『異文化に触れて』

文学部 学校教育メジャー/観光学マイナー 堀金美里 さん
期間:9月5日(月)~9月17日(土)
場所:フィリピン シリマン大学
活動内容:インテンシブ・イングリッシュ・プログラム(フィリピン研修)

●研修に参加しようと思ったのは何故ですか。
――英語に触れたくて、今回の研修に参加しました。ずっと、自分の中で英語に対する苦手意識はあったんですけど、喋れたらいいなと思っていました。外国での英語研修を行うサマーセッションの「外国事情」などに参加したい、と思っていたんですけど、教育実習があったりしてなかなか行けなかったんです。でも今回、たまたまフィリピンでの英語研修のお話を聞き、今年からということもあって是非行ってみたい! と思い参加を決めました。

●研修前の事前準備などは何をしましたか。
――研修前に、毎日どれだけ自習をしてきたか、というのを先生がチェックしてくれていました。私は、語彙力にあまり自信がなかったので、とにかく英語の単語を覚えようと思い、ノートに単語を書く、という自習をしました。高校時代あまり英語を勉強していなかったので、高校以来単語張を開いて、今までで一番単語を勉強しました。

●研修では、どんなことをしましたか。
――フィリピンのシリマン大学で1コマ60分の英語の授業を1日4コマ受けていました。月曜日はエクスポージャクラス、火曜日から金曜日まではそれぞれの先生方の授業を受ける、という時間割りでした。授業を担当してくれたシリマン大学の8人の先生方は、私たちにも分かりやすく教えてくれました。%e4%b8%89%e9%87%8e%e5%8f%af%e5%8d%97%e5%ad%90%e3%81%95%e3%82%93授業中、印象的だったのは、フィリピンと日本の違いはどんなものがあるか、と聞かれた時、私は「お風呂がない」と答えたかったんですけど、まったく通じなかったことです。お風呂の「バス(bath)」と車の「バス(bus)」の違いをうまく伝えられませんでした。事前に単語の勉強はしていましたが、やはり喋るのと書くのとでは大きく違うなぁ、と発音の難しさを実感しました。現地の学生と混じっての授業ではなかったので、飛躍的に英語力が伸びたかと言われるとそうではないのですが、英語でのコミュニケーション面に関しては怖くなくなりました。エクスポージャクラスでは、マングローブを見に行ったり、絶滅危機に面した動物たちがいる小さな動物園に連れて行ってもらいました。ガイドさんの英語での解説を聞き取って、ワークシートを提出するという授業だったんですけど、少しでも気を抜くと単語を聞き逃してしまうので、しっかりと聞き耳を立ててガイドさんの話を聞いていました。

●フィリピンでの生活はどうでしたか。
――研修中は、シリマン大学の寮で生活をしていました。2年生から4年生まで学年がばらばらのメンバーだったんですけど、一部屋に女子7人での生活ということもあってすごく仲良くなれました。研修中の生活は自分たちでしなければいけなかったので、近所のスーパーへの水やパンの買出しなど自分たちだけで行っていました。でも、寮にコンロなどがなかったので、食事は基本的に外食でした。はじめはお米も日本のものよりもパサパサしていたりして、なかなか喉を通らなかったんですけど、慣れてくるとおいしく感じるようになりました。中でも、よく食べたのはチキン料理とマンゴーです。あと、研修の参加者の中に去年10ヶ月ほどフィリピンに留学していた先輩がいて、きれいな海と大きなプールがあるネグロス島のバフラリゾートに連れて行ってもらいました。朝一で行ったので人が少なく、貸切状態でした。%e5%a0%80%e9%87%91%e7%be%8e%e9%87%8c%e3%81%95%e3%82%93

●フィリピンと日本の違いなどはどういうところで感じましたか。
――シリマン大学の寮には洗濯機がなくて、洗濯はすべて手洗いでした。週に2回ランドリーウーマンが来てくれるんですけど、週2回だと着る服がなくなってしまうので私はずっと手もみで洗濯をしていました。研修前に洗濯機がないことは聞いていたので、持参した洗面器はとても役に立ちました。スーパーに買い物に行くと、入り口で警備員による持ち物検査があって、危険物がないかチェックされます。折り畳み傘も引っかかって、そういった手荷物は預けて買い物をしました。部屋には蟻がよく出たんですけど、フィリピンで蟻はお金の象徴だから殺してはいけない、と言われました。虫に対する考え方ひとつとっても日本とは違うんだな、と驚きました。

●今回の体験をこれからの将来にどう活かしていきたいですか。
――スーパーに買い物に行った時、物乞いをしている人々を見かけました。その中には子どもたちの姿もあって、この子たちはちゃんと教育を受けられているのだろうか、と気になりました。私が学校教育メジャーということもあり、そういった場面を見て教育の必要性を感じました。
私自身、今回の研修で実際に異文化に触れ、様々な価値観や生活を知ったことで、視野を広げることができました。だから私は、将来、広い物の見方ができる子どもたちを育てられる教員になりたい、と思いました。

●海外での英語研修を考えている後輩へのアドバイスやメッセージなどあればお願いします。
――私は今回研修に参加して、、外国のフィリピンで二週間やりぬけたので、どこに行っても大丈夫、という自信がつきました。フィリピンで生活ができたことを本当によかったと思っています。やっぱり、行ってみないと分からないことがたくさんあります。私は今回が初めての海外旅行で、親元を離れるのも初めてだったので、不安もありましたが、すごくいい街で、フィリピンの人たちの人柄もよかったので、楽しく過ごすことができました。
だから、もし迷っているなら、行ってみた方がいいですよ!


*シリマン大学(フィリピン)
シリマン大学は、本学の学術交流協定校です。シリマン大学があるドゥマゲテは、学生の街といわれるだけあって、賑やかで活気のある場所です。留学生は、日本だけではなく、世界各国から集まっています。
*インテンシブ・イングリッシュ・プログラム(フィリピン)
全学年対象の授業科目として2016年度より新設され、今年度初めて学生を引率して実施しました。このプログラムは、フィリピンへの旅費・宿泊費および研修授業料については、大学からの全額補助がありました。