピア・リーダーになりたいと努力をして、何とか受かることができました。そういった経緯もあったので、具体的な目標を持って、というよりは、とにかく目の前の与えられる仕事をがむしゃらに頑張っていこうと思って取り組んでいました。

ピア・リーダーになったことで、自分が成長できたと思うところはどこですか。

―― 一番は、リーダーシップ能力と人前で話す力が付きました。十八歳で大学に入学した時は、二十歳になったら自動的に大人になれるかなと思っていたんですが、全然そんなことなくて。でもそんな中で、ピア・リーダー活動の様々な経験を通して少しは大人になれたかなと感じられるようになりました。今、ピア・リーダーとしての代表をやらせてもらっているんですが、ピア・リーダーという組織は他の組織以上に様々な意見がぶつかり合う組織だと思います。一から百まで言われますし、自分の言動がみんなにどう思われているのか、ということも直接的に分かります。でもそういう経験を何度も繰り返していくと、自動的に大勢と話す機会も多くなりますし、みんなをまとめていくというか、こうすればみんなが納得してくれる、ということもどんどん分かってきます。だから、リーダーシップ能力や人前で話す力というのは、ピア・リーダーを経験したからこそ磨くことができた力だと思います。

ピア・リーダー活動で印象に残っていることはありますか。

――印象に残っているのは、ピア・リーダーとしての活動というよりも、日々の伝達事項という小さなことから、新入生やピア同士の人間関係のサポートなどです。他のピア・リーダーは新入生をサポートしますが、自分は代表としてピア・リーダーをサポートしなければならないので、毎日楽しいんですが、大変なことも多いです。たとえば、何かいざこざが起きた時はその子と直接話したりだとか、入学式の時に気になった新入生がいたらその子のクラスター担当のピアの子に「あの子どんな感じかな?」と気にしたり、入学式が終わっても残っている保護者の方がいたら「何かお困りごとはないですか?」と声をかけたり。だから何か大きな一つのこと、というよりかは日々の小さなことを代表としてやっていくことで、リーダーシップ能力や人前で話す力が身についてきたんだと思います。

活動をしている中で、気をつけていることはありますか。

――入学した時は人見知りで、最初は授業も全然楽しくありませんでした。でも、だからこそ、クラスに入って新入生が最初どんな気持ちになるのかを誰よりも分かっていると思います。
だから、クラスが盛り上がってるか、というクラスター単位で見るのではなくて、その中で充実した学生生活を送っている子送っていない子、楽しんでいる子楽しんでいない子、一人ひとりをみるようにしています。それに、やっぱり大学生なので、勉学に励める環境を提供できるよう、人間関係などを自分がサポートできたらなと思っています。また、ピア・リーダーだからここまでしかしない、ということではなく、困っている人がいたら声をかけるし、「大学生のお手本だから」ではなく「大学生のお手本だね」と言われるように心がけています。職員さんや地域の方々と会ったら挨拶するように、ということは全員に徹底しています。

ピア・リーダーの代表になる前となった後では、自分はどう変わったと思いますか。

――最初ピア・リーダーになったばかりの二年生の時は、仕事も何も分かりませんでした。でも新入生は僕のことを“二年生”ではなく“ピア・リーダー”という目で見てきます。だけど全然話すことも話しかけることもできなくて、話しかけられたら話す感じでした。でも今は、自分から話しかけるだけではなく、注意もできるようになりました。そこは大きく変わったところだと思います。それに、今は自分が代表として仕切れる部分もあるので、大変さもあるんですけど楽しみの方が大きくて、やりがいがあります。

ピア・リーダー活動をしていることで、普段の学生生活が豊かになったと思うことはありますか。

――大学は高校とは違ってクラスというものがありません。一年生の時はクラスターがありますけど、もちろん取る授業は違います。でも、ピア・リーダー活動の中で仲間ができるし、本気でぶつかり合うので、喧嘩をしながらも、かけがえのない存在ができます。ピア・リーダーをしていたからこそ、信頼できる仲間に出会えました。ピア・リーダーになって、100%学生生活は豊かになっていると思います。

