『舞台の裏側で』

社会学部(演劇コース) 三野 可南子さん
期間:8月22日~8月31日
場所:鳥取県 鳥の劇場

●「舞台芸術実習Ⅰ」の実習について教えて下さい。
――私は、鳥取県の「鳥の劇場」へ舞台芸術実習に行きました。高校の頃から役者志望として、大会に出す作品や学校で短い作品の公演をしていたんですけど、舞台の裏側の仕事はあまり見たことがありませんでした。なので、今回の実習では、裏側の仕事について見て、体験しようと思い参加しました。

●実習ではどんなことをしましたか。
――私が実習中に関わった作品は、9月14日から10月10日まで開催されるBeSeTo(ベセト)演劇祭のプログラムのひとつ、韓国の劇団ティダと鳥の劇場の共同制作作品『詩の教室』です。『詩の教室』の上演は10月9日と10日だったので、上演に向けた準備期間での実習でした。実習では、衣装の片付けをしたり、シンポジウムの仕事に関わらせてもらったりしました。8月27日に行われたシンポジウムは、「海をつうじて行き交うもの 異なるものとの交流が未来をひらく」というタイトルで、鳥取で有名な妖怪からさまざまな形のつながりを語る、というものでした。私は、そのシンポジウムでBeSeTo演劇祭を紹介するためのチラシのセットアップをしました。%e4%b8%89%e9%87%8e%e5%8f%af%e5%8d%97%e5%ad%90%e3%81%95%e3%82%93

●実習を終えての感想を聞かせてください。
――実習前、先輩からはけっこう大変だよ、と聞いていたんですけど、実際はとても楽しく取り組むことができました。舞台製作や宣伝をしてくれている人がいるからこそ、舞台を観に来てくれる人がいる。実際に舞台の裏側で、製作や宣伝に関わっている方たちを見て、改めて「すごい!」と感じました。

●何か変化はありましたか。
――私は、テレビを見るのが大好きで、中学3年の時からテレビに出る仕事がしたいと思っていました。だから、舞台というよりもテレビ関係で役者の仕事がしたいと考えていたんですけど、今回の実習を通して舞台の裏側を知り、その楽しさを感じられたので舞台関係の仕事も視野に入れていきたいと思うようになりました。

●実習に行く後輩へのメッセージなどあればお願いします。
%e4%b8%89%e9%87%8e%e5%8f%af%e5%8d%97%e5%ad%90%e3%81%95%e3%82%93――実習先は毎回変わるみたいなんですけど、私の場合は舞台の裏側を体験し、発見することを目標として実習に臨んだので、色んな体験すべてを楽しんで実習することができました。これから実習に行く人にも、自分の目標を持つことが大事かなと思います。

鳥の劇場について
2006年1月、演出家・中島諒人を中心に設立。鳥取県鳥取市鹿野町の廃校になった幼稚園・小学校を劇場施設へ手作りリノベーション。収容数200人の“劇場”と80人の“スタジオ”をもつ。劇団の運営する劇場として、「創る」・「招く」・「いっしょにやる」・「試みる」・「考える」の5本柱で年間プログラムを構成。現代劇の創作・上演と併行して、ワークショップ、優れた作品の招聘、レクチャーなどを実施する。
(鳥の劇場HPより)