特別推薦選考

本学では、建学理念を具現化する試みの一つとして、1995年度入試から「特別推薦入学選考制度」を実施しています。

特別推薦入学選考制度アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)はこちらをご覧ください。

それぞれの枠の具体的な趣旨および内容は、以下の要項に示されています。以上の精神ならびに趣旨を御理解のうえ、多くの志願者が応募されることを期待いたします。

【A-1 被差別部落出身者特別推薦入学選考】

目的 世界人権宣言の精神、および国際人権規約によって保障された権利を、被差別部落出身者に確保する試みの一環として制定されたものである。本学では既に永きにわたって部落問題の解決に向けて微力を注いできたが、本制度は、歴史的経緯の中で、学内的な合意が形成され、実施されるものである。
出願資格 出願資格に加えて、出願時に、次の2 つの条件を満たす者とする。
なお、過年度卒業生であっても出願できる。
⑴ 被差別部落出身者としての出自の自覚を持つ者。
⑵ 本学での教育を受けることによって得るものを部落問題の解決に向けて役立てようとする意欲のある者。

【A-2 被差別少数者特別推薦入学選考】

目的 被差別部落出身者および身体障害者特別推薦入学該当者以外の者で、日本社会にあって被差別少数者である人々に、世界人権宣言の精神、および国際人権規約によって保障された権利を、確保する試みの一環として制定されたものである。
出願資格 出願資格に加えて、出願時に、次の2 つの条件を満たす者とする。
なお、過年度卒業生であっても出願できる。
⑴ 次の各号のうち、いずれかに該当する者。
① 在日韓国・朝鮮人(日本の植民地支配に起因して在日する朝鮮半島にルーツがある者。国籍を問わない。)
② アイヌ(アイヌ民族としての出自の自覚を持つ者。現住地は問わない。)
③ 沖縄人および奄美諸島出身者(ウチナーンチュおよび奄美諸島出身者としての出自の自覚を持つ者。現住地は問わない。)《*注記》
④ その他、現代日本における被差別少数者(この場合は、出願する1ヶ月前までに必ず本学の入試課に書面にて申し出ること。)
⑵ 本学での教育をそれぞれの被差別少数者問題の解決に向けて役立てようとする意欲のある者。

《*注記》過去のやまとの沖縄に対する差別の歴史をさておいても、現在のウチナーンチュおよび奄美諸島出身者を「被差別少数者」と規定
することに関しては、疑義および議論の余地がある。ここでは、おもに日本全体の差別構造の中で、沖縄および奄美諸島が占めてきた被差別の位置という意味でこの語を用いている。いずれにしろ今後の日本の平和問題、環境問題をはじめとする政治、経済、文化を考える時に、ウチナーンチュおよび奄美諸島出身者とヤマトンチュの大学における教育研究の積極的な共有をめざすことが重要であるとの認識から、この特別推薦入学選考制度に両者を含めることとした。

【A-3 身体障害者特別推薦入学選考】

目的 建学の精神に基づき、身体に障害のある者に対して、大学教育の機会の拡大と促進を積極的にはかることを目的として制定されたものである。
出願資格 出願資格に加えて、出願時に、下記に該当する者とする。
なお、過年度卒業生であっても出願できる。
身体に障害のある者で、学校長等の推薦のある者。

【注意事項】
本学は、身体障害者受け入れ体制の確立に向けて、できる限り努力しておりますが、多くの不備な点があるのも事実です。本学としては、志願者が本学の身体障害者受け入れ状況の実態を確認され、充分了解された上で出願されることを強く希望します。そのために、出願前に一度来学されるようお願い致します。その場合には、必ず事前に入試課まで連絡して出願する1 ヶ月前までに来学ください。

【B-1 キリスト者特別推薦入学選考】

目的 本学の建学憲章に則り、広くキリスト教信仰に立つキリスト者学生を募ることを目的として制定されたものである。
出願資格 出願資格に加えて、出願時に、次のいずれか1 つの条件に該当する者とする。なお、過年度卒業生であっても出願できる。
⑴ 受洗をしているキリスト者。
⑵ キリスト教の信仰告白をし、所属教会(※)の主管者が認めるキリスト者。
(※無教会の集会を含む)

【B-2 海外帰国生徒特別推薦入学選考】

目的 海外帰国生徒を募り、海外の教育機関との交流を深め、広く国際交流を促進するための一環として制定されたものである。
出願資格 外国において2年以上学校教育を受け入学時点で18歳以上に達した者で、次のいずれか一つの条件に該当する者とする。
⑴ 外国において学校教育における12年の課程を修了した者、または、これに準ずる課程を修了した者で、修了日から本学の入学日まで2年未満の者、または出願時に修了見込みの者。
⑵ 外国の高等学校を卒業後、本学の入学日まで2年未満の者、または出願時に修了見込みの者。
⑶ 外国の高等学校に2年間以上在学し、日本の高等学校を卒業後、本学の入学日まで2年未満の者、または、出願時に卒業見込みの者。

【B-3 文化の多様性特別推薦入学選考】

目的 本学の建学憲章にもとづき、多種多様な文化的背景を保持する学生を募ることで、本学の学修環境を豊かなものとするために制定されたものである。
出願資格 本学の出願資格に加えて、次の条件を満たす者とする。
ある特定できる文化的な背景と豊かさを保持し、本学において、その文化を通して勉学およびキャンパスライフに寄与することが期待できる者。
ただし出願希望者はあらかじめ書面(書式自由、住所・氏名・連絡先明記の上)にて、本学に問い合わせること。

出願資格
次のいずれか一つの条件に該当していること。
⑴ 高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者、および2017年3月卒業見込みの者。
⑵ 高等学校以外の教育機関において通常の課程による12年の学校教育を修了した者、および2017年3月修了見込みの者。
⑶ 学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者、および2017年3月31日までにこれに該当する見込みの者。
上記に該当する者は次の通りである。
ア.外国において、学校教育における12年の課程を修了した者、および2017年3月31日までに修了見込みの者、またはこれに準ずる者で文部科学大臣の指定した者。
イ.文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして設定した在外教育施設の当該課程を修了した者、および2017年3月31日までに修了見込みの者。
ウ.専修学校の高等課程(修業年限3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者、および2017年3月31日までに修了見込みの者。
エ.文部科学大臣の指定した者。
オ.高等学校卒業程度認定試験規則による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(旧規定による大学入学資格検定に合格した者を含む)および2017年3月31日までに合格見込みの者。
カ.本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、18歳に達した者。