ピア・リーダー活動をしていてよかったことは何ですか。

―― 一言で言うと、大人になれたことですかね。大学生はあくまでも学生なんですけど、その中で成人を迎えます。もちろん高校を卒業して社会人になった人とはまた違っていて、でもその何かって何だろう? と考えて、もっと上を目指していきたいと思うようになったのもピア・リーダーを始めてからです。学力は自分で勉強すればどうにでもなると思うんですけど、話す力というのを大学生活の中で身につけなければならないものです。だから正直、最初はこの大学に入ったのは間違いかなと思ったこともありました。でも、ピア・リーダーとしての活動で様々な経験をつんだことで、この大学でなければ今の自分はなかったと今なら思えます。それに、大学に入る前は将来の夢もなかったんですけど、大学に入って、ピア・リーダーになって、将来のことを真剣に考えるようになりました。そして今は、自分の飲食店を起業するという大きな夢を持っています。そのための第一歩として、卒業後は飲食店で働きたいと考えています。

これからの将来にどう活かしていきたいですか。

――社会人に求められるスキルとして、人前で喋るとか、コミュニケーション能力やリーダーシップ能力というのは、別に社長にならなくてもとても重要なことだと思っています。その中で、ピア・リーダーとして得たスキルというのは、普通に座って講義を受けるだけでは身につかないし、簡単なプレゼンテーションやグループワークでは身につかないと思います。
卒業後、就職されたピア・リーダーの先輩方が、「ピア・リーダーでの活動がためになった」と口を揃えて言っていたので、このピア・リーダーとしての経験は絶対に活きてくると思います。

ピア・リーダーを目指す後輩へアドバイスやメッセージがあればお願いします。


――自分が言える立場ではないんですが、ピア・リーダーに限らず、最近主体的に何かに取り組む学生が少なくなってきているなと感じています。ピア・リーダーの仕事一つにしても、仕事内容を覚えなければできないものもあるんですけど、一番大事なことはやる気で、主体的に取り組めるかどうかだと思います。何か失敗したら自分にはできないと思ってしまう人がいると思うんですが、失敗したり、怒られたりしなければ成長はできません。一旦怒られて、落ち込みながらも何で怒られたんだろうということを考えて、解決策を見つけて、切り替えて頑張って、また挫折して……ということを繰り返していくことで成長していけると思います。
ピア・リーダーにしても、その仕事ができるできないではなくて、ピア・リーダーの学生がそういう主体者集団になることができれば、ピア・リーダーだけじゃなくて大学も活気づいていくのではないかなと思います。


ピア・リーダー制度とは・・・ピア(peer)とは、英語で“仲間”を意味する言葉。入学して右も左も分からない新入生に対し、不安を抱かずとも済むように、適切なアドバイスや話し相手役になってあげられる上級生が必要なのでは? と誕生したのが、このピア・リーダー制度です。新入生オリエンテーションをはじめとする学内イベントなどの中心的な役割を担います。またオープンキャンパスなどで訪れた高校生の案内役も行っています。

こどもひろば2019を開催します。

2019年7月20日(土)、「むしのせかい」をテーマにこどもひろばを行います。
「こどもひろば」は、本学が子育て・子育ち支援の拠点のひとつとなることを目指し、社会福祉学部の保育士養成コースの学生が主体となって開催しているものです。

『人との出会い、コミュニケーションの大切さ』(海外研修)

社会学部 情報加工学メジャー 2018年度卒業 佐々木直人 さん
期間:2017年9月1日~9月23日
場所:フィリピン シリマン大学
活動内容:インテンシブ・イングリッシュ・プログラム

今回の研修に参加しようと思ったきっかけは何ですか。

――担当の中澤先生にお世話になっていて、誘われたことがきっかけです。元々英語が好きという訳ではなかったので、行く前はとても不安でした。そのため、研修前は英語の単語を書いて覚える、ということをしていました。

