リエゾン・センター開設記念特別企画Ⅱ 「体罰問題をスポーツ文化から考える」

リエゾン・センター開設記念特別企画

2012年末、大阪市立桜宮高校バスケットボール部において、顧問教諭の体罰を背景として生徒が自殺するという痛ましい事件が発生しました。この事件を契機に、これまでにない規模で全国的調査が行われ、潜在化していた体罰等の実態が明らかになってきました。また、多くのスポーツ活動における暴力的な指導も問題となり、柔道をはじめとしてスポーツ界における指導のあり方も問われてきています。

このようなことから、本研修では「わが国に『文化とスポーツを根付かせる』うえで、今後どのような『スポーツ観・指導観』が必要なのか」という視点から、『体罰』の問題を考えてみたいと思います。

講師 : 森田 啓之(もりた ひろゆき) 先生
兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授
兵庫教育大学学長特別補佐(社会連携担当)
【プロフィール】
愛媛県松山市出身
筑波大学大学院修士課程修了後
兵庫教育大学教育学部助手として赴任
現在、兵庫教育大学学長特別補佐・
大学院学校教育研究科准教授(社会連携担当)
著書
「新世紀スポーツ文化論-体育学論叢Ⅳ-」,森田啓之、他
(共著),2000,タイムス.など著書・論文多数。
「体罰」に関しての著書が、金子書房より近日発刊予定。

日時 : 2013年12月4日(水) 17:00~18:30
場所 : 四国学院大学 711教室
対象 : 全学対象(学生・教職員)、一般市民、学校体育・社会体育の指導者・選手、スポーツ・武道等市民団体の指導者・選手
定員 : 300名(申し込み不要)
参加費 : 無料
※ 手話通訳あり

【お問い合わせ先】
四国学院大学 CHCセンター
TEL : 0877-62-2111(内線423)  E-mail : chc@sg-u.ac.jp