授業の中で印象的だったことは何ですか。

――コミュニケーションをとる授業が多かったです。日本の授業のように先生が一方的に話すだけではなくて、円になって一人ひとり発言するという形式でした。みんなが発言しないといけないので、嫌でも話さなければいけません。僕も頑張って英語で喋っていたんですけど、なかなか難しかったです。先生はフレンドリーで、すごく優しかったです。メインで担当してくれていたのは6人ぐらいで、僕が特に英語が苦手だったのでそのあたりも理解してくれていました。他の人に話している時は何を言っているか分からないのに、自分の時だけ簡単な英語で分かるように話してくれたり、それぞれの学生のレベルに合わせて接してくれました。

研修に参加して、大変だったことは何ですか。

――参加していたのは、英語に興味がある子や英語メジャー、観光学メジャー、学校教育メジャーの学生が多かったです。将来外国人の方と関わったり、教員として英語を学ぼうとしている人たちの中で、自分は英語に関係する職業に就こうと思っていなかったので、英語での会話はけっこう大変でした。最初の一週間は言いたいことを話せないし何を言っているのか分からなかったんですけど、二週間目からは耳が慣れてきたのか単語も聞き取れるようになって喋れないなりにもコミュニケーションが取れるようになりました。

今年度から始まったバディ制度はどうでしたか。

――自分が英語が苦手だということを中澤先生が理解してくれていたからか、教え方が上手いバディを僕につけてくれていました。伝え方や教え方が上手で、日本語も少し知っているバディだったので、僕が分からない時にすぐ日本語の単語で伝えてくれました。すごく分かりやすく教えてくれたので、バディがいてくれて本当によかったと思います。

授業以外の時間は、どんなことをして過ごしていましたか。

――平日の金曜日は日本と同じでご飯に行ったり、土日はイベントとか買い物に行ったりしていました。シリマン大学の学生は土日は来ないんですけど、僕のバディは土日も来てくれて、ほぼ毎日会っていました。フィリピンの日曜市やショッピングモール、海、プールなど色んなところを紹介してくれて、すごく楽しかったです。

寮生活はどうでしたか。

――他のみんなは仲良いグループとかで参加してたんですけど、僕は一人で参加していました。寮は、男子は二人部屋と四人部屋とに分かれていて、僕は四人部屋でした。僕の場合、教えてもらわないとやっていけないので、みんなに通訳みたいなことをしてもらったりして、学年関係なく全員と仲良くなれました。最初は知り合いがいなくて不安だったんですけど、みんなと仲良くなれて良かったです。

フィリピンでの生活はどうでしたか。


――生活では慣れない部分も多かったので、余計日本のありがたみが分かりました。水道水が飲めないとか、風呂がないとか、水関係で驚くことが多かったです。プールに行った時の水も、口には入れないように気をつけていました。食生活は、僕には合わなかったです。でも、バナナはとても美味しかったです。バナナはいつでも気にせず食べられるし、すごく安かったです。日本のバナナとは違って大きいですし、一房に十本ぐらい生っていて、フィリピンではバナナをめちゃくちゃ食べました。あと、チキンもすごく美味しかったです。飲食店では肉料理が多くて、野菜が少なかったです。

研修に参加して、自分の中で何か変化はありましたか。

――僕は、人生の中で海外に行くつもりは全くありませんでした。一回ぐらいハワイに行けたらいいかな、という思いはあったんですけど、興味がなかったんです。この研修のためにパスポートを作って初めて海外旅行に行ってみて、着いた瞬間全く景色が違っていました。景色が良いとか悪いとかではなくて、世界観も日本とは違うし、日本が平和すぎて自分が平和ボケしていたことも分かって、見たくないものも見たりしたんですけど、色んな人がいて楽しくて、本当に良い勉強になりました。自分でもうまくまとめられないんですけど、ものの価値観とか人生観が変わったと思います。

今回の経験を通して、自分が成長したと思うのはどんなところですか。


――やっぱり、コミュニケーション能力はすごく身についたと思います。僕は、フィリピンでジムに通っていました。治安の問題もあって、学校終わりに遠くに遊びに行ったり夜遊びができる訳でもなかったので、学校が終わって宿題するだけという高校生のような生活でした。僕はそれがすごく嫌で、慣れない場所だし、英語が話せないというストレスも最初はあったので、寮から徒歩1分くらいのフィットネスクラブに毎日通っていました。自分で月パスを買ってジムに通うようになって、最初はやっぱり外国人とは体つきが全然違うので日本人が来たという目で見られていたんですけど、一人だと集中できるし黙々とやっていると、だんだん慣れてきてコミュニケーションをとるようになりました。大学の側だし、日本人以外の学生も来ていたので、すぐにシリマン大学に来ている留学生だということが分かったのか話しかけてくれて、仲良くなりました。僕もめちゃくちゃ英語が喋れるという訳ではないので、軽くコミュニケーションをとりながらトレーニング方法を教えてもらって仲良くなりました。フィリピンの場合、ジムに行った時と帰る時にグータッチをしていたので、そういうスキンシップを通しても仲良くなりました。特に仲良くなったのはオーナーさんで、ジムに来ていた人で十人ぐらいとはコミュニケーションがとれたと思います。学校の授業よりも、ジムの方がすごく楽しかったです。それをバディの子も分かってくれていて、ジムの時間に合わせてくれていました。ジムに行っていたのは僕だけだと思います。ストレス発散にすごく良かったです。

新しい発見や学びはありましたか。

――テロの警戒レベルが向かい側の島が赤で、自分のところは黄色でした。日本では考えられないことがあるんだろうなと思っていたんですけど、自分がちゃんとしていれば大丈夫でしたし、良い人もいっぱいいたので、行ってみないと分からないなと思いました。

最初、海外旅行には興味がなかったということですが、行ってみて変わりましたか。

――他にどんなものがあるんだろう、と他の国にも行ってみたいと思うようになりました。大学生で定番なのは韓国とかグアムだと思うんですけど、せっかくなら変わったところに行ってみたいです。たとえば、バリとかカナダとか行ってみたいです。バリは友達が行ったことがあって良かったと聞いていますし、カナダには友達が留学しているので興味があります。

これからの将来にどう活かしていきたいですか。

――小さいことを考えずにもう少し大きいことで物事を考えたいと思うようになりました。他に参加していたみんなは英語をそのまま将来につなげることを考えていると思うんですけど、僕は社会学部の情報加工メジャーを専攻していて、将来は営業関係の仕事を考えています。僕は工業高校出身なんですけど、卒業生はほとんどが工場に就職します。でも、同じことを繰り返したり、じっとしているのは自分には向いてないなと思っていました。毎日変化があって、人と関われたり、違うことをしたかったので、大学で色んな情報を得て色んなことを知りたいと思い、情報加工学メジャーを専攻しました。それに、営業に必要な情報発信をするノウハウを田尾先生に教えてもらいたいと思ったのも理由です。営業で英語をメインで使うことはないと思うんですけど、もしそういう機会があったら活かしたいと思います。一番は、今回の研修で学んだ誰とでも仲良くなれるコミュニケーションを将来につなげたいです。あと、せっかく仲良くなったジムの仲間と英語で喋れなかったのが悔しかったので、もっと英語が喋りたいと思うようになりました。

海外での英語研修を考えている後輩へのアドバイスやメッセージなどあればお願いします。


――自分みたいなタイプはなかなかいないと思うんですけど、行こうと思えば誰でも行けます、ということは伝えたいです。英語に自信がない僕でも、なんとかコミュニケーションがとれて、友達もできて、行って良かったと思えました。日本のありがたみが分かったり、ものの価値観とか人との出会いとか、すごく良かったです。英語を学ぶために一緒に行ったメンバーと得たものは違うかもしれないんですけど、自分は人との出会いが大きかったです。僕でもなんとか行けたので、ちょっとでも興味があれば行けると思います!

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*シリマン大学(フィリピン)
シリマン大学は、本学の学術交流協定校です。シリマン大学があるドゥマゲテは、学生の街といわれるだけあって、賑やかで活気のある場所です。留学生は、日本だけではなく、世界各国から集まっています。
*インテンシブ・イングリッシュ・プログラム(フィリピン)
夏休みを利用したフィリピンでの短期語学研修のための授業で、本学の姉妹校であるシリマン大学などで英語を3週間集中的に学習する短期英語研修プログラム。全学年対象の授業科目として2016年度より実施しています。このプログラムは、フィリピンへの旅費・宿泊費および研修授業料については、大学からの全額補助がありました。